このあいだベトナムのホーチミンに行ったときに知り合った、カンボジアのシェムリアップでホステルを経営している、K村さんがシンガポールに仕事でいらっしゃったので、お会いしてごはんを食べました。
ベトナム旅行を写真で振り返ろうか その1 - シンガポール漂流生活
K村さんは岐阜県出身と聞いていたので、そういえば岐阜県って日本のどこにあるんだろうと思って初めて地図で調べたら、想像してたところとはちょっと違った所にありました。
想像では三重県と和歌山の間くらいにあると思っていたんですが、長野のすぐ隣だったので、えらいびっくらこきました。中島みゆきが福岡出身じゃなくて北海道出身だったと知ったとき以来の衝撃(理由は名曲「ファイト」で「あんたに送るけん持っとってよ~♪」とか歌ってたから)
じゃあずいぶん山々しているんだなと思ったら、有名な飛騨山脈も白川郷も岐阜にあるんですね。両方ともなんとなく長野県だと思ってました。
おら北海道民だから(東京より)西のことはなんもわかんねぇ。
そもそも岐阜って漢字で書けませんよ。岐阜の阜なんて、単体で読んだらフクロウ(梟)って読んじゃうかも。
岐阜県民で知っているのは、昔東京のアルバイト先で一緒に働いていた久世君くらいです(誰やねん)
久世君にはもう15年近くあってませんが、今はドイツのベルリンで陶芸家をやっているようです。https://senken.co.jp/posts/kmiyazawa85
久世君はビーガンで、すごく優しい人なんですけど、屁理屈でかなりクセのある奴でした。久世君のせいで岐阜県民=クセ者と思ってました。
そんな印象がK村さんに会ってだいぶ変わった・・・わけではなく、やっぱり岐阜県民って少し変わってるなというままです。でもあの変わり方は、個人的にはすごく好きです。
でっかい道の大自然で育った私は、山の民に親しみを感じるのかもしれません。山の民が私に親しみを感じるかどうかは別として。
そんなK村さんの経営するホステルは、アンコールワットで有名なカンボジアのシェムリアップにあるそうです。
私はシェムリアップを訪れるほぼ全ての旅行者がアンコールワットを見たらすぐに街を離れて移動すると思ってたんですが、K村さん曰く、じつは3割くらいの人は長期滞在するんだそうです。きっと居心地がいい所なんでしょうね。
私はまだ行ったことがないので、タイの中で似てる街とかありますか?と聞くと、少しチェンマイっぽいかもと言っていました。チェンマイはタイ北部の大きな街で、外国人もたくさん住んでいます。
気になって調べてみると、チェンマイの人口が約13万に対し、シェムリアップは19万人近くいるそうです。小さい村を想像していたんですが、まさかチェンマイよりも大きな街だったとは。
実は今年に入ってシンガポールからすでに3組の友人がシェムリアップに旅行に行きましから、勢いも相当あるんでしょうね~。
行ってみたいなー!僕も言ってみたいなーシェムリアップと岐阜!ギフリアップ!
シンガポールからだと、シンガポールエアラインが直行便を出していて、片道で230ドルくらいですね。岐阜じゃなくてシェムリアップです。
K村さんが運営しているホステルは、「ホステルご縁」という、とても経済的なホテルで、宿泊客の半分が欧米人、もう半分が日本人とのことです。
お部屋はダブルルームでなんと一泊12USD。ドミトリーなら5USDだそうです。安いと言っても日本人経営のホテルはどこの国でも、とても清潔で評判がいいです。長期で泊まりたい人、節約したい若い人にはぴったりじゃないでしょうか。
しかもカフェやサウナも併設しているんだとか。
カンボジアは、ローカルのお店などでは1食2ドルくらいだそうです。なので、シングルルームに泊まって一日三食の生活をしても、1日わずか16ドル。一か月で480ドル(69,000円くらい)じゃあありませんか!
ドミトリーで1日2食だったら270ドル(38,000円)やで!!
(完全にバックパッカーの発想)
そんな生活したくねーよと思うなかれ。人生何があるかわかりません。
もしかしたら旦那さんが連帯保証人になっていて、明日にでも夜逃げすることになるかもしれません。日本にはもう住めない、住んでいたくないと思う事があるかもしれません。
そんなときにこういうオプションがあると知っているだけでも、心に余裕ができるのではないでしょうか。行き場所がなくなったときに、すぐにあの世に行く必要はありません。まずは東南アジアへ行きましょう。案外ほんとうの天国かもしれませんよ。
掃除でもなんでもしますからと言えば、さらに半額になるかもしれませんよ(勝手なこと言ってます)
というわけで、地上の楽園、シェムリアップと岐阜についてでした。
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