ベトナム旅行を写真で振り返ろうか その3 - シンガポール漂流生活
Can Thoから100kmほど北上した、カンボジアとの国境の町、Chau Doc(チャウドック)にも行ってきました。
町でよく見たBun Ca(ブンカー)。Caは魚という意味で、魚の出汁のスープだそうです。名前はわかりませんが黄色い花もたくさん入ってます。花に味はありませんが、なんか健康によさげな感はあります。
町は河沿いにあり、河の向こうには高床式の住居がたくさん見えます。船は観光のためのものではなく、生活や仕事のために使っているガチの河の民です。
仏教徒の聖地であるサム山。山の麓、頂上、周辺にもたくさんお寺があります。頂上からはうっすらとカンボジアも見渡せます。
町の中心にあるお寺。ベトナム語で、菩提道場はボー・デー・ダオ・チャン、南無阿弥陀仏はナン・モー・アー・ディー・ダー・ファッ、らしいです。
三国志の関羽を祀っているお寺に、背もたれ等が刃物になっている椅子を見つけました。拷問器具なのか、神様が座るところだから人間は座るなよって意味なのか。お寺は謎だらけです。
ベトナムの新興宗教、カオダイ教のお寺。写真を撮ろうとしたら、撮ろうとしている所の電気をわざわざつけてくれたりしました。博愛主義を掲げているだけあって、外国人も邪険には扱わないようです。信者の数はベトナム全土で300万人程度だとか。
カトリックの教会。フランスの植民地だけあって、カトリックも人口の7%くらいいるらしいです。現地人っぽい人も二人祀られていました。宣教師かなにかでしょうか。
川がたくさんあるので、橋もたくさんありました。ほとんどは、他の国ではあまり見たことがないアーチ状の橋でした。登るときは楽しいですが、下るときがちょっと怖いです。
田んぼにアヒルや鴨などがたくさんいました。これはたしかアヒル農法というんでしょうか。化学肥料を使わずに、アヒルに雑草や害虫を食べさせるっていうコンセプトだったと思いますが。
町から10kmくらい離れた田舎道を走ってたんですが、このようなハンモックがたくさんあるカフェが、200mおきくらいにありました。アイスコーヒーを頼みましたが、50円くらいでした。
場所と掘っ建て小屋さえあれば、あとはやっすいハンモックをたくさん買ってつけるだけなので、初期費用はかなり安いんじゃないかと思われます。
別のハンモックカフェです。牛肉ごはん(Com Bo)を食べました。店先で炭火で焼いてるんですが、焼き加減が絶妙で、この旅で一番美味しかったかもしれません。
肉の横にあるのは腸を焼いたやつと、酢漬けの大根、ニンジンです。150円くらいでした。また食べたい。田園風景も素敵。
橋がないところには、このような車を運ぶ渡し舟があります。バイクで行ったら30円でした。地元の人にはただの交通手段ですが、私にはちょっとしたアドベンチャーです。
私の好きなベトナム料理の一つ、Banh Canh(バィンカィン)。米粉とタピオカ粉のちょい太麺で、もっちもちです。テーブルに、シンガポールでも食べられるユーティアオ(揚げパン)が必ず置いてあるので、一緒に食べると美味しいです。麺のせいなのか、いつもスープに少しだけとろみがあるように感じます。これも150円くらい。
熱いコーヒーを一杯頼んだら、付属品がこんなにたくさん来ました。蓮茶でしょう。コーヒーはめちゃくちゃ濃いエスプレッソです。お湯の入った器に入れてありました。
かなり田舎にあるカフェなんですが、こんなに手間ヒマかかってるっぽいのにたったの60円でした。お金を払うときに本当に申し訳なくなりました。
このカフェも周りは田んぼだらけです。
チャウドックからホーチミンに帰るときに乗った、寝台バスです。移動は昼間でしたが。FUTA BUSという全国展開の有名なバス会社ので、郊外の町に着いたときは、ホテルまでの無料送迎サービスもある、外国人旅行者にはありがたいバスです。
座り心地、というか寝心地はなかなか良かったです。
ホーチミンまで6時間かかりました。料金は1200円くらいです。
ホーチミンへの途中で寄ったパーキングエリアで売っていた、蓮です(左側の緑のやつは何かわかりません)。みんな買ってたので、これどうやって食べるのかなと思ったら、あのたくさんついてる小さい蓮の実を取り出して皮を剥いて、生で食べるそうです。美味しくはないけど健康に良いのだとか。素敵です。
というわけで、長かったですが以上になります。
今まではほとんどハノイとホーチミンという大きな街にしか行ったことがなかったのですが、今回初めて地方都市にも足を延ばしてみて、ベトナムの素晴らしさに改めて気づかされました。
もうちょっと現地の人と会話がしたいので、ベトナム語も勉強中です。年内にもう一回行けたらいいな~と思ってます。
シンチャオ!
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