わたしはシンガポールに住んでいる。HDB(公営住宅)の25階に住んでいる。高層階なので、下より風が強い(たぶん)。窓を開けていると風がよく通るので、比較的涼しい。だからエアコンを持っていない。
しかし先月、日本から帰ってきてから、暑くて寝苦しい日が続いた。気温はそこまで高くないのだけど、湿度が高い。寝る前にシャワーを浴びて、ベッドに横になるともう身体がベトつく。
前からこんな感じだったような気もするが、もしかしたら日本に長く滞在しすぎて、湿気に弱くなったのかも。それか年齢のせいで体質が変わったのかも。それか気にしすぎかも。
いずれにせよ不快なことには違いない。ブエイタハン!(我慢できない)
ということで除湿器を買ってみた。乾燥している北海道生まれの私は、加湿器は知ってるが、除湿器なんてものがあるのを知らなかった。
加湿は水蒸気をまき散らせばいいが、除湿ってのはどうやって湿気をとるんだ?

窓やドアを閉めて、スイッチオンしてみると、ヴォーンという音を響かせて仕事してる感じを出してきた。湿度の表示は89%だった。蒸してる蒸してる。
一時間くらい経って、湿度が70%以下になった。たしかに湿度が下がってる。肌がべたつかない。もう一時間つけておくとついに60%以下になった。
そして水を溜めるタンクを見てみると、ものすごい水が溜まってる!1リットルくらい溜まってる!これだけの水分がこの空間に漂っていたのか!そしてそれを吸い取ってくれたのか!
久しぶりに感動した。除湿器ってすごい。科学ってすごい。
除湿器を使うときは風を通せないので、室内は少し暑くなるが、それでもいい。私にとっては、湿度が高いよりはマシだ。
湿度が高くて、扇風機などを回すと、湿度のせいで汗をかき、それが扇風機で冷やされて、クシャミが出始める。これが最悪のパターンだ。
もちろんここにエアコンがあれば完璧だ。少し部屋を冷やして、あとは除湿器をかけておく。
じつは奥さんがついに来月エアコンをつける事にしたので、もうすぐその夢も叶う。もっと早くに買っておけばよかった、とは思わない。何事にも下積み時代があったほうがいい。
そんなわけで、シンガポールでは除湿器が大活躍だと、われ思う、故にわれあり。

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