シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

バンコクの観光客ぜんぜんいないけどすごいお寺、ワットパリワート

先日バンコクのあるお寺に行ってきたんだけど、すんごい良かったんで、すんごい良かったって言わせて。

 

バンコクのちょっとマニアックな観光地に行きたいなと思い、バンコク 観光 マニアック みたいなワードで検索したら、あるお寺が出てきた。

名前はベッカム寺と書いてて、なんか面白そうだなと思って、仕事がないときに行ってみた。


バンコクの中心部から電車とバスを乗り継いで30分~1時間くらい。
詳しい行き方はこちらを参照うお。

バンコク 穴場観光【ワット パリワート/Wat Pariwat】アクセスのいいベッカム寺院が最高! - くいしんボッチのペロペロ日記

 


やってきたのはWat Pariwatという名前のお寺。Watはお寺という意味なので、パリワット寺か。パリワートのほうが正しい発音かもしれない。Google Mapのクチコミ件数は2,264件もあるので、そこそこ有名ではあるらしい。

 

 

 

お寺の敷地内に入ると、塀の中に2つのお寺が見える。
近づいて見ると、すっげーー、変な動物や、悪魔みたいなのや、世界各国の偉人さんみたいなのがたくさんいて、おまけにすごい細かいモザイクや宝石や装飾でキラキラまぶしい!

百聞は一見にしかず。写真を見るがいい。

 

 


片方のお寺は完成してたけど、もう片方はまだ建設中。

職人さん、というか普通の田舎からの出稼ぎのおばさん、おじさん、おじょうさん(にしか見えない)が、腰を据えて作業している。モザイクを一個一個はったり、水ふきかけてブラシで磨いたり。このモザイクは、カラフルな茶碗の破片。割るために作られた茶碗、なんという運命であろうか。

この装飾がとても精巧で感動した。クレイジーだよ

 

 

チャオプラヤー川沿いにワット・アルンって有名な寺がアルンだけど、あの寺も素晴らしい。様々なカラフルな茶碗のモザイクで、実に見事。こちらはロケーションのせいもあり観光客が常にたくさん。

 


でもこのワットパリワートのほうが個人的にはもっと好き。キチガイじみている。
アートや少し変な物が好きって言う人には、バンコク内で一番おススメのお寺はここ。

 

それなのに、場所もちょっと不便な所だし、まだまだ認知度が低いのか、私が行ったときは外国人観光客はゼロだった。タイ人も2、3組だけ。
もったいねーなー。もったいないおばけが出るお寺だよここは。

 

ところでウェブサイトにはベッカム寺って書いてて、どこかにベッカムがいるらしいんだけど、実際に来てみてすぐそんなもんどうでもよくなったので、結局見つけなかった。

ネットには、有名なキャラをいくつ見つけられるかなとか書いてたけど、それが売りではないと思う。そんなのはあくまでオマケで、この寺のすべてがヤバい。それでも見つけるとオッと思うけど。

 

 

そんな奇抜なお寺なんだけど、ちゃんと地域からも愛される普通のお寺らしく、敷地内にはたくさん地元の人がいて、思い思いに過ごしていた。

 


川沿いにあるので、魚の餌が売っていて、みんなそれを買って、河にいる大きな魚にあげたりしていた。
あと屋台とかお店もたくさんあったので、私もアイスを食べたりしてのんびりした。

 

 

というわけで、久しぶりにグッとくるお寺を見つけてうれしかった。

日本に負けないくらい、タイにもユニークで面白いお寺がたくさんある。

 

 

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