シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

ぼっち旅行開始 電車でナコンパトムへ

前回までのお話

yangpingsan.hatenablog.com

 

3日目、日曜日です。

昨晩5時寝なのに、9時頃に起きてしまいました。お酒を飲みすぎるとあまり眠れません。

この日はフランス人2人と、香港人のDさんが、バンコクを去ります。

我々は12時前にアソークのタイ料理レストランに集合し、昼ごはんを食べることにしました。

 

私は昨日は飲み過ぎ、食べ過ぎだったので、サンドイッチのような軽いものを食べようと思っていました。

すると香港人のDさんが、色々食べたいからシェアしようと言うので、まぁしょうがないかと彼に任せますと、まぁ頼むわ頼むわ。大きな蒸し魚の料理や、唐揚げに、エビのお刺身などなど。しまいにはビールも頼み、結局豪勢な晩ご飯のようになってしまいました。

 

彼の食べ物に関する空気の読まなさには、いつもながら感服します。

これは皮肉ではなく、自分の意見・要望をはっきり言える彼は、本当にすごいと思うのです。食いしん坊万歳!

f:id:yangpingsan:20191026213056j:plain
f:id:yangpingsan:20191026213053j:plain

 

おかげで今日もさっそく満腹です。胃の休まる暇がありません。

このあとDさんはタクシーで空港へ向かい、フランス人2人はマッサージへ行き、月曜に帰るシンガポール人のSさんはパラゴン(有名なショッピングデパート)にお土産を買いに行きました。

フリーダム!!

一人の自由な時間がやってきました。

 

私はもう5日間タイにいるので、今日はさっそくバンコクを離れ、どこか地方都市へ行こうと思っていたのですが、柔道着が全然乾いてなかったので、洗濯物が乾くまでバンコクにもう一泊することにし、馴染みのホステルへ移ることにしました。

 

オンヌット駅から徒歩10分くらいの、ハイド・バンコクというホステルで、バンコクに来たときは、よくここのドミトリーによく泊まります。前日に柔道の練習をしたBangkok Fight Labからも徒歩5分くらいでした。1泊600円くらいです。

ここは中心部から離れてるので、比較的のんびりしていて落ちつきます。

物価もアソークより低く、外国人も比較的少ないです。

f:id:yangpingsan:20191026223918j:plain

 

実は私はバンコクの中心部、まさにアソークの辺りがあまり好きではありません。あそこにいると、自分の中の欲望が膨らんできて暴走しそうになるのです(笑)

 

アソークの中心部にあるターミナル21というショッピングモールには、オシャレなブティックや小物の店、それに美味しそうなデザートの店がたくさんあり、食欲、購買欲を刺激され、アソーク駅の周りにはフェロモン出しまくりの夜の蝶のような女性がうようよ歩いていて、心を乱されます。

ちなみに東京も同じような理由で嫌いです。

 

ホステルで柔道着を干し、夕方4時くらいまで昼寝をし、それからプロンポンにある日本式の日帰り温泉「湯の森」に行きました。

ここもバンコクに来たらほぼ間違いなく来ています。健康ランドのように、温泉後も施設内でダラダラできます。入場料は1,600円です。

f:id:yangpingsan:20191026225028j:plain

 

ここで熱い湯に浸かったり、サウナに入ったりして、1時間半くらいゆったりしました。汗といっしょに、溜まった毒素がブワーーッと出て行くようで、最高に気持よかったです。

ここでお湯に浸かっているときに、ふと昨日の援助交際カフェの事を思い出し、ぜったいこっちの方がコスパ高いよな〜と思いました。

 

夜7時頃に温泉を出て、プロンポン駅でシンガポール人のSさんと合流し、タクシーでオンヌットにあるYaowarat(ヤオワラート)というイサーン料理の店に、晩飯を食べに行きました。ここは私のイチオシのお店です。

f:id:yangpingsan:20191026231823p:plain

 

ここはほんとになんでも美味しいです!

チェーンレストランや、フードコートのタイ料理とはまったく比べ物になりません。

 

いつもは一人で来るのであまりたくさん食べられませんが、今回はSさんが一緒なので色んな物を注文して、ビールを飲んで楽しく話しながら食べる事ができました。本当に幸せでした。しかもなぜか会計はSさんがおごってくれました。

f:id:yangpingsan:20191026231809j:plain
f:id:yangpingsan:20191026231804j:plain

 

このあとSさんと別れ、歩いてホステルまで帰り、10時前には寝て、翌朝の7時までぐっっすりと寝ました。

温泉から晩飯までのこの流れ、最高に幸せでした。これが私の定番のバンコクの楽しみ方です。

 

 

そして次の日の朝、月曜日ですが、ナコンパトム(ナコンパトム県というバンコクのすぐ隣の県の県庁所在地)に行くことにしました。

理由は、まだ行ったことがなかったからです。

タイには全部で77の県があります。私はたぶん30県くらいは行ったことがあると思います。死ぬまでには全県制覇したいです。

f:id:yangpingsan:20191027211458p:plain

ホステルを10時過ぎに出て、地下鉄に乗って、タイ国鉄のフアランポーン駅へ行きました。バンコクから地方へ電車で行くときの拠点となる駅です。

f:id:yangpingsan:20191027210456j:plain

 

ナコンパトムはバンコクのすぐ隣なので、電車は30分に1本くらいあるんじゃないかと勝手に考えていたら、次の電車は午後1時と言われてしまいました。2時間近く待ち時間があり、やっぱりバスで行こうかなと思ったんですが、せっかくここまで来たので待つことにしました。

 

と言っても駅の構内にボーッと座ってても面白くないので、歩いて10分くらいの所にある、ワットトライミット(ワットは寺という意味)という有名なお寺を見に行ってみました。

f:id:yangpingsan:20191027210440j:plain

 

ここには黄金でできた仏像があるらしいんですが、入場料が150円くらいかかるみたいでした。

150円くらい、いくらケチな私でもたいした事ないんですが、境内にお土産屋があったり、お守りをたくさん売ってたり、ツアー客がたくさんいたり、怠慢そうな坊主がいたりで、あまりありがたくない感じがしたので、結局入りませんでした。

f:id:yangpingsan:20191027210436j:plain
f:id:yangpingsan:20191027210459j:plain

 

時間も余し、腹がすいていたのでGoogleマップでレビューがたくさんあった興来飯店という店に行ってみました。

人気があると思われるエビのワンタン麺・汁無しを頼んでみましたが、これがまた小さいのなんの。味は、まぁ普通。

あと汁無しは淡白すぎてダメですね。

でも汁有りを選んだら、なんだこのMSGがたっぷりのスープは!と憤ること間違い無しですから、そもそもこの店を選んだことが間違いなんです生まれてきてすみません。

f:id:yangpingsan:20191027213348j:plain
f:id:yangpingsan:20191027213352j:plain

 

これで70THB(250円)って高すぎるだろ!と思って、あとからレビューをよく読んだら、なんか同じようなことが書いてありました。ちゃんと最後まで読まなきゃダメですね。

 

 

そしてようやく時間がきたので、駅に戻って電車に乗り込みました。

ナコンパトム駅までの切符が、20THB(70円)だったので、あまり期待していませんでしたが、やっぱりエアコンもないし、私の頭上のファンは壊れて回っていない、自由席でした。乗客はみんなタイ人です。

f:id:yangpingsan:20191027213353j:plain

 

各駅停車なので、たくさん停まるんですが、そのたびに人が増えてきて、私の隣にも10歳と5歳くらいの浅黒い肌でおかっぱ頭の姉妹が座ってきて、車内はギュウギュウの熱気ムンムンで、わたし汗ダラダラ。

f:id:yangpingsan:20191027213349j:plain

 

1時間半で着くと聞いていたのですが、1時間経ったあたりでGoogleマップをチェックしたら、まだ半分にも達していませんでした。これは厄日だなと、電車を選んだ事をだいぶ後悔しました。

 

結局電車は2時間ちょっとかかり、午後3時半頃、ナコンパトムに着きました。

 

つづく

yangpingsan.hatenablog.com

 

もし記事が面白かったら、下のバナーをクリックお願いします~

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村