先日、シンガポールでついに外食が解禁になったので、さっそく友人と二人でリトルインディアにインド料理を食べに行ってきました!
以前記事にしたことがある、Murugan idli shop という南インドの蒸しパン「イドリー」が美味しいレストランです。
外食解禁の初日、8月10日のお昼どきに行ったんですが
見事に
追い出されました。
ワクチンを2回摂取して、しかも2回目の摂取から2週間経過してないと、レストランで飲食はできないんですね〜。
事前に友だちや奥さんに確認して、ワクチン未摂取者でも、人数が2人ならどこでも食べられると聞いていたんですが、どうやらワクチン未接種者が飲食を許されるのは、ホーカーセンターかコピティアムのみということらしいですね。
ようするにワクチン打たないと、レストランでは飲食不可能ってことです。
友人は2回目の摂取を翌日に控えており、私にいたってはまだ一度もワクチンを打ってないので、全然ダメな二人でした。
気を取り直して、ムスタファの向かいにある24時間営業のAL MUBIN RESTAURANTに行きました。ここはどうやらコピティアムに分類されるらしく、とりあえず問題なくテーブルにつけました。
ここはメニュー豊富で値段もリーズナブルなので、結果的には良かったです。
制限による店の分類がいまいちよくわかりませんが、庶民的な値段の店なら、未摂取者もオッケーということでしょうか。
しかし、同じ日にショッピングデパート内のHeavenly Wang という、カヤバタートーストなどが食べられるチェーン店をおとずれた私の奥さんによると、店に入るときに、ワクチン摂取済証明を見せろと言われたらしいので、あの手のカフェはダメなのでしょう。
ちなみにうちの奥さんはもう2回摂取済なので、問題なく入れたそうです。
私の好きなヤクン・トーストも、もうきっと行けないですね〜。さびしい
私はホーカーやコピティアムのご飯のほうが好きなので、この制限はワタシにはたいした影響はありませんし、むしろ人に誘われても(高いレストランに)行かなくていいというのはありがたい限りです。
私はキレイな内装とか、エアコンとか、衛生とか、珍しい物食べたいとか、そういうのが全然ないので、レストランに行くメリットはほぼありません。味とコストだけを考えると、ホーカー、コピティアム一択です。
あと私自身がお料理大好きで、そこらへんのレストランよりは自分で作った料理のほうが格段に美味しいですし。
そんなわけで、レストランに入れてもらえなくたってへっちゃらだもんと、少し強がってみました。
シンガポールではもう若い人達も打ち始めているらしく、ニュースを見ないのでよくわかりませんが、だいたい老若男女含めて国民の70%くらいが打ち終わってるとか、そんな事を聞いたような。
なので、周りの人に、もうワクチン打ったかと聞けば、だいたいイエス、オーレディーと答えます。
なのでまだ打ってない人がいると、エッ!?こいつ何考えてんだ!?(私自身が何考えてんだの筆頭です)と思ってしまいます。
しかし小国シンガポールと言えどもやっぱり色んな人がいるもので、ワクチン打つ気がないという声も、ほんのちょっとですが聞きます。まぁそういう人はだいたい懐疑的な目でワクチンを見ているわけですね。
2日ほど前に、ある友だちとホーカーで昼ごはんを食べてきました。
彼は32歳の中華系シンガポール男子で、私の柔道友達です。
彼は実は上海で生まれて、6歳のときにシンガポールに家族と移住してきました。なので、かなり大陸の中国人寄りな性格、習慣のシンガポール人で、シンガポール内ではとても変わった人です。
そんな彼と久しぶりに会い、はじめて二人だけで食事をし、色々話したんですが、彼は32歳にも関わらず、まだワクチンを一度も受けていないそうです。
どうして?と聞くと
僕はコロナは全然怖くない。身体が強いからコロナなんかには絶対かからない自信がある。だから先に他の人達に摂取をゆずってあげて、僕は年末か来年あたりかに、みんなが一通り終わってから打とうと思っている
と言うのです(笑)
面白いヤツだなと思いました。
彼はちゃんと公共の場ではマスクなどはしますし、ルールもきちんと守ります。なんと言ってもシンガポール政府をすごく尊敬していますから。
そんな彼は先日、どこかの店の中で、クシャミをするときにあえてマスクを取って(マスクをしてクシャミをすると鼻水がマスクにつくのでイヤみたいです)手で口を覆いながらクシャミをしたら、周りの人が小言を言ってきたので大喧嘩になったと言っていました。
彼はけっこう敵が多いような気がしますが、私はそんな彼が好きです。
以前は波風立てるようなやつ、和をみだすヤツは嫌いでしたが、コロナに色々考えさせられて、今は波風立てながら、人に疎まれながら生きていきたいなとすら思っています。
きっと自分のことをようやっと許せたんだと思います。
嫌いな相手というのは、自分を映している鏡みたいなもんですから、その嫌いな相手を許し、しかも自分もそうなる事で、本来のありのままの自分を受け入れたということですから。
コロナさんには節約も手伝ってもらい、人間的にも成長させていただき、本当に頭があがりません。
ありがとうコロちゃん
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