シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

タイの旅行から帰ってきた友人について書いてみる

自宅隔離だるいです。

仕事もあまりないので、一日中本読んだりしてます。

 

長いお別れ/中島京子

花探し/林真理子

今のとこ、上記の二冊を読み終わりましたが、生きるのってしんどいな・・・と思いました。海外に住んでると、いまいちよくわからないまま生き続けられるんですが、日本にいると、自分の状況、立ち位置がはっきりとわかってしまう、そんな恐怖があるから私は海外に住み続けているような気がします。知らんけど

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お料理をもっとしてもいいんですが、材料も買いに行けないので、やや控えめになってます。

奥さんの容態はまぁ悪くはないのですが、あまりパッとせず、これまたダルそうに横になってます。

ヒマすぎるのか、TVでも買おうかと言い出しましたが、今後もこんな事(自宅隔離)をしょっちゅう強いられるのなら買うのも悪くないかもしれません。

 

実家の母から、奥さんはもうワクチンを打ってるのか、打ってるのにかかったのか?と聞かれ、えっ?ワクチン打ったらかからないんだっけ?と久しぶりにその事を思い出しましたが、そんな都市伝説を未だに信じている人がシンガポールにいるんでしょうか。

ワクチンの効能は、シンガポールで生活が続けられる、なんだかんだ言ってこれに限るでしょう。

 

そんなにヒマならブログ書こうやという事で、小ぶりな脳みそをフル回転させて考えたところ、前に書いたタイに旅行に行った友人が帰ってきたので、その事について書こうかなと思います。

コロナ禍での旅行費用が発表されました - シンガポール漂流生活

 

 

彼らは1月の第一週に、年配の男女12人の団体旅行としてシンガポールを旅立ち、SCOOTでチェンマイまで行って来たそうです。

彼らが出発した直後に、タイが国境を閉鎖したので、彼らは今期最後の外国人旅行者として入国しました。なので、行く先々の観光地では、彼らが唯一の外国人旅行者となり、自分たち以外はみんなタイ人旅行者で、どこに行っても目立ったとか。

 

着いて早々、市内のクリニックで検査を受けさせられ、その検査結果が出るまでホテルの部屋から出られず食べ物もなく、6時間も待たされて、部屋の窓からは路上で食べ物を売っている屋台が見えるのに、どうする事もできず餓死するかと思ったと言っていました。

 

最初にチェンマイに二泊したあとは、毎日タイ北部の違う町に泊まり歩き、色んな観光地を訪れたらしいです。

首長族(カレン族)の村も行ったそうです。

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2週間の旅行だったのですが、地方の町はもちろんの事、チェンマイにも、最後に行ったバンコクでさえも、外国人はほとんど見なかったのだが、北部のパーイという田舎町には、欧米人のヒッピーがわんさかいて、町中でレンタルバイクを乗り回していたんだとか。

ここは私も一度行った事があり、たしかにヒッピーの集まる町として有名でしたが、このコロナ禍でも未だに存在していたとは!彼らが何のビザで、いつまでいられるのかわかりませんが、西洋ヒッピー恐るべし。

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そしてさらに驚くべきは、2週間の間一度たりとも外のレストランで個別で食事する機会はなく、ホテルのレストランでのしょぼいブッフェか、お弁当を食べさせられたそうです。タイに行ってストリートフードを食べられないとか、これほどもったいない事がありませうか!

しかし泊まったホテルはどこも閑古鳥がないていて、彼らがホテルに到着すると(おそらく)ホテルの全従業員が出て来て頭を深々と下げて出迎えてくれたと言いますから、ホテル側も少しでも多く稼ごうと必死なのでしょう。

 

一番楽しかった所はと聞くと、北部にあるキングコング・パークと言っていました。

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そしてシンガポールに帰ってきてからは、一週間の自宅隔離で、その間毎日、自費で購入したARTテストをやって政府に報告しなければならないのだとか。

 

これで費用は3,000SGD(24万円)ぽっきり。

友だちは、すっごーく楽しかったと笑顔で言っていました。

あの言葉に嘘はないと思います。

行く価値があると思った方はぜひこれを参考にして、次回タイが国境を開いたときに行って来てくださーい。

 

 

 

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