シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

夫婦水入らず旅行 ハジャイその2 初めてのプラートゥー

前回の話

夫婦水入らず旅行 ハジャイその1 リペ島からハジャイへ - シンガポール漂流生活

 

また朝5時前に起きてしまった。この旅行で6時まで眠っていたことがない。なぜだろう。

外から何か音が聞こえると思ったら雨が降っているようだ。

 

8時頃にやっと雨が止んだ。

このホテルにもう一泊しようという事になり、ネットで予約しようとすると、ダブルベッドの部屋が満室になっている。しょうがないので、ツインベッドの部屋を予約した。

ネットでの予約完了後に、ホテルのレセプションに行って説明すると、新しい部屋に入れるのは午後2時からなので、一度チェックアウトして荷物をフロントに預けて、2時にまた戻ってこいと言われた。

 

9時頃に二人で朝ごはんを食べに外に出た。

昨日洪水の絵を見つけた寺の壁画に、今度は志村けんに似てる顔を見つけた。

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ハジャイの人気観光スポットでもある、キムヨン市場へ行った。ここにも中華系マレーシア人がたくさん買物に来ていて、タイ語と中国語が聞こえてくる。

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年期の入った老舗食堂に入った。ここにもマレーシア人がたくさんいて、中国語や広東語を話していて、店の人もそれに対応している。

カオマンガイ(チキンライス)と、ガーフェーボーラーン(伝統的なコーヒー)を頼んだ。ガーフェーボーラーンは、コーヒー豆ではなくタマリンドを炒った粉を使っていると聞いたことがあるが本当だろうか。

カオマンガイは50THB(180円)、コーヒーは15THB(55円)だった。

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朝飯後にマーケットを見てまわる。

さっそくプラートゥーという魚が目に入った。タイのあちこちで見られる、首の曲がった魚。今まで一度も食べたことがなかったのだが、この魚が実は日本人の口にも合って美味しいという噂を聞いたので、今回の旅行ではなんとかこれを食べようと思っていたのだ。

ここでは買わないが、あとでこれを置いているレストランを探すつもりだ。

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屋内市場に入ると、ナッツがたくさん売っている。

奥さんがお土産にと、ペカンナッツマカデミアナッツをたくさん買った。殻付きのものはシンガポールにはないらしい。500gで240THB(870円)だった。
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奥さんは他にも、保潤クリームなどを買った。これはシンガポールではもう売ってないから貴重なのよと言っていたが、ホテルに戻ってから、箱にMADE IN  SINGAPOREと書いてあるのを見つけ怒っていた。

私は天然薬草精力コーヒーというのが気になった。日本に輸出したら儲るだろうか。

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市場を見て回ったあとは、またリーガーデンホテル付近に行き、ある旅行代理店でレンタルバイクはあるかと聞くと、1日300THB(1,080円)であると言う。今日の夕方頃に借りに来ようと思った。

 

ホテルに戻り、チェックアウトの時間ギリギリまで部屋でダラダラした。

 

12時にチェックアウトし、フロントに荷物をおいて、Wifiを使うためにカフェに行った。ホテルのWifiは、携帯だけ繋がって、なぜかPCは繋がらない。

Wifiの接続情況に振り回されるのは情けないので、いつもはSIMカードを買うが、今回は滞在日数が短いので買っていない。

 

カフェでコーヒーミルクティーを頼んだが、奥さんはミルクティーがマズすぎると言って、さらにカプチーノを頼み、テーブルが飲み物で一杯になった。

私もあのオレンジ色のタイミルクティーは好きではない。あのオレンジは合成着色料だと思う。

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Wifiを使ってブログの更新などをしていたが、タイ人のオジさんが話しかけてきて、バンコクに帰る金がないとかなんとか言ってきて、情況がわからず困っていると、後ろで客待ちをしていたタクシーのオジさんが、そいつにかかわっちゃいけないというジェスチャーをしてくれたので、やんわりと断った。

 

午後2時までカフェにいて、そのあとホテルに戻ってツインベッドの部屋にチェックインした。部屋にチェックインしたらすぐに昼ご飯を食べに行こうと思っていたが、さっき飲んだコーヒーのせいか食欲がわかない。

 

部屋で3時半くらいまで待ってみたが、まだ食欲がわかない。

しょうがないので、ご飯の前にバイクを借りに行くことにした。

 

朝に行った店に行き、パスポートをコピーしてもらい、デポジットに1000THB預けた。店のオバさんは最初は愛想がないなと思ったが、バイクの乗り方や注意点を丁寧に教えてくれた。

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これで翌日の午後4時までバイクを使える。

翌日シンガポールへ帰るため、午後4時にハジャイ市内から空港に向かおうと思っていたのでちょうどいい。

 

バイクを無事に借りて、なんとなく気持が楽になって食欲も少しできてたので、キムヨン市場にある、これまたお気に入りのイサーン料理の店に行った。

ここの店にはとても綺麗なオネーさんがいるのだが、髪が金髪になっていた。黒髪の方がかわいいと思う。

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ガイヤーンモチ米を頼み、奥さんがフルーツソムタムを食べてみたいというのでそれを頼んだ。私もまだフルーツソムタムは食べたことがない。

そしてプラートゥーはあるかと聞くと、店の向かいに売ってるからそれを買って来てくれるという。ついにありつけた。

 

まずさっそくプラートゥーが運ばれてきた。なんて愛くるしい姿だろう。お味の方は、日本でよく食べる鯖と同じ味で、身が締まってて非常に美味しい。

首が曲がっているのは、蒸すのに蒸篭(せいろ)に入れるとき、収まりやすくするためだと聞いた。

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続いてフルーツソムタムが来た。これもフルーツの甘みと、ソムタムソースの辛みが絶妙で美味しい。そしてガイヤーン。けっこう濃い目の味付けで、モチ米によく合う。

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さきほどまで食欲がなかったのがウソのように、全部ペロッと食べてしまった。

ジュースも飲んで、お会計は180THB(650円)だった。

やっぱりここの店は間違いない。オネーさんも綺麗だし。

店の名前は Zabbroi(セーブラーイ)。イサーン語でとても美味しいという意味だ。

 

店を出ると、 オネーさんが魚を買ってきてくれたと思われる露店があった。

ナムプリック(チリソース)と一緒に売られていて、なるほどなぁと思った。

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バイクに慣れるため、20分くらい街をドライブしてからホテルに戻った。

ホテルの前に何事にも動じない牛のような猫がいて、帰る度に頭を撫でる。

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ホテルに戻り、暗くなるまでしばし休憩。テレビでナショジオワイルドガラガラヘビの特集をずっと見ていた。

 

 

夜7時になり日も暮れたので、バイクでASEANナイトマーケットに行く。タクシーで行くと往復で200THBくらいはかかるから、やはりバイクレンタルは価値があると思う。

 

私は2、3回来たことがあるが、奥さんは初めてなのでなんでも物珍しそうに見ている。

イヤリングや、靴下や、サングラスの店をいくつも見て周る。

サンダルも買いたいというのだが、私も以前同じタイプのサンダルをタイで買ったことがあり、すぐ壊れてしまったので、できれば買わせたくなかったが、こうやって人間は成長するのだなと思い、あえて買わせた。

 

私も古着を少し買いたかったが、やはりマレーシアの古着屋と比べると、断然高いので買わなかった。

デザイン性はタイの方が良いが、ダサい物の中から宝物を発掘するというのが古着の醍醐味だから、やはりマレーシアの方が面白い。

 

1時間ほど見てまわったあと、ホテルに帰った。

戻る途中に、ホテルのちかくの露店が集まっている所で、牡蠣の卵焼きを買って、ホテルの部屋で、ランカウイから買ってきたもののずっと飲む機会がなかったHoegaadenを飲みながら食べた。

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夜11時頃に寝ようとすると、隣りの部屋との間の壁にドアがあり、そのドアの下が2cmほど開いていて、そこから隣りの部屋の声が聞こえて来る。しかたなく長ズボンをその隙間に詰めて寝た。

 

つづくよ

夫婦水入らず旅行 ハジャイその3 レンタルバイクでツーリング - シンガポール漂流生活

  

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