シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

夫婦水入らず旅行 リペ島その3 リペ島でのある普通の一日

前回の話

リペ島 夫婦水入らず旅行その2 サンライズビーチとサンセットビーチ - シンガポール漂流生活

 

12月16日(月)

7時くらいに奥さんと二人で朝のサンライズビーチを散歩しに行った。潮が引いてボートの船底が見えている。風もなく気持ちいい。何人かの人がすでに浜辺を散歩していた。地元のお寺の方だと思われるが、坊さんもいた。

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潮が引いてる砂浜を見て、バングラデシュの地図を思い出した。バングラデシュもいたるところに大小様々なたくさんの川が流れており、山から海へ、高きから低きへと水が流れている。なるほど世の中はフラクタルなのだなと思った。

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ピアスになりそうな貝殻を探したり、どこかのリゾートのブランコに勝手に乗ったりした。ブランコは乗り心地がよかったので、マレーシアに帰ってから自分で作ろうと思った。

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しばらく行くと地元の小学校があった。おデブな子が多い。そういえばこの島には、大人もおデブがたくさんいる。毎日食ってばっかりいるのか。泳げる砂浜を観光客に奪われ、運動不足になっているのか。

村を抜けてホテルの方へ戻った。

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途中の店でタイの定番朝食である、揚げパンを買う。4つで10THB(36円)なので、二人の朝ご飯にしようと20THB分買って、それを部屋で食べた。 

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そういえばマレーシアのインターネットの支払いをする期日が迫っていると思い、部屋でスマホを使いやってみたがうまくいかず、キレて携帯を投げつける。

奥さんになだめられ、シャワーを浴びて頭を冷やす。

 

時間は10時半で、一人で散歩に出かける。Walking Street をパタヤビーチに向かって歩いた。日中はみんなツアーにでもでかけているのか、暑過ぎてホテルで寝ているのか、いつも人は少ない。

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パタヤビーチも改めて見るとなかなか綺麗だ。リペ島のビーチはきっと全部キレイなのだ。

日光浴する欧米人を横目に、西へとずっと歩いていく。リゾートやレストランが並んでいる遠浅のビーチだ。

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ビーチの一番端に着くと、リゾートがあり、そこでビーチは終わりあとは岩場だ。岩場の上にリゾートの木造手作りの橋があったので、そこを歩いてさらに奥へすすむ。

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橋が終わってバンガローに辿りついたが、さらに岩から岩へと跳んでさらに西へとすすむ。10分ほどで小さなビーチに辿りついた。

ここもバンガローがあり、数人の欧米人が日光浴や海水浴をしていた。

 

このビーチも過ぎてさらに岩場を西に進む。カニが多く、私の姿を見ると逃げて行く。お騒がせして申し訳ない。

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岩場を一人で20分ほどすすみ、リストカットみたいに切り刻まれた岩場に辿りつき、もうこれ以上進むと帰りが大変そうなので引き返すことにした。結局何もなかった。

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帰りは橋は使わず、大きな岩場をまた一歩一歩登ったり降りたりして、ゆっくりとパタヤビーチへ戻った。

こういう、人がまったく来ない所を一人で走っていて、間違って岩の隙間に挟まってしまい、誰も助けにこないのでしょうがなく自分の腕を切断して脱出した映画があったなと思い出し、それだけは気をつけようと思った。

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パタヤビーチに戻り、木陰を見つけ、そこに荷物を置いて、水中メガネをかけて海に入った。

入るとすぐに、細い枝のようなものが水中に浮いていたので掴もうとすると、消えてしまった。よく見ると水中のそこかしこに、黒い線のようなものが浮いている。枝ではなく、きっと重油かなにかだ。ボートから漏れているのかもしれない。こうやって汚染されていくのだ。

 

パタヤビーチは、昨日潜った東側のビーチよりは魚が多かった。

フグや、蝶蝶魚もいた。波がなかったので非常に泳ぎやすく、20分くらいゆっくりクロールで泳いた。

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ビーチから上がると、日焼けが心配だったのですぐに着替えてホテルに帰った。

 

本当は半日のスノーケリングツアーに参加しようかなと思っていたが、これで満足し参加しなかった。前回参加したし。

参考までに、半日ツアーで料金は450THB(1,600円)らしい。

 

 12時半にホテルに戻り、二人で昼飯を食べに行った。また昨日の昼ご飯を食べた店だ。 

今日はグリーンカレーと、またソムタムモチ米を頼んだ。

昨日より丁重に作られたのか、見映えがよかったし、モチ米には揚げたニンニクかタマネギのようなのもついてきた。

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とても美味しかった。量もちょうどよく、食べながら幸せを噛み締めた。

会計は215THB(780円)だった。

 

部屋に戻って、明日行くHat Yai(ハジャイ)のホテルを、ネットで予約した。

朝にとってきた珊瑚の死骸などを、ピアスにしようと耳の穴にハメてみたが、耳の穴のほうが全然大きかった。

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16時頃に一人で最後の海水浴に出かけた。

サンライズビーチの南側に行ってみた。

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人があまりいない辺りで海に入ったが、沖へと泳いで行くときに、息継ぎの瞬間に海水が口に入り、大量に飲んでしまった。気をつけて泳いでいたのに。やはりここは波が高いのだ。

気をつけていていきなりコレかと思い、イヤな予感がしたのでもう泳ぐのはやめにした。

すぐにビーチにあがり、荷物をまとめてさっさとホテルへ戻った。

 

ホテルに戻ると奥さんはおらず、部屋には鍵がかかっていた。

そういえばWalking Street の「Bloom Cafe」というオシャレなカフェに行くと言っていた。

 

ホテルのおねえさんに合鍵で部屋を開けてもらって、シャワーを浴びてから、私もそのカフェに行った。奥さんは大きなパンケーキを食べていた。

私もコーヒーを頼んで、PCで少し仕事をした。

閉店の18時までカフェにいた。

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ホテルに戻り、PCでブログを更新しようとしたりしたが、ホテルのWifiの調子が悪く、フロント周辺まで行ったり来たりしてるうちに蚊に刺されて、バカらしくなったのでやめた。

 

夜7時過ぎに腹を減らすため、パタヤビーチまで二人で散歩しながらお土産屋を見て回る。可愛い雑貨も色々あったが、やはり割高な感じがするので何も買わなかった。

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小さいバケツに、ウィスキーの小瓶やジュースやライムが入っていて、それをバケツの中で全部混ぜてストローで飲む、という飲み物があり、それを頼んでる人がいたので写真に撮った。250THB(900円)と書いてあった。

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8時頃、昨日の夜に散歩したサンライズビーチ近くの通りで、ローカルっぽいレストランを見つけたので、そこで晩ご飯を食べることにした。

悩んだが、あまり腹が減ってなかったので、ヤムウンセンと、チャンビールを頼んだ。

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もう一品くらい頼もうとポピア(揚げ春巻き)も頼んだ。

しばらくしてヤムウンセンが来て、ビールを飲みながら食べる。

奥さんと、女性のタトゥーは醜いという話しをしながらポピアを待つが一向に来ない。15分くらい待って、やっと揚げ物の音が聞こえたかと思うと、結局我々のポピアではなく、フライドチキンを揚げていたので、忘れているのだなと思って、そのまま会計をしてもらった。

腹7分目という感じでちょうど良かった。

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ホテルに帰りシャワーを浴びてるときに急に、”足るを知る”という事は、良い旅行にするためにとても重要だなと突然思い浮かんだ。せっかく旅行に来たのだからと、いつも欲張って問題を抱えてしまう自分がいる。

 

寝る前におなかが痛くなった。子供のときにオナラを我慢したせいで痛くなる、あの腹痛だ。結局ウンコが少し出た。

10時くらいに寝た。

 

朝5時くらいに便意を催し、起きてトイレに行った。

トイレから出ると、外から何か聞こえる。

どうやら奥の方の部屋で、女性がヒステリックになにか叫んだりしている。英語を話しているので、白人のオバさんだと思う。

主人か、向かいの部屋の人と口論をしているみたいだ。たまにこういう頭のおかしい欧米人がいる。酒を飲み過ぎたか、ドラッグでもやっているのだろう。

夜勤のスタッフもいたが、英語ができないので対応できないでいるようだった。

こういう調子をこいてる欧米人は、バンコクやパタヤでは現地人にブッコロされる。気をつけてくださいね。

 

つづくよ 

yangpingsan.hatenablog.com

 

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