シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

バリ島でタナロット寺院とウルワツ寺院に行ってきた

先日バリ島から帰ってきました。

今回も一人の死者も出さずに帰ってこれたことを神様に感謝します。

 

最後の三日間は、サーフィンスポットで有名なレギャン(Legian)という地区に泊まりました。

前にも行ったことがあるんですが、昔の事はもうすっかり忘れてしまい、たしか人が多くて汚いビーチだったよなと思ってたんですが、行ってみたら思いがけず素敵なビーチでした。

ビーチ沿いにパラソルや椅子がたくさん置いてあって、一見うるさそうに思えるんですが、ビーチがすごい遠浅で、ものすごく開放感がありました。そしてサーフィンに適した高い波がまた迫力あっていいんですね。

ダッバーーーン!!という大きな波の崩れる音に、自然への畏怖を感じずにはおれません。

 

早朝に行っても、サーファーはもちろん、ジョギングしている人や、犬と散歩している人がたくさんいて、すごいポジティブなバイブスを感じました。

 

今度バリに来たら、またここに泊まってサーフィン教室にでも通おうかなと、40半ばのおっさんのくせに、そんな妄想をしてしまいました。

 

ビーチばかり行っても飽きるので、やっぱりスクーターを借りて、一人で遠出してきました。

まず向かったのは、レギャンから20kmほど走った所にある、タナロット寺院というところです。

ここは西向きの海岸にある寺院なので、夕日スポットとして有名なんですが、混むのがいやなので午後2時くらいに行きました。

 

昔々、ジャワ島から偉いお坊さんがやってきたときに、この海岸にある美しい岩を見つけて、ここに寺院を建てなさいと言ったのがはじまりだそうですが、そのときの坊さんの感動がよくわかる、素晴らしい景観でした。

 

 

引き潮のときなら寺院に渡れるという事を聞いていたのですが、私が行ったときは、まだ潮が満ちていて渡れそうにありませんでした。

 

1時間以上バイクをかっ飛ばしてきたので、少し休もうと思って、お寺が見える崖っぷちにあるカフェで熱いレモンティーを飲んでしばらくまったりしました。

そして、そろそろ帰ろうかなと思ったら、なんとさっきは閉まっていたゲートが開いて、白装束のスタッフのおじさん達が寺院のある島に渡っていました。どうやらちょうど潮が引いて渡れるようになったみたいです。

 

これはラッキーと思い、太ももを濡らしながらも島へ渡ってきました。

島に着くと、頭に聖水?かなにかをかけてもらい、そうするとお寺の階段を途中まで登っていいそうです。でもお寺の中に入れるのはヒンドゥー教徒だけなんだとか。

 

私は5番目くらいに渡ったんですが、どんどん潮が引いてくると、たくさんの人が島に渡って来ていました。これまたポジティブなバイブスを感じました。まさしくパワースポットですね。

 

このときすでに午後4時過ぎで、夕日目当てだと思われる観光客が続々と入ってきてたので、早々に寺院を出て、またバイクで1時間かっ飛ばしてレギャンに帰りました。

 

その夜の晩ご飯は、焼き魚「イカン・バカール」を食べました。

 

これについてきた、サンバル・マタというチリの薬味がとっても美味しかったです。非常に辛そうですが、ココナッツオイルや砂糖も入れるらしいので、割とマイルドです。

 

そして2日目、今度は朝9時にスクーターでホテルを出て、レギャンから25km離れたウルワツ寺院に行きました。ここも夕日鑑賞と、夜に行われるケチャという舞踏が有名なので、もちろんそこははずして昼間に行くのがオレ流。

 

寺院の駐車場に着いたのが11時くらいでしたが、他にもオレ流の観光客がチラホラいました。彼らとは気が合いそうです。

入口で入場料を払うと、ショーツをはいている人などは紫のサロンを巻かれます。

 

そして公園のようなところをしばらく進むと、断崖絶壁に出ました。

うぉーーーすげーーと思って写真をたくさん撮ったんですが、そのあともさらにすごい断崖絶壁だらけで、最初の写真は削除しました。

 

寺院自体はけっこうこじんまりとしているので、この長い崖っぷちをダイナミックな景色を見ながら歩くというのが、昼間の訪問のメインでしょうね。

 

この寺院にはがたくさんいて、食べ物やペットボトルもそうですが、なによりも人がかけている眼鏡を狙ってきます。私も目の前でサングラスを取られそうになっている女性を見ました。

そしてその傍らにはいつもベテランのスタッフがいて、餌などを使って眼鏡を猿から取り返してくれます。そうすると取り返してもらった人は、スタッフに寄付金をあげるわけですね。

お寺と猿はそういうズブズブな利害関係にあるので、眼鏡は外してしまった方がいいと思われます。この動画はSNSなどでもけっこう有名です。

 

ウルワツ寺院を見たあとは、ついでにバリ島最南端にあるパンダワビーチという所にも行ってみました。ここはビーチも普通にキレイですが、崖の下にあるので、ビーチに着くまでの岩の切り通しの道が印象的でした。

 

クタからわざわざ行くほどではないと思いますが、南のヌサドゥアあたりに滞在するなら、一回くらい行ってみてもいいと思います。ビーチ沿いに安い食堂がズラーっと並んでいて割と便利です。

 

そんなわけで、今回はバリ島数回目にして、やっとタナロットウルワツ寺院を訪ねることができました。

次回はシュノーケリングができるビーチなどにも行ってみたいと思っています。あとはスピードボートで行ける、ギリ島なんかも。

できるだけ安く、スムーズに旅行したいので、インドネシア語ももっと勉強しなきゃいけないですね。

 

今回の旅行レポートは以上になります。

誰かの参考になればうれしいです。

 

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