シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

2025年問題「40年周期」説を知っていますか

2025年問題というのを聞いたことがあるでしょうか。


今この言葉をネットで調べると、2025年に日本の超高齢化社会がピークに達し、人口の4分の1がジジババになってしまい、雇用や医療、色んな分野に問題を与えるだろう、というような事が出てくると思います。


いかにも頭の良い経済学者様が分析をして出した予想みたいに思えますが、これには元ネタがあります。

 

私がこの言葉をはじめて聞いたのは2018年頃。その頃はまだ陰謀論にハマっていたので、マニアックな事をたくさん知っていました。半分以上はガサネタだと思いますが。

そのときに聞いて、これは面白いなあと思ったのがこの2025年問題ですが、ネットで調べるなら「40年周期」というキーワードも入れて検索してください。

これはどんな事かというと、我が国日本は、40年周期で隆盛と衰退を繰り返すというものです。

 

2025年から近代を40年ずつ遡っていくと、1985年、1945年、1905年、1865年になります。

 

まず1865年、これは日本の衰退期にあたるそうで、これは明治維新が起こったときです。明治維新なんて言うとかっこいいですが、クーデターによって日本の幕府が倒されてしまったという出来事ですから、衰退期になります。

 

 

次の1905年は、衰退の次ですからアゲアゲの隆盛(りゅうせい)期です。

1905年に何があったかというと、日露戦争勝利であります! アジアの小国日本が、大国ロシアを負かしためでたい時であります!

 

 

次の1945年はみんなわかると思いますが、第二次世界大戦の終戦の年ですね。日本は連合国に敗れ、すべてを失ってまさにズタボロだった、わかりやすい衰退期です。

 

さらに

 

時は1985年、戦争に負けてゼロからスタートした日本が鬼の経済発展を遂げて、世界ナンバーワンになった年です。

私は経済に疎く、この頃まだ10歳にもなってなかったので、あまり実感はないのですが、経済に詳しい人なら、この年が日本の隆盛期だったという事に異論はないでしょう。


そしてこの年が隆盛期だったという事は、その40年後の来たる2025年は「衰退期」になるだろうというのが、この「2025年問題40年周期説」です。

 

 

しかもただの衰退ではなく、「江戸幕府滅亡」「世界大戦敗北」に次ぐ悲劇の年という事ですから、いったい何が待ち受けているのか、もはや想像するのも恐ろしいですね。

 

メディアや専門家は、国の高齢化による様々な問題云々、なんて事を言ってますが、そもそもこんな予想や煽りが今までに当たった試しがあったでしょうか。ノストラダムスの大予言とか、南海トラフ大地震とか、第三次世界大戦とか、メディアが大々的に言い出すと必ず当たらないというジンクスが、私の中ではもはや確立されています。

 

その代わりに実際に起こる事と言ったら、「原子力発電所爆発」とか、「(クソしょぼい)伝染病によるパンデミック」なんていう、寝耳に水のような事ばかり。(必ず予想している人がいるが決して大衆の耳に入ることはない)

 

なので2025年には別に目立った事は起こらないし、その前後に起こるヤバい事も、メディアや専門家が言っている事とはぜんぜん関係ない事だと思っています。それでいて、数十年後に思い返してみると、そういえばこの出来事のせいで日本は終わったんだよね、なんていう事が起こるんじゃないかと。


私みたいな凡人にはいくら考えても思いつかない事なんでしょうけど、やっぱり気になります。なんとか当てて、みんなが慌てふためいているときに、ああやっぱりねなんて言いながら鼻をほじってお茶をすすっていたい。


なので、みなさんもこの2025年問題という事を、よく気にしておいてください。

そして、みなさんが気にすればするほど、そんな問題は起こらねえ!!という事です。(なんじゃそりゃ)

 

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