シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

日本語教師のある平凡な一日 #03 ~Oldか~

※数日前から夫婦でバリ島に来ていて、クタの近くにあるホテルに泊まっています。

 

6時半頃に起きると、外はもう明るくなっていた。シャワーを浴びて奥さんと二人で部屋を出て朝ごはんを探しに出かけた。店はすでにけっこう開いていた。

 

美味しそうな屋台をいくつか見つけたが、とりあえず15分ほど歩き続け、そこからもと来た道を引き返し、一番おいしそうだったお粥の店で食べる事にした。

1つだけ注文し、うずらの卵と砂肝みたいな串も勝手に取って食べた。とても美味しく、会計もたったの15,000Rp(150円)だった。

ある商店でお菓子も買ったが5つくらい選んでたったの4,000Rp(40円)だった。

 

ホテルに戻ってお湯を2杯もらい、紅茶のバッグを入れて、いっしょにお菓子も少し食べた。部屋に戻って8時からレッスンを1つやる。

 

レッスンが終わって、奥さんとバイクで出かけた。まずは空港の近くにある携帯ショップに行ってSIMカードを買った。私が持っていたSIMはもう三か月経って期限が切れ、使えなくなったらしい。旅行者用のSIMは必ず三か月で切れるのだとか。

一番安いのでよかったので、Axiataという会社の12GBのSIMを、120,000Rp(1200円)で買った。店のおばさんはカリマンタン(ボルネオ島)出身の中華系らしい。バリはとても住みやすいと言っていた。中国語はけっこう拙い感じだった。とても感じがよく、あとでレビューで高評価を書こうと思った。

 

それからクタの方へと北上し、クタビーチにバイクを停めて、Beachwalkモールまで歩いた。久しぶりに来たが、あまり変わっておらず懐かしかった。%Arabicaというカフェで、二人でカフェラテを飲んだ。店内はエアコン弱めでよかった。店員も、観光地なのに擦れた感じが全くなく、爽やかだった。ラテは50,000Rp(500円)だった。

本を読んだり、携帯をいじったりしながらまったりして、それからモール内を少し歩いて、ウィンドーショッピングをした。

 

12時近くになり、おなかもすいてきたので、モールを出たが、一番裏から出てしまったので、またビーチまでけっこう歩いた。バイクに乗り、Google Mapで見つけた、Bambu Sariという店に行ってみた。

客は全然いなかったが、感じの良い店だったので、そこでNasi Campur Ayam Betutu、35,000Rp(350円)を頼んだ。奥さんはビールも頼んだ。天井のファンが少し回っているだけで、けっこう暑かったが、バリはエアコンが少なくて健康的だなと思った。

料理は非常に美味しく、とくに奥さんが頼んだベジタリアンの方の揚げたてのナスが美味しかった。

 

バイクでホテルに戻り、シャワーを浴びてからNetflixでOldという映画を見た。あまり期待していなかったが、かなり面白かった。

時間がものすごく早く進むビーチで、旅行客がみんな老けて死んでいくという内容で、老いが早すぎて視覚化されているのが面白かった。最後に残った兄弟が、ビーチから出るのをあきらめ、老いを受け入れたシーンが印象的だった。

Netflixで面白いと思ったのは初めてだ。あまり有名じゃないやつを見てみるのはいいかもしれない。

 

映画を見終わり、一人でバイクでレギャンのほうに出かけた。その前にガソリンスタンドに寄って、満タンにした。夕方で混んでいて、10分以上待った。金額は41,000Rp(410円)だった。

 

レギャンビーチの駐輪場に停めると、おばさんが来たので2,000Rp(20円)払った。このおばさんも感じが良かった。

ビーチは相変わらず遠浅で気持ちが良かったが、ビーチにものすごい数のゴミが漂着していた。前にカナちゃんが見たと言っていたのはこれかもしれない。

音楽を聴きながらビーチを1時間くらい歩いた。おじさんが売って歩いていた、船のような凧が面白かった。

 

またバイクに乗り20分くらい走ってホテルに帰り、すぐに奥さんと歩いて晩飯を食いに出かけた。

15分くらい南へ歩き、ムスリムのエリアに着いた。通りを一通り歩いて、お目当てのガドガドがなさそうだったので、屋台でサテーを食べることにした。

たくさんの人が待っていたので、我々も20分近く待ち、隣の店でナシチャンプルも頼んだ。店のおじさんにいくら?と聞くと、日本語で、1万だけ、ありがとうございます、と元気よく言われた。とても可愛いおじさんだった。

それにしても10,000Rp(100円)とは安い。サテアヤムも10本で15,000Rp(150円)、エステーも3,000Rp(30円)だった。

店は混んできて、隣に座ってきた地元の青年に話しかけられた。食べ終わってから少し話すと、チャングーから映画を見にここまで来たと言っていた。たぶんゲイだと思う。店にいた三毛猫がものすごく可愛かった。

 

外はもう真っ暗で、また歩いてホテルに戻り、すぐにシャワーを浴びた。シャワー室の床があまりに汚いので、ホースを使って掃除した。

奥さんはNetflixで殺人犯のドキュメントかなにかを見ていたが、私はものすごく眠くなり、そのまま寝てしまった。

 

12時頃に起きて、少しストレッチや瞑想をした。ロビーでスタッフにお湯をもらい、日記を書いた。

2時くらいにようやく雨が降ってきた。毎日このくらいの時間に降っているのだろうか。観光客にはありがたいのかもしれない。

 

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