昨日シンガポール人の友だちに、どう？元気にしてる？とメッセージをしてみたら
今日はバスでJB（ジョホール・バル）に遊びに来てるよ！今日からテストも何も要らない！シンガポールとマレーシアのカスタム（税関）、両方合わせて３０分しかかからなかったよ！
ですって。
そうか、４月１日からマレーシアとの国境がほぼ通常に戻ったんですね。
マレーシア側の税関では、数年ぶりに帰ってくる家族を迎えに来た人がたくさんいたんだとか。かなり感動的だったようです。
それにしてもテストも何も要らないというのは驚きです。
でもこれは完全接種者のみで、MISESSHの人はたしか隔離か何かが要るはず。それでも３日ほどの隔離とかだったと思いますが。以前の２週間とかに比べれば屁のつっぱりですよ。
これはすごいと思い、さっそくうちの奥さん（ブースター接種済み）に、いつ行くか！？今でしょ！！と焚き付けてみたら、案の定、じゃあ来週の月曜日に一人で行ってくる！と言って今準備中です。
私たちはコロナの前までマレーシアのJB郊外に家を借りて、３年ほど住んだりしてたので、あちらに友だちがけっこういるんです。
なんで奥さんだけでヤンピンは来ないんだ？とあちらの友だちに聞かれ、まだMISESSHやもんと答えたら、案の定笑われてしまいました。
人のミセッシュを笑うな！
私は、行きたくないの？と聞かれれば、そりゃ行きたいですが、そんなに行きたいの？と聞かれると、そこまで行きたくない、っていう心境です。
なんかこの数年で、すっかり色んな事に気持ちが萎えちゃったというか。
旅行してどうすんの？それがなんになんの？人生ってなんなんよ？っていう反抗期モードに片足突っ込んでます。
さて他にも嬉しいことが一つありました。
キャンプ場解禁です。
日本人はあまり知らないと思いますが、たしか１年前くらいに、キャンプ禁止っていう訳のわからない規制が出来まして、それがようやく３月の中旬から解禁になりました。
でもMISHESSHはキャンプしちゃダメ〜 って言われるかと少しビビってましたが、そんな事はどこにも書いておらず、杞憂に終わりました。
被害妄想はシンガポールのMISESSHあるあるなのでは。
シンガポールでキャンプができる場所は
- ウビン島
- イーストコースト
- ウェストコースト
- パシールリス
の４つです。
この他に、セントジョンズ島とクス島でも、本島に戻る最終のボートを逃すと、自動的にキャンプする事になります。
そこで先週、さっそく奥さんとシンガポール人の友だち夫婦と４人で、平日にパシールリス公園のエリア３にキャンプに行ってきました。
夕方５時に現地集合し、パシールリスの駅の隣りにあるホーカーで、まずは晩ご飯を食べました。キャンプなのにホーカーで食べるんかいって話ですが、まぁ便利ですから間違いありません。
私はMISESSHなのでテイクアウトになるかなと思いきや、もうホーカーは接種の有無とか確認しないんですね。携帯でチェックインさせられて、何も聞かれず普通に中に入れてもらいました。
食べてるときに、係員みたいなオジさん二人に話しかけられ、ついにヤンピンお縄になるか！？と思ったのですが、食べ終わったらマスクつけろって注意されただけでした。
もうシンガポール政府は脆弱なMISESSHを殺人ウイルスから守ることは止めたのでしょうか。
飯を食べ終わり、バスインターチェンジから403番のバスに乗って、エリア３の駐車場前で降り、そこからキャンプ場までは歩いて３分です。
日が暮れる前に、見晴らしの良いところに我々のテントをおっ立てました。
我々の他には、白人の家族が１組がいただけで、平日はあいかわらずがら空きでした。
椅子に座って、真っ赤に流れる僕の血潮のような夕暮れをボーッと眺めていたら、あっというまに日が暮れてしまいました。
そして日が暮れると、やつらがやってきました！
事前にみんなに、夜は蚊が出るはずだから、ちゃんと準備してきてねって言ったのに、みんな虫除けスプレーも蚊取り線香も持って来てないんですよ。
そして一番驚いたのは、そう忠告した私自身も何も持って来てなかったことです！
信じられねえバカ共だなと思いました。
でもみんな夜の防寒のために長袖、長ズボンを持ってきてたので、それでなんとかしのいだんですが、一人だけ何も持ってきてない奴がいたので、彼が生け贄となって、みんなの分まで余計に刺されていました。
まぁそれでもなんとか楽しく外でずっと談笑してたんですが、１１時頃についに私が近くのスーパーまで歩き、蚊取り線香を買ってきて、それを焚きまくりながら談笑を続け、１時くらいにようやく各自のテントに入って寝ました。
しかし蚊取り線香つけてたら、ほんとうに蚊が来ない、というか、来なくなりましたね。焚いてると煙の所には来ないと思っていたんですが、煙が身体中に染み付いて、それで蚊が寄り付かなくなる、そんな感じがしました。
真夜中、テントで寝てるときに、おばちゃん３人くらいが懐中電灯つけてワイワイしゃべりながら、テントの周りをウロウロしていて、私は夢かなと思ってたんですが、朝聞いたらみんなも覚えてて、あいつらいったい誰だったんだろうという話になりました。恐ッ！
朝は６時くらいに起きて、みんなでサンライズを見ました。
これがキャンプの醍醐味です。
８時頃からもうじわじわと暑くなってきたので、９時前にテントをたたんで、とっととキャンプ場をあとにしてバスで帰りました。帰りのバスがこれまた長旅で、次回は恐らくタクシーで来ると思います。
タクシーで来て、ホーカーで飯を食い、テントで寝る、まぁシンガポールっぽくて悪くないと思います。
これからも月１くらいでキャンプをしていこうと思います。
興味がある方はぜひ気軽にご参加くださ〜い。
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