引っ越しがようやく終わって一段落つきました。
シンガポールの果てのPunggol(ポンゴル)に引っ越しました。
そして今日は、引っ越しして落ち着いたらまず最初にやりたかった事をしてきました。
それは歯医者さん。
前に書いた、歯痛はもう完全に治ったのですが、銀歯の蓋が二カ所取れていて、それをどうしても直したかったのです。
私は貧乏人なので、日本人御用達のようなお高い歯医者さんには行けず、Punggolにある、できるだけローカルで外国人などがあまり行かないような歯医者さんを見つけました。ポイントは駅から遠く、HDBエリアのど真ん中にあることです。
Websiteがあり、メールで予約も受け付けているみたいだったので、一週間前から何度もメールしてみたのですが、一向に返信がなかったので、今日思い切って電話をかけてみました。電話大っ嫌いなんですが、もうこれしか方法はないと思ったので。
電話には中華系のおばちゃんが出たので、わたしは
Hello, I want to make appointment for my first visit.
と、インターネットで調べたフレーズを述べたところ、ちゃんと理解してくれました。
どんな問題があるの?と聞かれたので、Ehhhh... Silver crown came off and need put it back. と言いました。
するとおばちゃんは、いつ来ますか? 今日来ます? 今日でもいいですよー というので、さっそく午後4時で予約しました。
シンガポールの歯医者は常に混んでいて、下手したら何週間も待たされると勝手に妄想していたので、拍子抜けしました。まさかこんなに早くドリームズがカムトゥルーだなんて。
そして時間通りに行き、受付でIDナンバーや、持病やアレルギー等がないかを用紙に記入し診察室に通されました。
ここでも、今はコロナのせいで鼻に綿棒突っ込まれるテストかなんかを強制されるんじゃないか、初診だからレントゲン撮らされて料金に上乗せされるんじゃないかという妄想があっけなく覆されました。歯医者くらいでビビリすぎだっちゅーの。
ちなみに友人が一昨日、喉が痛くて病院に行ったら、コロナの疑いかなんかで家から3日出るなと医者に言われて、今もまだ自宅隔離中です。
先生は中華系の女医さんで、すごくわかりやすい英語で丁重に治療について説明してくれました。あれ?シンガポールってこんなに丁寧だったっけと、少し混乱しました。
私の口の中を見て、これは全部日本で治療したの?と少し驚いた感じで聞いてきたので、なんか変ですか?と聞くと、シンガポールではこういう治療は絶対しないと言いました。なんの事ですか?と聞くと、虫歯の治療に銀歯を使い、しかも部分的に使うというのはシンガポールではほぼないとのことでした。
私は取れた銀歯の蓋を持って行ったのですが、先生に、この銀歯をまた戻すのも、銀歯じゃなくて新しく白い被せものをするのも(White Filling)値段は同じですけど、どうしますか?と言われたので、せっかくなので、白い新しいFillingをお願いしました。
2カ所あったのですが、なんと2カ所を同時に、あっちやって、こっちやって、を繰り返しながら同時に進行していくのが、プロだな〜という感じがしました。知らんけど
治療は30分ほどで終わり、先生は終始丁重な態度で、もしかしたらコロナのせいで客減ってて最近態度めっちゃ改めたんちゃうんか、などというあらぬ妄想までしてしまうくらいでした。
そして気になる料金ですが、2カ所の詰め物で180$ (14,000円) でした。
高いでしょうか?
シンガポール歴10年の私は、こんなもんで済んでよかったと思いました。
うちの奥さんも、まぁそんなもんじゃない、と言っていました。
ちなみに私は医療保険は一切払ってないので、全額負担ということですね。
私は医療機関をほとんど使わないので、行く時だけがっつり取られるという、このスタイルのほうが気に入ってます。病にかかったらおしまいだぞ、という緊張感もある程度必要ですし。
料金表もあったので、英語ですがのせときまっせ。
シンガポールの相場をごらんあれ。10$=800円です。
というわけで、今回はローカル歯医者さんのリポートでした。
参考になれば幸いーーー
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