シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

柔道が再びできる日は来るのか

2日前に筋トレしたところが、今日やっと筋肉痛になりました。

信じられないくらい、オッサンの身体の反応は遅いですね。

 

私は柔道が趣味なので、サーキット・ブレーカー中も運動や筋トレは程よく続けて、身体がなまらないようにしています。

あとはバンコクに住んでいる友人が、オンラインで技や自主トレの方法などを配信したりしているので、ときどきそれに参加して新しいテクニックなども学んだりしています。

 

しかし、柔道はいつできるようになるのかなーと、ときどき少しネガティブに考えてしまいます。柔道は今やグローバルなスポーツで、世界各地に柔道を練習できる道場がありますが、もちろんどこも大変みたいですね。

さきほど話したバンコクの友人のように、オンラインで道場生に自主練習を配信している所が多いように思います。

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私がよく見るのは、アメリカのフロリダに住んで柔道を教えている佐々木 伸次朗さんという方の動画ですね。

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この人の動画には、重量級の金メダリスト、鈴木桂治さんがよく出て技のコツなどを説明しています。これはものすごく役に立ちますね。

鈴木さんの説明は非常に上手で、こういう人がOBとしているんだから、そりゃあ日本の柔道レベルは高いわけだよなあと改めて思います。

そして、大事な事ってやっぱり口伝なのかな、とも。(←これ重要)

 

https://www.instagram.com/sasakijudo/?hl=ja

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でもねえ、こういうのを見てるとなおさら、これからの柔道はどうなっていくんだろうと危惧してしまいます。もちろん柔道だけじゃありませんが。

私が生きてるうちは、完全にできなくなるなんて事はないと思いますが、きっと柔道になんの愛情もない人たちが決めた、とんちんかんな制限が課され、本来の柔道の本質からはさらに遠ざかる事でしょう。

 

ああ 大切な物が 少しずつ穢されていく

ああ 諸行無常

 

ちょっと悲観的でしょうか。

でもこれから起こりそうだと自分で思う事を、目を逸らさずに直視する、これが本当のポジティブではないでしょうか。

さして根拠もないのに、大丈夫なんとかなるよ、と言うのはオプティミズム(楽観主義)ですね。

 

ともあれ、柔道場の経営者も、オリンピックを控えた選手も、インターハイを目指す高校生も、今はできる事をやるしかないですね。あとはなるようになれ。

 

私も引き続き、運動を続けていきたいと思いますが、すぐにまた柔道ができるようになるよ、なんて楽観視はせず、たとえ柔道がこのままできなくなろうとも、この身体を鍛え技を磨いたことがどこかで必ず自分の役に立つだろう、予期せぬ形で自分に返ってくるであろうと、そう思いながらやる事にします。

 

たとえ明日世界が滅亡しようとも

今日私は僧帽筋を鍛える

 

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