シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

JUNOSONさんとゆくシンガポール王道1日観光ツアー

今週久しぶりに、日本から友人がシンガポールに遊びに来てくれました。

 

私もシンガポールに引っ越したばかりの頃は、年に2、3人は友人たちが遊びに来てくれたものですが、ここ数年はもうめっきり誰もやってきません。

きっとみんな忙しいのでしょう。海外旅行は高くつきますし。休みだって取れないじゃないですか。もう家庭がある人もたくさんいますしね。けして私の人徳がないとかそういう事じゃないと思いますよ。ええ絶対そんな事はありません。

 

そんなここ数年のさめざめとした気持を吹き飛ばすかのように、ついに私の数少ない友人の一人がやってきました。今回遊びにきてくれたのは、海外でも個展などをしている、売れっ子イラストレーターのJUNOSONです。

 

みなさんもきっと彼のイラストレーションを必ずどこかで目にしていると思います。

雑誌や書籍のイラストを始め、NHKの番組のアニメーションや、最近は「激レアさんを連れてきた。」というテレビ朝日のイラストも描いてるそうです。

 

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なんの許可も得ずに勝手にイラストをはっているので、もしかしたら今度彼と会うのは裁判所になるかもしれません。

 

そんな彼となぜ私が知り合いかというと、私も遠い昔、絵描きになる夢をもって北海道から東京へと渡った頃があり、そのときにネットで知り合った、当時まだ無名だったJUN氏に、僕も東京に行くからヤンピン君も思い切って出ておいでよ、そう背中を押されてノコノコと上京した、あれ以来のつきあいであります。

 

そして今彼はイラストレーターとして大成し、私は夢破れ今は名もなき草庵の乞食僧。そんなJUNOSON氏なんですが、今回はシンガポールに野暮用があって1泊2日の弾丸旅行で、一人で来てくれました。シンガポールは始めてという事で、私が全力でシンガポールを案内してさしあげました。

 

ある平日の夜8時頃に彼が泊まるホテルのロビーに、うちの奥さんを連れて行きました。奥さんも彼とは何度か面識があり、前に奥さんが働いていた出版社の雑誌に、彼がイラストを描いてくれた事もあります。

 

4、5年ぶりに会ったように思いますが、相変わらずの物腰の柔らかい、異常なとっつき安さは健在でした。

シンガポールはどうですか?と聞くと、思った以上の大都市ですね!!と感動していました。

夕食は何が食べたいかと聞くと、おまかせするということだったので、旅行者に人気のラウパサ・ホーカーセンターに連れて行きました。シンガポールに来たほぼ全ての友人が、初日に私にここに連れて来られていると思います。

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海鮮料理やサテー(焼鳥)を食べ、11時頃まで色々と懐かしい話しや、最近の生活について話しをしました。人から聞く日本の話しは、もはやまるで海外の事のようです。

台風大変でしたね皆さん。

 

 

2日目は、二人きりで、シンガポール観光をしました。まさに王道とも言える観光プランだったので、ぜひ参考にしてください。

 

まず朝10時、JUN氏のホテルにて集合。荷物をホテルに預け観光開始です。

ホテルがちょうどシンガポール国立博物館の前だったので、まずはそこに行き、平日10:30から始まる、無料日本語ガイドツアーに参加しました。

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ガイドさんの説明を熱心に聞くJUN氏

シンガポールの歴史を紹介している常設展を、1時間かけてみんなで見て回ります。ガイドさんの素晴らしい説明で、JUN氏もだいぶシンガポールの基礎知識を得たと同時に、シンガポールにだいぶ興味を持ってくれたようです。

常設展の入場は大人15$です。

 

次に向かったのはチャイナタウン。まずはピープルズパークで腹ごしらえに、小籠包を食べました。とくに有名店ではありませんでしたが、日本人の口には十分に美味しく感じると思います。一人6個ずつでしたが、以外と腹は満たされました。

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食後に、このすぐ近くに最近オープンしたらしい苦茶のお店を見つけたので、一杯飲ませていただきました。身体にすごく良さそうで、一杯1.3ドルなので、見つけたら飲むようにしています。

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まぁ言うほど苦くもないんですが。一応JUN氏にも苦そうな顔をしてもらい一枚写真を取らせてもらいました。

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そこから10分ほど歩き、ヒンドゥー教のスリ・マリアマン寺院に入りました。日本人には全くなじみのないヒンドゥー教は、非常に新鮮に感じられること間違いなし。

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さらに5分歩いて、今度は仏陀の歯が祀ってあると言われている、5階建ての仏教寺院、佛牙寺へ。ここには金ピカの仏像がたくさんあり、日本の地味なお寺とのコントラストが楽しめます。

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次はこのお寺の目の前にある、Chinatown Complex(牛車水広場)の地下にある市場を見学します。昼に近かったので、半分くらいの店は閉まっていましたが、まだ人もたくさんいました。

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ちょっと小腹が減って喉も乾いたので、歩いて3分のところにある味香園という有名なデザート屋で、台湾風かき氷のようなものを食べてクールダウンしました。日本人のお客さんもたくさんいました。

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次は先日紹介した、シンガポール島のジオラマが展示してある、Singapore City Gallery に行きました。ここも徒歩圏内です。

yangpingsan.hatenablog.com

 

次は近くのバス停からバスに乗って、ついにシンガポール名物マーライオンを見に行きました。案の定ガッカリだったかどうかはわかりませんが、やっぱりコレを見なきゃシンガポールに来たとは言えないですよね。言えますけどね。

たくさんの観光客が写真撮影する中、私たちも記念に撮ってみました。

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今回のチャイナタウン周辺の観光経路を、書き込んでみました。参考までに。

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つづきまして〜、お土産にTWGのお茶を買いたいということで、TWGのお店があるRaffles City まで歩きました。

TWGはシンガポール発祥の高級茶のブランドで、お土産として大変人気があります。下記のお茶などは一缶で3000円以上もしますが、大変香しい匂いがしました。

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ここで時間は夕方4時。

ここからさらに歩きとバスで、次はアラブストリートに行きました。

有名なサルタン・モスク(イスラム教の礼拝所)には、入場することはできませんでしたが、地元の人に人気がある、Kampong Glam Cafeでお茶を飲んで休憩しました。

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そして6時過ぎに店を出て、晩ご飯を食べに、ゆっくり歩いてリトルインディアに向かいました。お店を探しているときに、通りかかったモスクが入場できそうだったので、ちょっと入ってみました。

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ここはAbdul Gafoor Mosque(アブドゥル・ガフール・モスク)という礼拝所なんですが、ちょっと見るだけだったのに、あまりにも親切なオジさんに捕まって、普段はなかなか見られない彼らの礼拝を10分以上も見学させてもらい、帰りにはビリヤーニ(スパイス炊き込みご飯)を二人分、タダで持たせられました。親切すぎます。

 

このオジさんの親切を無にすることはできなかったので、テーブルを探して、二人でそれを食べました。おかげで晩ご飯が要らなくなってしまいました。

 

しかしせっかくなので何か食べようと、Tekka Market(テッカ・マーケット)で、インドのパンケーキ、Paper Dosai(ペーパードーサ)を二人で食べました。

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そして引き続きここでビールやお茶を飲んだりして、10時近くまでずっとおしゃべりをして、飛行機の時間もあるので、タクシーに乗りホテルへ荷物を取りに戻りました。

 

これでようやく、今回の1日シンガポール市内観光ツアーは終わりです!

 

JUN氏のハイテク万歩計によると、今日一日で歩いた歩数は2万歩だったそうです。一日中歩きましたが、休憩中はとにかく休みなく話しをしてたので、足もそうですが口もよく使いました。

 

JUN氏はイラストもさることながら、おしゃべりをさせても非常に面白く、彼のイラストの豊かな表現は、彼の豊かな人柄からにじみ出てくるものなのです。

イラストレーターって、絵が上手なだけではなれないのです。人柄、知性、ソーシャルスキル、それらをバランスよく兼ね備えた人でなければ一流のイラストレーターにはなれないと思います。どうりで私はなれなかったわけだ・・。

 

マーライオン以降のコースも、参考までに。

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JUN氏とはホテル近くの地下鉄の駅でお別れとなりましたが、なんと来月もまた用事があってシンガポールに来るそうで、あまり湿っぽい別れにはなりませんでした。

ジュンジュン、また来月〜!

 

 

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