シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

マラッカに来てシーク教寺院で無料のご飯にありついてみた

今日はちょっと用事があってマレーシアのマラッカに一人でやってきました。

11時頃にKulai(クーライ)の自宅を出て、近くのバス停でバスを30分ほど待ち、バスに1時間ほど乗り、Johor Baru(ジョホールバル)のLarkin Bus Terminal(ラーキン・バスターミナル)に着きました。ここまでで2時間近くかかります。

ラーキンからは、マラッカのバスが頻繁に出ているので、13時発のバスに乗ることができました。

ラーキンバスターミナルは、以前はバス会社によってブースが分けれていたのですが、今はそのブースが全てなくなり、バスチケット・カウンターが設けられ、どの会社のバスもそこで買わなければなりません。いや、買う事ができます。

カウンターは2カ所ありましたが、入り口付近のカウンターは長蛇の列ですが、もう一つの少し遠い方はがら空きでした。地元の人も含めて、ほとんどの人はカウンターがそこ一つだと思ってるんですね〜。バカですね〜。わたし性格悪いですね〜。

これはKL(クアラルンプール)のバスターミナル(TBS)でもよく見る光景です。

まずは空いているカウンターを探しましょう。

下の写真はラーキンバスターミナルです。

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そしてまたバスに2時間半ほど乗り、やっと午後3時前にマラッカ・バスターミナルに到着です。ここで、2日後にセレンバンという街に行くで、そのバスのチケットを買ったんですが、ここもやはりバス会社のブースがなくなり、チケットカウンターになっていました。ちょっと寂しいです。

チケットカウンターの写真はありませんすみません。

 

今日は、Lavender green home melaka(ラベンダー・グリーンホーム・マラッカ)というゲストハウスに泊っていますが、オーナーが日本人のお姉さんで、とても清潔で感じの良いホステルです。エアコン付きダブルルームが、1泊 1000円ちょっと。自転車も無料で使えます。おすすめです。

www.facebook.com

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オーナーさんに、近くにオススメのレストランみたいのはありますか?と聞いたら、ご予算は?というので、もちろん安ければ安いほうがいいですね、と言うと、じゃあ無料の所があります、と言われました。これは想定の範囲外です。

どうやら近くにシーク教の寺院があって、そこで無料でご飯を1日3回も提供しているのだとか。シーク教というのはターバンを被っているあれです。シーク教以外の人も、ここではバンダナのような物を巻いて髪を隠す必要があります。私も持って行った手拭いを頭に巻きました。

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実はシンガポールにもシーク教の寺院があって、そこも無料でご飯が食べれると聞いたいた事はあるのですが、まだ行った事がありません。ちなみにその寺院、私の家のすぐ隣なんですけどね。でも近所だからこそ行きにくいのです。面がわれているから。

ちなみにシーク教寺院はおそらく、世界中にあり、どこも無料でご飯を提供しているはずです。

ちなみにちなみに、私はそのシーク教の総本山である、インドのアムリトサルにある黄金寺院に行ったことがありますが、ここでは無料のご飯どころか、無料で宿泊もさせてくれます。私はそこで原因不明の病気になり、宿泊施設どころか、保健室にも行き無料で薬まで処方してもらいました。ほんとシーク教にはお世話になっております。

下の画像はその黄金寺院です。

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話がかなりそれましたが、そういうわけでそのシーク教の寺院に夕方6時に食べに行ってきました。

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私はもっと人がたくさんいると思ったのですが、私が到着したとき、そこでご飯を食べてたのは3人だけ。給士さんもイケメンターバンが1人だけ。

下の写真は食堂です。

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そして肝心のご飯は、白飯大豆のつみれのカレーをかけるだけ。なんか他にも野菜やおかずがあるんだろうと突っ立って待っていましたが、給士さんも私を見つめたまま微動だにしません。数秒後に私がやっと気づき、頭を下げて席に戻りました。

チャイもあると聞いたのですが、ただの水しか見つけられませんでした。

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別にご飯がしょぼいとか文句を言ってるわけじゃあありませんぜ。ただ聞いてたのとだいぶ隔たりがあったので、少しガッカリしただけです。無料で奉仕していただいた物にウダウダ言って申し訳ありません。

おそらく週末はもっと人がたくさんいて、食事もグレードアップするんだと思います。

 

そしてご飯を食べていると、チラホラと人が来て増えたんですが、私とターバンを巻いてるシーク教徒以外は、みんな貧困層のお爺ちゃんと外国人労働者でした。おもわず私も、自分がお金がなくてここに来ていると錯覚していしまいそうになりました。

食べ終わったら自分で食器を洗っておしまいです。少しだけ寺院の中を見て回りましたが、とくに奇抜な偶像的なものはなく、インドの数ある宗教の中でも、かなり生真面目な優等生といった感じです。

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カレーだけでは今いち満足には至らなかったので、ジョンカーストリート(週末はナイトマーケットが開かれる有名な通り)の入り口にある、有名なお土産屋さんで、ドリアンチェンドルを食べてみましたが、予想以上にまずかったです。こんな物がそこそこ売れているというんですから世も末です。世も末涼子です。

やっぱりチェンドルは少し小汚い店で食べるに限ります。

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というわけで、あまりたいした物にはありつけなかった一日でした。

(シーク教の方すみません)