シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

バングラデシュ旅行記14 チッタゴンからダッカに帰る

前回の話

バングラデシュ旅行記13 巨大スッポンを見に行く - シンガポール漂流生活

 

11/27(水)

昨日の夜は非常にぐっすり寝られた。さすが高級ホテルのベッド。

しかし腹の調子はまだ良くない。

 

朝9時前にホールで朝食のブッフェを食べた。ルティ2枚ダル大根のカレーみたいなやつに、目玉焼きを1枚。それにパパイヤデザートが少し。とても美味しかった。

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部屋に戻ってゆっくりする。もう外には出たくない。

11時頃にチェックアウトし、バス会社へ向かった。

数ある会社の中から適当に一つ選び、カウンターでバスの出発時間を聞くと12:15だという。まだ1時間近くある。

席はというと、ACバスの3席の2つくっついている席だったので、他をあたってみると行って、隣りのバス会社に行ってみる。

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そこも発車時刻は同じで値段は1100TK(1,400円)。独立した1つ席があったので、そこでチケットを買った。チケットを確認しているときに、木曜日と書いてあるので、今日は水曜日じゃない?と指摘すると、間違えたらしく、水曜日は1つの席は満席で、2つ席になってしまうというが、もうめんどくさいのでそこにした。

 

ダッカのどこに着くのかと地図を見せて聞いたが、あまり地図がよくわからないらしく、要領をえないので、自分でネットで探した。

Shohagという有名なバス会社で、モティジールの上のほうに会社があり、そこに到着するということがわかった。出発時刻まで、葡萄を食べたりした。

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バスは10分ほど遅れてきた。

もうバスの中に乗客がたくさん乗っている。バスはなかなか豪華に見えたが、やはり少し古く、ACはかなり効いていて少し寒そう。

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バスはすぐ出発したが、わたしの隣りの席は結局誰もいないかった。

最初は車窓からずっと外を眺めていた。学校帰りの女学生が、乗り合いのCNGに乗り、出発までの間、笑顔で友だちとおしゃべりをしている。そんな普通の風景を見ているのが、なぜだか面白かった。

前のお兄ちゃんがポケモンGOをやっていた。バングラデシュの農道にはどんなモンスターがいるのか。

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バスはとても順調に走り、3時間ほどで、休憩所に寄った。

説明がベンガル語でされたので、どれくらい休憩するのかわからなかった。降りてから運転手にでも聞こうと思ったが、降りると誰が誰だがわからなくなり、結局ご飯を食べる充分な時間はあったのに、何も食べられなかった。

トイレに行き、飴2個とカシューナッツのお菓子を買っただけ。

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バスはまた走りだし、しばらくすると日も暮れてきた。

夕方5時頃に渋滞につかまってしまった。まったく動かない。渋滞ということはもうダッカ市内かと思ったら、まだ全然市内にも入っていなかった。ACが寒いので、しっかり着込んでマスクもした。

結局2時間近く渋滞に巻き込まれ、そのあともあまりスピードは出ず、夜8時近くにダッカのバス会社に着いた。結局8時間かかったわけだ。

バングラデシュの渋滞は本当に深刻だ。このおかげでみんなフラストレーションがたまっているんだろう。少なくとも私はたまっている。これでは旅行するのもしんどい。

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バス会社からサイクルリクシャーをつかまえ、一番近いと思われたWhite House Hotelへ行く。ホテルに着いてリクシャーにいくら?と聞いたらフィフティーマネー!と言っていた。50TKだ。ほんのちょっとだけボッタくられた感じがしたが、なんか可愛かった。

ファンのダブルベッドで2000TK(2,560円)。エレベーターはなく設備は古いが、格式高そうな良いホテルだと思う。荷物を4階の部屋まで運んでくれたおじさんに、50TKのチップを渡してみたらすごく嬉しそうだった。

腹ペコだったので、ルームサービスでルティ2枚野菜カリー紅茶を頼む。全部で322TK(410円)。

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ルティはインドでいう、いわゆるチャパティみたいなものがきて、ベジカリーは青唐辛子がけっこう効いていて辛かった。これ全部食べて大丈夫かな、大丈夫じゃないなと感じたが、残すのもイヤだったので全部完食してみた。するとやはり胃の調子がおかしくなった。消化器官が機能していない感じ。

前回と全く同じシチュエーションじゃないか。どれだけ懲りてないんだ俺と思ったが、なにか避けられない運命みたいな物を感じた。

 

そしておなかがはった感じのまま12時くらいに寝る。

 

つづくよ

yangpingsan.hatenablog.com

 

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