シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

シンガポール Ann Siang Rd.のオシャレなレストラン「Lolla」で食事してきた

先日、ホーカーセンターのハイエナことヤンピンさんが、分もわきまえずに奥さんとシンガポールの高級おしゃれレストランで食事をして来ました。

 

なぜこんな事になってしまったかというと、私が長年日本語を教えている生徒さんの一人が、そのレストランのオーナーでして、彼からよかったら今度うちの店で食事をごちそうさせてくださいというオファーがあったのです!

 

どこのお店かというと、シンガポールの中でも屈指のオシャレ通り、青山か代官山のような雰囲気漂う Ann Siang Rd. にあります Lolla(ローラ)という店です。

3年続けば上出来だと言われている飲食店激戦区のシンガポールで、もう9年も続いているもはや老舗級のレストランです。

外観も店内のインテリアも、名前の割には傷だらけではなく、とてもオシャレで、デートにもピッタリでしょう。

f:id:yangpingsan:20191224082230j:plain

続きを読む

夫婦水入らず旅行 ハジャイその4 最後も美味しいイサーン料理

前回の話

夫婦水入らず旅行 ハジャイその3 レンタルバイクでツーリング - シンガポール漂流生活

 

民俗博物館を出て、さきほど博物館から見えた島の西側を走った。

やはりレストランがたくさんあるが、どこがいいか決められず走り続ける。

f:id:yangpingsan:20191221181347j:plain

 

もう10軒くらい過ぎ去り、そろそろ決めなくちゃなと思い、お客さんがたくさんいる、割と庶民的な感じのレストランがあったので、そこに入ってみた。

 

運良く一番奥の湖に面したテーブルが空いていたので、そこに座った。

テーブル、イス、屋根、共に竹で作られていて、タイの田舎では割とよく見る、典型的なイサーン料理のレストランだ。

f:id:yangpingsan:20191222225334j:plain

 

メニューはタイ語のみだったが、写真もあるし代表的な料理ばっかりだったので簡単に頼めた。

またもやフルーツソムタム、それとヤムプラードゥックフー(ナマズのほぐし身カリカリ揚げ)、そうなればやはりモチ米、あとは奥さんの食べたかったパッタイを頼んだが、そんなものはないという。さすがはイサーン料理店。

私もパッタイはあまり好きじゃないし、すぐパッタイを頼む人も好きではない。

なのでエビチャーハンを頼むが、またもやモチ米ダブルご飯となってしまった。飲み物は、運転中なのでソーダを1本頼んだ。

f:id:yangpingsan:20191222225330j:plain

 

お味は最高に美味しく、奥さんも今回の旅行で一番美味しいと言っていた。

そしてお会計をしてもらうと、たったの150THB(540円)と言われ、間違いじゃないのかと聞き返してしまった。安すぎないだろうか。

まずこのロケーションだけでも、逆に割高にしてしかるべきだろう。

店員のオネーさんも愛想が良かったし、やっぱりタイは旅行するなら田舎に限るなあと思った。

 

島をゆっくりグルッと回って帰ろうと思ったが、時間は午後2半ちかかったので、あまりゆっくりしない方がいいだろうなと思い、ショートカットして橋に向かった。

これからまたハジャイ市内に戻る。

 

太い国道に出て、そこからは猛スピードでバイクを走らせるが、スピードメーターが壊れているので何キロ出ているかはわからない。

しかし燃料メーターはちゃんと動いていて、もうすぐ空になりそうだったので、途中でガソリンスタンドに寄った。

 

スタンドのコギャル風のおねーさんに、満タンにしてくれとお願いした。

満タン入り、給油メーターを見ると、26.95と書いてたので、小銭も混ぜて27THB(97円)払うが、怪訝な顔をされる。

27じゃないの?と聞くと、70だよと言われた。26.951リッター当たりの値段だった。

満タン2.6リッター入り、70THB(250円)かかった。

ランカウイのガソリンスタンドはたしか、1.5リッターで3RM(80円)だった。やはり石油産出国はガソリンが安い。

f:id:yangpingsan:20191222225326j:plain


 

またバイクを爆走させて、午後3時過ぎにハジャイ市内へ戻ってきた。

まずはホテルに行き、荷物をとってから、旅行会社へバイクを返しに行った。

バイクを点検され、異常がないこと、燃料が満タンなのを確認して、1000THBのデポジットを返してもらった。

 

今日はどこへ行ってきたと聞かれ、ソンクラーだと答えた。

どうやって行ったと聞かれたので、もちろん借りたバイクで行ったんだよと答えたが、その後もまた同じ質問を何回もされ、なんか話しが噛み合ってないなと思ったら、今日はどこに行ったかではなく、今日はこれからどこに行くのかという意味だったらしい。

 

シンガポールに飛行機で帰るんだよと言うと、タクシーも手配してやるぞと言われた。商売熱心なオバさんだ。

 

丁重にお断りし、キムヨン市場まで歩いて行き、青色のソンテウ(乗り合いトラック)に乗った。

ソンテウは一般庶民を乗せたり降ろしたりし、最後は我々二人だけになり、20分くらいで空港に着いた。

f:id:yangpingsan:20191222225323j:plain

f:id:yangpingsan:20191222231745j:plain

 

一人20THBくらいだろと予想し小銭を用意しておいたが、一人40THB(150円)と言われた。なにか自分の中でタイバーツの感覚が狂っているのを感じた。しばらく休んだほうがいいだろう。

 

出発時刻までまだ3時間もある。とりあえず空港の中に入り、カフェで座って一服する。

私は着替えを持ってトイレに行き個室に入り、濡れた手ぬぐいで全身を拭いた。そして新しい服を着て、足も便座の上でホースを使って洗い、サンダルから靴に履き替えた。

スッキリしてカフェに戻ると、奥さんは頼んだお茶も飲まずテーブルに突っ伏して寝ている。相当疲れたんだろう。

 

チェックインの時間になったので、カウンターに行ってチェックインした。

預け荷物はなかったが、バックパックはPCやお土産のナッツなどでかなり重い。

重量制限の7kg以上絶対あったと思うが、チェックされなかった。マレーシアとタイの空港は比較的寛大でいい。日本はいつも厳しくチェックされるので怖い。

 

搭乗ゲートに行くと、シンガポール人の中華系の高齢者がたくさんいる。ハジャイはこの手の人達にとても人気がある。

晩ご飯を食べて来なかったので腹が減っているが、搭乗ゲートでは小さなお土産屋が1つ開いてるだけで、腹の足しになりそうな物はない。

先月バングラデシュで買ったミューズリーが、まだ余ってカバンに入っていたので、それを食べて飢えを凌いだ。

 

出発時間は1時間近く遅れて、みんな不満タラタラ。

タイ時間8時半頃に離陸して、シンガポールのチャンギ空港に着いたのは夜の11時だった。急いでMRTの駅まで行くと、これが街へ向かう最終の電車だとアナウンスしている。

地下鉄とバスを乗り継ぎ、家に着いたのは夜の1時近くだった。奥さんは疲れ過ぎていて何もしゃべれない。私もシャワーを浴びベッドに入るとすぐに眠ってしまった。

 

おしまい

 

一週間の旅行でしたが、その倍くらい長かったように感じました。奥さんも口にはしませんでしたが、この人と旅行するとほんと疲れるわと改めて思ったことでしょう。一人旅のほうがやっぱり気楽ですが、二人だと色んな物が食べられていいですね。

 

もし記事が面白かったら、下のバナーをクリックお願いします~

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

夫婦水入らず旅行 ハジャイその3 レンタルバイクでツーリング

前回の話

夫婦水入らず旅行 ハジャイその2 初めてのプラートゥー - シンガポール漂流生活

 

12月19日(木)

となりの部屋からの声で目が醒めたようだ。時間はもう6時半。

久しぶりに6時過ぎまで眠ることができた。昨晩寝る前にストレッチを長めにやったからではないだろうか。

 

ゆっくりと起きてシャワーを浴びる。

PCを充電しようとしたが充電器がない。どこを探してもないので、レセプションに行って前日泊まった部屋に充電器はなかったかと聞くと、清掃のおばさんに聞いておいてくれるとのこと。

 

8時過ぎにまたバイクでキムヨン市場に行く。

朝ご飯は、昨日のカオマンガイの店の隣りで、 粿汁(クエイジャップ)を食べた。

シンガポールやマレーシアにも同じ料理がある。元々福建語である。なかなか美味しかった。

続きを読む

夫婦水入らず旅行 ハジャイその2 初めてのプラートゥー

前回の話

夫婦水入らず旅行 ハジャイその1 リペ島からハジャイへ - シンガポール漂流生活

 

また朝5時前に起きてしまった。この旅行で6時まで眠っていたことがない。なぜだろう。

外から何か音が聞こえると思ったら雨が降っているようだ。

 

8時頃にやっと雨が止んだ。

このホテルにもう一泊しようという事になり、ネットで予約しようとすると、ダブルベッドの部屋が満室になっている。しょうがないので、ツインベッドの部屋を予約した。

ネットでの予約完了後に、ホテルのレセプションに行って説明すると、新しい部屋に入れるのは午後2時からなので、一度チェックアウトして荷物をフロントに預けて、2時にまた戻ってこいと言われた。

続きを読む

夫婦水入らず旅行 ハジャイその1 リペ島からハジャイへ

前回の話

夫婦水入らず旅行 リペ島その3 リペ島でのある普通の一日 - シンガポール漂流生活

 

12月17日(火) 

夜中にトイレに行って、お腹の中の物を出し切ったのでお腹が空いていた。

7時頃に少し散歩してから、サンライズビーチ近くの小さい店で、オカズぶっかけ飯を食べる。

選んだのはトムカーガイ(酸味のあるココナッツスープ)のようなものと、煮卵が一個。

いくら?と聞いたら、イムゴーン(まずは腹を満たせ)と言われた。ナムプリック(チリソース)長豆、キュウリのサラダがついてきた。

続きを読む

夫婦水入らず旅行 リペ島その3 リペ島でのある普通の一日

前回の話

リペ島 夫婦水入らず旅行その2 サンライズビーチとサンセットビーチ - シンガポール漂流生活

 

12月16日(月)

7時くらいに奥さんと二人で朝のサンライズビーチを散歩しに行った。潮が引いてボートの船底が見えている。風もなく気持ちいい。何人かの人がすでに浜辺を散歩していた。地元のお寺の方だと思われるが、坊さんもいた。

f:id:yangpingsan:20191218191835j:plain

f:id:yangpingsan:20191218191914j:plain

続きを読む

夫婦水入らず旅行 リペ島その2 サンライズビーチとサンセットビーチ

前回の話

リペ島 夫婦水入らず旅行その1 ランカウイ島からリペ島へ - シンガポール漂流生活

 

荷物を置いて、洗濯をしてから昼ご飯を食べに行った。

ホテルを出る前にフロントで、シュノーケリングマスクはあるかと聞くと、タダで貸してくれた。

f:id:yangpingsan:20191218154354j:plain

 

レストランはできるだけローカル向けっぽい所を選んだ。その方が安くて美味しそうだから。

f:id:yangpingsan:20191218154408j:plain

 

とりあえずパッタイと、フライドチキンソムタム(パパイヤサラダ)とモチ米を頼んだ。飲み物はソーダ。ビールはやめておいた。

久しぶりのタイ料理は、やはり美味しかった。

続きを読む

夫婦水入らず旅行 リペ島その1 ランカウイ島からリペ島へ

前回のお話

ランカウイ島 夫婦水入らず旅行その3 マングローブ半日ツアー - シンガポール漂流生活

 

12月15日(日)

何時かわからないが朝方に目が覚め、また二度寝すると、30分くらいの間にとても長い夢を見た。奥さんと口論をする夢。

夢の中で「何かの終わりは何かの始まりなのだ」と英語で言ったが、その英語の間違いを奥さんに指摘されて「それは論点がずれている!」と怒っている夢。

 

また目が覚めて、もう一度眠るとまた夢を見た。

高校のときに筋肉隆々だった同級生が、病気かなにかでげっそりと痩せてしまって、目が落ち窪んで真っ黒になっていて、彼の体の心配をしている夢。

 

目が覚めると7時で、シャワーを浴びて出発の準備をした。

続きを読む