シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

コロナ後のKLに遊びに行ってきたよ(前編)

先週の土曜日にクアラルンプールで、マレーシア人の友人がソロパフォーマンスをするというので、奥さんと二人、バスでクアラルンプールに観に行ってきました。

それがそんなに見たかったわけではないんですが、こういうちょっとした口実でもない限り、重い腰が上がらないので。

 

 

それにしてもクアラルンプールって微妙だなーと行くときは思っていました。別に嫌いじゃないけど、さほど好きではない街。とはいえもう20回近く行っていると思います。

 

でも遊びにというより

ネパールに旅行に行きたいけど、チャンギ空港から飛ぶと500ドル、でもKL空港からだったら300ドルか、よし、じゃあ前日にバスでKLに乗り込むか、というような事情でよく行きました。

バス代、ホテル代、時間、労力を考えると、全然採算が合わないような気がするんですが、プレ旅行みたいな感じが好きだったんですねきっと。

インド、ネパール、スリランカ、バングラデシュなど、KLから飛ぶ方が全然安かったんです。今はわかりませんが。

 

しかし今回はKLが目的地ということで行ってきました。

まずバスですが、今回はシンガポールのKovanから出発する、KKKLという会社のバスに乗りました。値段は35ドルです。

 

 

金曜日の朝9時に出発したバスは、一度Katonに寄ってさらに乗客を乗せてからマレーシアに向かいました。

マレーシアに入ってから、途中で一回だけパーキングエリアに寄り、20分の休憩がありました。そこで少々お高くけして美味しくはないヌードルなんかを食べ、クアラルンプールの中心地にあるBerjaya Times Squareというモールに着いたのは午後4時くらいでした。

 

 

我々のマレーシアでの宿泊費の予算は、だいたい一泊40ドルくらいだったので、チャイナタウンエリアにあるホテルを予約して行きました。

チャイナタウンの北側、Masjid Jamek駅の近くにあるAhyu Hotelというところで、ダブルベッドの部屋が35ドルくらいでした。

窓付きで冷蔵庫もケトルもドライヤーもあります。シンガポールだと、80~100ドルくらいのグレードだと思います。

 

 

このホテルの前が、Leboh Ampangという通りなんですが、ここの通り沿いにはインド料理レストランが7、8軒あり、ちょっとしたリトル・インディアになっていて、インド料理好きにはたまりません。

 

 

ちなみにうちの奥さんのようにインド料理には全く興味がない人にとっては、たまらないどころか耐えられないそうです。せっかくここに泊まったのに、毎回10分ほど歩いてチャイナタウンまで中華料理を食べに行く羽目になりました。

 

なのでインド料理は結局数回しか食べなかったんですが(十分だろ)、たとえばPapadom Restaurantという割とキレイ目なレストランで食べた、ベジターリー8.5RM(2.6ドル)、それにマトン・ドライカレーをオプションでつけて、24RM(7ドル)でした。クソ安い。

 

 

中華料理で一番美味しかったのは、チャイナタウンのちょっと外にあるSoong Kee Beef Noodlesという店で、ここの牛肉麺がなかなか美味しかったです。

ドライスープと両方頼んだんですが、ドライの方の麺の上にのっている黒い謎の物体(もしかしたら挽肉なのかも)が、北海道ジンギスカンの味がするんです。ジンギスカンはラムで、これはビーフなんですけど。

北海道ジンギスカンを食べた事がある人なら、ああたしかに!と言ってくれるはずです。ぜひ機会があればご賞味ください。肝心の牛肉のほうもとても柔らかくて美味でした。

スープも美味しそうなんですが、ジンギスカン味が強いのはドライのほうです。

 

こちらは小椀で10RM(3ドル)です。昔は7RM(2ドル)だったらしいですが、コロナでぐんと値上げしたんですね。それでもまだまだシンガポール人にとってはお得感があります。

 

 

この店は外壁にとてもポップなグラフィティが描いてあります。

 

あともう一つ。チャイナタウンのど真ん中に漢記(ホンキー)という有名なお粥の屋台があるんですが、その隣にある裔记(Yooi Kee)という店の揚げた腸のお粥猪肠粉(チーチョンファン)も美味かったです。

店は午前中がメインで、10時くらいに行ったときは、お粥が売り切れでした。絶対また食べたい。

 

 

ちなみにKLの中華系はほぼ広東系で、みんな広東語で話をします。

北京語も通じるだろうと思って話しかけたんですが、ぜんぜんわかってもらえず、なんで??と思ったら、広東語がペラペラのミャンマー人でした。

香港のフィリピン人のメイドさんなどでも、こういう人がよくいます。英語も中国語もわからないけど、広東語はペラペラっていう。

 

マレー料理は今回はぜんぜん食べる機会がありませんでした。しいていうなら、ママック(インド系ムスリム食堂)で数回食べたローティプラターは、シンガポールのほうが美味しかったかな。

コピテー、あとカヤバタートーストとかも、シンガポールのくどいのに慣れちゃっているので、マレーシアのはちょっといまいちな感じがします。

 

あとは、毎晩ギネスビールをちびちび飲みました。

ビールは身体が冷えるから最近あまり飲まないんだよね、と友達に言うと、スタウトビールなら大丈夫だよと言われたので、それを鵜呑みにし(真実はどうでもいい)、酒を飲むときは黒ビールを飲むようにしています。

なんかダンディーな感じがして良くないっすか?(イメージ優先)

 

 

 

ホテルや料理の事を書きましたが、もう少し書く事があるので、それはまた後半に。

 

 

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