引っ越してからお料理をよくするようになった私ですが、自家製酒作りにも相変わらずハゲんでいますよ。
色々なお酒を作っているんですが、今日はその中から
ミード(蜂蜜酒)の作り方を紹介したいと思います。
ミードとは、主にヨーロッパで親しまれているお酒で、その名のとおり蜂蜜で作ります。
人類最古のお酒なんて言われていて、ヨーロッパでは今はワインやビールが主流ですが、それらができる前はこの蜂蜜酒、ミードがよく飲まれていたのだとか。
ミードは新婚旅行「ハネムーン」の語源でもありまして、その昔結婚したカップルは、最初の一ヶ月目にこの蜂蜜酒を作って旦那がよく飲み、たっぷりと精をつけて子づくりに禿む、それが蜂蜜の一ヶ月という事でハニー・ムーン、ハネームーンとなったのだとか。
新婚ほやほやのセックスの事しか頭にないイカれたカップルでも作れるようにという事なのかどうかわかりませんが、作り方は非常に簡単です。
まず「材料」ですが、今回はワインボトル1本分のミードを作る分量を紹介します。ヨーロッパではみんな巨大な容器で、一度に4、5L作るみたいですが。
【 材料 】
・はちみつ:250g
・水:600ml
・ワインイースト:ほんのちょっと(小さじ5分の1)
・ドライレーズン5粒ほど
要は、上記の材料を混ぜて、ワインボトルに入れて、数週間放置するだけです。
蜂蜜は安いやつでも高いやつでも、加熱されてるやつでも何でも大丈夫です。
ドライイーストですが、パン用でも可能だと思いますが、ワインイーストを使ったほうが味は良いみたいです。私はLazadaというネット通販サイトで、少量のものを買いました。
酒作りにはドライイーストがかかせませんし、やっぱりパン用よりワイン用が良いと思うので、お酒作りが好きな人は買っておいて損はないと思います。
レーズンも入れるんですが、どうやら蜂蜜には醗酵に必要な酵母が少ないらしく、そんなときはドライレーズンか小麦粉を少し入れてあげるとよく醗酵するのだそうです。
小麦粉は抵抗があるので私はいつもドライレーズンを使っています。
これらを全部混ぜて、ボトルに入れまして、ボトルの蓋は閉めない状態で、常温下で保管します。ボトルの中に虫や埃が入らないように、布か何かでボトルの口を覆ってあげるといいと思います。
そして3日目くらいから、蓋をきっちりとします。
蓋をきっちり閉めた状態で、さらに2週間〜1ヶ月ほど保管しましょう。
2週間後に一度蓋を開けてみてほしいのですが、よく注意してゆっっっくりと開けてください。ボトル内にものすごいガスが充満しているはずです。ちょっとだけ開けてガスが微妙に漏れる状態で、数時間待つとか、それくらい時間がかかると思います。いわゆるガス抜きですね。
このガス抜きをしないと国民の不満が限界まで高まって暴動が起こる可能性があるので、国民の不満を代弁してくれるような人物を登場させ、彼らにまかせておけばきっと少しずつ社会は良くなるはずだと国民に思わせ、自らが行動を起こすチャンスを奪ってください。おっとこれは政治の話しだ。
とにかくガスがすごいので、ガスをゆっくりと完全に抜きまして、また蓋を閉めて数日置いてみて、まだガスが出るようならまだ醗酵しているので、このガスが完全に出なくなれば醗酵も終了で、しっかりお酒になっているはずです。
完全に醗酵するとアルコール度数は10〜15度くらいになるはずです。
ボトルの底に澱が貯まっているので、この澱とレーズンを布なので濾してから飲んでください。
味は、ほのかに蜂蜜の風味と甘さが残っていて、非常に飲みやすく、お酒が苦手な人でもすいすい飲めると思います。そうは言っても10度以上あるので、飲むとしばらくして胸が熱くなってきます。
私の友人も、ヤンピンさんのお酒の中で一番飲みやすいかもと言っていました。いつも飲みにくいのばっかり作ってすみません(笑
レモンを入れたり、さらに蜂蜜を入れたり、他の飲み物で割ったり、自分の飲み方を見つけてみてください。私はストレートで飲みますが、たまにウイスキーを入れたりしています。
長々と書きましたが、要は混ぜて置いておくだけです。基本的にお酒なんてそんなものです。親はなくても子は育つ!
一応YouTube動画もしっかり撮ったので、実演を見たい人はどうぞ。
ミード(はちみつ酒)の作り方 | HOW TO MAKE MEAD - YouTube
ちなみにアレンジとして、上記の材料と一緒に、柑橘系の果物や、カルダモン、シナモン、クローブ、ナツメグ等の、色んなスパイスを一緒に入れたりするのも良いみたいです。
興味がわいた人はぜひ作ってみてください。
以上、ミードの作り方でしたー。
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