シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

スイートポテトのお酒の作り方

みなさん、毎日お酒飲んでますか。

私は最近全然飲んでません。昔は一人でも毎晩晩酌していましたが、最近はもう飲むのがおっくうでおっくうで。飲んだら酔っぱらわなきゃいけないでしょ。あれがめんどくさいんですよね。

お酒飲む方はおろそかですが、作る方はお盛んになってきました。タイトルのように先日はスイートポテト、日本でいうところのサツマイモみたいな、甘いイモを使ってお酒を作ったんですが、その前に以前作ったパイナップルロゼルのお酒の結果報告を先に。

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一ヶ月ちょっとで、予想通りしっかり醗酵しておったのですが、いかんせん飲んでも全く酔っぱらう感じがなかったので、砂糖をさらに投入して(握りこぶし分くらいの氷砂糖)さらに2週間ほど放置したら、いい感じになってました。

昼間に一杯飲んだら、ほろ酔い〜って感じで若干ハイテンションな午後になります。

 

ちょっと写真付きで行程を軽くお見せします。

 

まず一ヶ月後は二つともこんな感じでした。

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これを汚い手やザルでざっくりと濾します。

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さらにもう一回、汚い布でも濾します。

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このあとで砂糖をがっつり入れてやって、数週間後に小さな瓶に移し替えると、大きな瓶の底には沈殿物がたくさん残っておりました。酒餅のカスだと思われますが、身体に害はないものと思われます。これで甘酒は作れません。

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というわけで、しっかり結果報告もできたので、次はタイトルにもある通り、スイートポテトのお酒の作り方をレポートします。

あらかじめ言っておかなければいけない事がありますが、私じつはコレ作るの初めてで、レシピもよく知らないんです・・・。でも以前タピオカ(キャッサバ)のお酒の作り方を友達に教えてもらい、それは成功したので、まぁタピオカも芋も同じだろうと思って、今回もだいたいそれと同じレシピで挑みます。

でも結果から言うと、やはり成功したので大丈夫です。分量には改善の余地があると思いますが。(以下は一ヶ月前にやったチャレンジです)

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まず市場に行って、色んな芋を売っているおばさんがいたので、どれが一番甘いの?って聞いたら、コレだと言って、台湾のスイートポテトをすすめてくれました。なのでそれを5本ほど買ってきました。お値段はたったの4RM*1。もうちょっと買えば良かった。

それをよく洗って皮を剥くんですが、剥いてびっくり、淡いオレンジ色の芋でした。

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これを小さく切って、またいつもの蒸し器で柔らかくなるまで蒸します。

柔らかくなったら、適当な大きさの容器に移し替え、スプーンなどでイモを潰します。そこにいつもの酒瓶(酵母)を5g程度振りかけて、混ぜてやります。

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そしてこれを3日くらい、温かいところで保存します。昼間はお日様の下にさらしてみました。(写真はとてもシュールです)

2日目から容器の中から、なんともいえない酒のニオイがしてくるんですよ。日本酒のニオイに似てたんですけど、米じゃなくて芋ですからね・・。。焼酎のニオイがしてくるなら意味わかるんですが。

まぁなにはともあれ、醗酵が順調ということで、3日目に蓋をあけると、水分がけっこう出ていました。

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これを大きな瓶に移し替えて、そこに水を2リッターほど入れて、氷砂糖も最初から入れておきました。砂糖の量は、やはり握りこぶしくらいの量です。

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これを日が当たらない所で常温のまま保存します。マレーシアの常温は30度です。

 

そして現時点でこれをもう一ヶ月くらい保存していますが、このオレンジが分離して底に溜まっています。上の透明なとこを飲んでみると、きちっとお酒になっていました。来週あたりまた布で濾して、砂糖をもう少し入れて小瓶に移そうと思っています。

 

日本のサツマイモもとっても甘いので、いいお酒ができそうですね。ぜひやってみてください。酒餅の代わりに、ドライイーストや、米麹を入れてみればいいんじゃないでしょうか。

それではごきげんよう!

 

 

*1:100円くらい