シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

セントジョンズ島に初上陸

今週の水曜日に、はじめてセントジョンズ島へ行ってきましたー

 

セントジョンズ島は、シンガポールの南部にある島で、小さい島であんまりメジャーな島ではありません。

北部のウビン島の方が有名だし、人気もあると思うのですが、最近のロックダウンで海外に行けなくなった人達が、シンガポールを探索しまくっていて、私のような情報音痴の所にさえも「セントジョンズ島けっこう調子いいみたいだぜ」という噂が流れてきまして、今回行ってみた次第です。

 

結論から言いますと、すんばらしい所でした。

ポイントは2つ。

 

・人が少ない

・ビーチが綺麗

 

以上。

 

行き方ですが、MRTのMrina South Pier 駅まで行きまして、そこにその名の通り、Mrina South Pierという埠頭がありまして、そこから南部のセントジョンズ島、クス島へ行くフェリーやボート等が出ています。

 

たしか2つのフェリー会社があったと思うんですが、私はそのうちの Marina South Ferries というフェリー会社を使いました。

 

フェリーのスケジュールは、平日と週末で異なります。

私が行ったのは水曜日の平日ですから、以下の写真の左側のスケジュールです。

 

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今回は初めてだったので、フェリー会社のスタッフの人がすすめてくれたスケジュールで、セントジョンズ島とクス島の両方に行ってみました。

 

そのスケジュールとは

 

Marina South Pier(埠頭)[ 10:00 ]発 → クス島 [ 11:00 ]着

(クス島 1時間半 滞在)

クス島 [ 12:30 ]発 → セントジョンズ島 [ 13:00 ]着

(セントジョンズ島 4時間半 滞在)

セントジョンズ島 [ 17:30 ]発 →Marina South Pier(埠頭) [ 18:00 ]着

 

このように、2つの島を回れる往復チケット15SGD(約1200円)でした。

 

 

注意点は、どちらの島にも売店がないので、食べ物や飲み水は手に入りません。

ですから全て自分で用意していかなければいけません。

今回私は、自分達でおいなりさんを作って持って行きました。

 

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あとはサンドイッチやお菓子、もちろん飲み水も持って行ったので、食べ物には困りませんでした。

 

ちなみにトイレは数カ所ですがありますし、そこでは水も出ますし、シャワーなども浴びられます。今回はがっつりと泳いだので、これは本当に助かりました。

 

 

さてまずはフェリーですが、屋外席があり、景色が見えて開放感があり、気持ち良かったです。海の色も濃いブルーで、綺麗でした。みんなバチバチ写真撮ってました。

 

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このあとはYouTube用の動画を撮っていたので、写真は一切撮っておりません。

あしからず。

 

 

セントジョンズ島とクス島はすぐ近くで、シンガポール本島からの距離はおよそ6kmなので、出航して数分で島は見えてきました。

セントーサ島の横も通るので、セントーサのレジデンス(コンドミニアムなど)が見えました。たしかシンガポールで一番高い住宅なのだとか。いったい何億するんでしょう。

 

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そしておよそ30分でセントジョンズ島の埠頭に到着しました。

ここで大半の乗客が降りて行きましたが、我々はフェリーを降りず、フェリーはそのままクス島に向かいました。

 

 

クス島は本当に小さくて、走ったら10分弱くらいで1周できそうな島です。

我々が上陸したときは、島内には全部で7、8人くらいしかいなかったんじゃないでしょうか。

 

我々はビーチの前にシートをひいて、おいなりさんを食べたり、ビーチで泳いだりしました。

Box Jellyfish というクラゲが時々いて、危ないようなのですが、とりあえず見なかったです。

そのかわりサンドフライに2カ所噛まれましたね。次の日すごく痒かったです。

 

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ビーチからあがり、トイレでシャワーを浴びると、もうあっというまにセントジョンズ島へ向かう船が到着する12:30でした。

またフェリーに乗り、次はセントジョンズ島へ着きました。

 

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セントジョンズ島は、ラザラス島という島と、橋で繋がっています。

 

猫がたくさんいると、ネットに書いてあったんですが、けっこう古い記事だったらしく、もう猫はいませんでした。何者かが島から18匹の猫を持ち去ったとか書いてましたね。

ラザラス島で2匹だけ見かけましたけど。

 

 

とりあえず最初の1時間ほど歩いてセントジョンズ島を探索しました。

テーブルやベンチに荷物をドサッと置いて、ダラーっとしている人達がけっこういましたね。各自でお昼ごはんを食べ終わり、まどろんでいる感じでした。

 

それから橋を渡ってラザラス島に向かったんですが、途中でスコールが降りだしました。最初は雨宿りしていましたが、突然なにか思い立ち、スコールの中へ飛び出し、海水パンツで一人で海に入りました。

すると海の中のほうが外の気温より温かい事に気づき、スコールが降り止むまで20分くらい、ずっと一人で海に入って、頭だけスコールに打たれていました。なかなか変な人だったと思います。

 

 

スコールが止むとまた太陽が現れ、カンカン照りとなりました。

我々はラザラス島の東側にあるメインのビーチへ行って、またシートをひき、昼寝をしたり海水浴をしたりしました。

 

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ここはシンガポールとは思えないくらい綺麗なビーチでした。

しかも人が全然おらず、ほぼ貸し切り状態。

 

小一時間、泳いだり、砂浜に穴を掘ったり山を作ったりしました。楽しかったです。

おかげですっかり日に焼けてしまいました。とくに顔が。

今ちょうど顔の皮が向けてきて、顔面がすごく汚いことになってます。

 

 

 

そんなこんなで気づいたらもう5時近く。

またセントジョンズ島に戻り、丘の上にあるトイレで、シャワーを浴びました。

島内で水の出るところはここだけだと思われます。

 

5時過ぎに埠頭にフェリーが1艘着いたので、他のみんなに、ねぇあれじゃないの?ねぇねぇ?大丈夫?と聞いたんですが、我々の時刻表にはしっかりと17:30と書いてあり、慌てるな!と叱られました。

結局それは違う会社のフェリーで、我々が乗るMarina South Ferriesのフェリーは、ちゃんと17:30に来ました。

 

なぜ一人で焦ったかというと、この最後のフェリーを逃すと、次の日の朝まで島内に野宿しなくちゃいけないんですよね。

私は空腹と日焼けと疲労で、乗り遅れたらほんとに死ぬと思ったので、柄にもなく慌ててしまいました。

 

そんなわけで無事にフェリーに乗って帰りましたとさ。

 

 

というわけで、かなり控えめに書きましたけど、ものごっっっつええ島でした。

じつは私はここをあまり人にすすめたくありません。

本当に気に入ったからです。

 

この島がもっと注目され、設備が整えられ、売店ができ、便利になり、人がもっときて、騒がしくなり、ゴミが増えたら、最悪じゃないですか!

だから誰にも教えたくない!

 

今回ちょっとした気のゆるみから、ブログにこうやって素晴らしいなどと書いてしまいましたが、私は嘘つきなので、ぜひこの記事の内容を信じて行ってみたりしないようお願いします。

 

いいか!

セントジョンズ島などというものは存在しない!

島に行きたくばウビン島へ行け!!!

 

※追記

YouTube動画もできたので、載せておきます。

www.youtube.com

 

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