先月の話しですが、新しいカメラを買ってしまいました。
知っている人も多いんじゃないかと思いますが、Osmo Actionというアクションカメラです。
あの有名なGoproというアクションカメラに対抗すべく作られたカメラで、Goproよりも価格は安く、優れている点もけっこうあります。
Funanセンターという、電気製品を扱っている店がたくさんあるモールの、ある小さい店舗で400ドル(32,000円くらい)で買いました。これはシンガポールで手に入る、一番安い価格だと思います。
こいつを試してみるために、さっそく1人でマリーナ・バラージ(Marina Barrage)という所に行ってきました。ここはマリーナ・ベイサンズ(MBS)や、ガーデンバイザベイ(GBB)ほど有名ではないものの、シンガポールの名所の一つです。
バラージとはダムのことで、マリーナ・バラージは、マーライオンやMBSがあるマリーナ湾と海とを制御するために作られたダムです。
この動画のコンセプトは、自転車でマリーナ湾沿いを走って各所を通り、最後はマリーナ・バラージに着き、その隣りにあるビジターセンターの屋上から、ここまで通ってきた全ての建物が見える景色を撮るというものです。
このコースはシンガポールの中でも大のお気に入りのコースで、本当にキレイで、いつもここを走るとすごく幸せな気分になるんです。自然のかけらもない超人工物なんですけどね。
数年前は週に1、2回、朝8時くらいに1人でここを走って、フードコートであるサテー・バイザベイへ行き、そこでお茶を飲みながら2時間くらい読書をする、これがほぼニートである私のお気に入りの暇つぶしでした。
朝10時くらいから、BARが営業を始めるので、そうなるとスピーカーから大音量でセンスのないアメリカのヒット曲が流れるので、そうなるとおとなしく家に帰るんです。
そういう思い入れのある、本当にオススメのコースなのです。
しかし動画撮影はほんと大変でした。
まず今回始めて自分の声を入れてみました。慣れないとうまくしゃべれないだろうと、ちゃんと事前に台本を書いて、携帯でそれを見ながらしゃべりました。
「えーーただいま私は沖縄県の炎上した首里城跡地に来ているんですが!・・」とかいうあれですね。
しかし編集してみたら話しが無駄に長いし、風が強かったので、風の雑音がたくさん入ってました。
あとは自転車に乗っているときに、景色を解説しながら走ろうと思ったんですが、いざやってみると一っ言も話せませんでした。これは自分でもかなり驚きました。ぶっつけ本番だと、ここまで何も出て来ないものかと。ちょっと口を開いても、自信がないものか、小さくて聞き取れないんですよね。カメラが回ると緊張してしまうんですね。
そんなわけでしゃべったのは最初と最後のみで、あとは自宅で携帯のボイスレコーダーを使って録音し、編集してみました。
あとはキレイな動画を撮るのも難しいですね。ただの静止画じゃなくて、動きのあるのを撮りたかったんですが、いまいちパッとしません。もっともっと経験と技術が必要です。
結局MBSと、アートサイエンス・ミュージアムと、GBBのクラウド・フォレストで停まり、動画を撮って、サテー・バイザベイでもフードコート内を歩きながら撮って、飲み物カウンターでアイス・ミロを買うところも撮りました。
最後、マリーナ・バラージに着いたところで、カメラの充電が残り10%になってしまい、このときは本当に焦って、何を優先して撮るべきか必死で考えました。
全部で2時間くらいかかったと思います。家に帰ったときは汗だく、疲労困憊でした。
そして編集してみたら14分くらいになってしまい、友だちには長過ぎるとダメ出しをいただきました。でもどうしてもこれ以上、短くできませんでした。きっと苦労して撮ったので、できるだけたくさん使いたいと思ったのでしょう。
まぁかなりお粗末な動画になりましたが、声も入れたし、アクションカメラもなかなかの優れものだし、色々失敗したことで、大変勉強になりました。
これの以前に撮ったインドネシアの動画と比べると、はるかにYouTubeっぽくなったと思います。
まぁとにかく、マリーナ・バラージまでのこのコース、本当におすすめなので、時間がある人はぜひ歩いたり、走ったりしてみてください。
やっぱり早朝がおすすめです。人も少ないし涼しいし気持ちいいですよ。サテー・バイザベイにはろくな食べ物がないのでサンドイッチくらい持っていった方がいいと思います。
前にカヤ・バタートーストを食べたら、バターじゃなくてマーガリンが入ってて、吐きそうになりました。カヤ・マーガリントーストに名前変えてほしいですね。
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