シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

足をくじかれる

先週の日曜日、毎週恒例の柔道の練習に行ってきました。

自称、永遠の36歳であるヤンピンさん(もう40代です)ですが、もうさほど若くないので最近はケガばっかりしています。

 

最近も、一ヶ月前から膝が痛くて、ずっとまともに練習してなかったので、先週は久しぶりの練習でした。

乱取り(技をかけ合う練習)の時間になり、とても生きのいい若いのが一緒にやりましょうと言ってきて、長年の感から今こいつとは非っ常にやりたくないなと思ったのですが、断る理由も見当たらずやってしまいました。

 

そして案の定、乱取り中に足首をもっきり捻って、捻挫してしまいました。

 

ああ今みたいなときはやっぱり直感に従ったほうがよかったのかと思っても、あとの祭り。

それでもなんとか歩ける感じだったので、そのあとも初心者に寝技を教えていたら、今度は白帯の女の子に、膝で顔を思いっきり蹴られました。

まったく今日は厄日だぜと思っても、もうあとの宴。

 

そして練習中はまだ歩けましたが、練習が終わってから足首の腫れがひどくなり、歩くのも大変でした。

練習前に昼ご飯に誘われていたんですが、これは行けないなと思ったら、自転車を貸してやるから行こうと言われ、しょうがなく行って、みんなと昼ご飯を食べました。

そして帰る頃には、目の下に青アザができてるし、足首はさっきよりも痛くなっていました。

 

帰りはバスで帰ったのですが、バスに乗るときに思いっきりびっこを引いて乗り込みました。

乗客がものすごく私を見ていて、ちょっと酔っぱらってもいたので、こんなにびっこ引いてたら、じいさんばあさんは果たして席を譲ってくれるのだろうかと思って、バスの奥の方まで1.5倍盛りくらいで痛々しく進んで行きますが、老人共は全く微動だにせず、代わりに奥にいた中国人(大陸の人)のオッサンが譲ってくれました。

私の中の田舎者中国人実はクソ優しい説が確固たるものになりました。

 

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そして次の日も外で仕事があったので、そこまでびっこを引いて行きました。

そしてその帰りに、Carousel *1でクラシックギターを買ったので、ついでにそれも受け取りに行きました。

 

びっこを引いて。そしてギターバッグもなかったので、それを裸で手にもって家まで帰ったのですが、まぁ目立ったなんてもんじゃありません。

ただでさえ長髪、原始人顔で目立ってるのに、それがびっこ引いて、顔に青アザがあって、ギターを持っている。

 

夢をあきらめきれず苦心の末に書き上げた曲を持ってオーディションに行ったが審査員にその曲をバカにされ怒って殴りかかったが逆に審査員たちにボコボコにされた惨めな男とでも映ったのでしょうか。

まぁそんな想像力のあるシンガポール人はなかなかいないと思いますが。

 

もちろんあまり目立ちたくないので、できるだけ普通に歩きたいのですが、さすがに痛くて無理ですし、家に着く前は一歩踏み出すのだけでもう一苦労でした。

 

私は瞑想や座禅がけっこう好きなんですが、歩く瞑想というのがあって、それはゆっくり歩くんですが、歩くときに、右足を出すときは右足を前に出すぞと思って出す、左足も同じように左足を出すぞと思って出す。

これがなかなか難しく、今までちゃんとできた試しがなかったんですが、そのときは自然にそれができていました。

怪我の巧妙というのはこれかと思いました。

 

 

そして昨日なんとかマレーシアに帰って来たので、今はあまり外に出ず、家で座ってブログを書く平和な日を過ごしています。外に出るときも、電動バイクがあるので楽ですね。

 

ちなみに捻挫ですが、やってしまって直後は、炎症反応を起こしていて、血流量が増えて熱をもっているので、冷やさなければいけません。

それからだいたい2〜3日経ち、もう熱をもっていないようなら、今度は疲労により筋肉が硬くなり、血流が阻害されているので、血流を改善させて酸素と栄養が行き届くように逆に温めます。

 

ということで、アラフォーと、それ以上の皆様は、捻挫、およびギターの持ち歩きには気をつけましょう。

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*1:2012年にシンガポールで設立された会社で、一般消費者間で、アプリを通して物を売買できるサービスを提供している。