先週の日曜日、やっと私が通っている柔道クラブの道場が再開しました。
三ヶ月ぶりくらいですかね〜。
今までは毎週日曜日に1時間くらい、メンバーの一人がFaceBookライブで自宅でできる運動などを紹介して、毎週10人程度のメンバーがそれを見てるくらいのものでした。
私はといえば、公園に行って「一人打ち込み」などをよくしていました。
打ち込みは普通、二人でペアになってやるので、二人に比べて、一人でやるのはあまり効果がないと漠然と思っていたんですが、一人でもけっこう良い練習になるもんですね。
頭硬かったな〜と自分で思いました。「柔」道なのに。
柔道は身体も柔らかいほうがケガをしなくていいですし、動きも柔らかいほうが柳のように相手の技をいなせます。
それと同じで、頭も柔らかくしておかないと、色々な事に臨機応変に対応できませんよね。人生は予期せぬことの連続です。
どんなときに硬くなってしまうかというと、それは女性の裸を
ではなくて、緊張したときなどに、よく身体も頭も硬くなってしまいますね。
そして、その緊張を生むものは「恐れ」でございます。
恐怖を感じて、怖がると、身体も頭も硬くなってきて、良い対応、冷静な判断ができなくなるという事です。
ですからね、いつも最高のパフォーマンスをしたいと思っているそこのあなた、ビビったら負けですよ。
ビビったら負けなんて、命知らずのアウトローくらいしか使わなさそうな言葉ですけど、これは士農工商、穢多非人、ミミズだってオケラだって、全ての人々が常に心に刻んでおくべき言葉どすえ。
ビビりやすさというのは度胸に左右されるわけではありません。
何が起こるかわからないからビビるんです。
何が起こるか予測がしっかりできて、そのための準備をしっかりしておけば、ビビる事なんて一つもありゃしません。ありゃしない!ありゃしないんだ!!(自分に必死に言いきかせてます)
まずは現実をしっかり受け止めることでしょうかね。
そうだ、また話がそれてましたが柔道クラブのことですね。
実は、非常に受け入れがたい現実がそこにはありました・・・。
ちょっと遅れて行ったらもう練習始まってたんですけど、なんかね、畳の上にテープとかわちゃこちゃ貼られて、近づいてったら、あっ!このテープの内側入っちゃダメですよ!とか注意されました。
うちの道場は試合場2つ分の大きさなんですが、そこがテープで3つに区切られて、格スペースにそれぞれ5人までしか入っちゃいけないので、一度に練習できる人数は15人みたいです。
組み合うのはまだダメなんだとか。
それで私が公園でやってるような一人打ち込みとか、筋トレみたいな事を1時間やって終了しました。(いつもは2時間の練習)
そして練習後はみんなすぐにマスク着用。
そのあと消毒液で道場を消毒。
もうね、何やってるの人類って感じでしたね。
ピテカントロプスになる日も〜 遠退いたんだよ〜
嘉納治五郎が天国からわっはっはと笑ってる感じがするんですが、案外嘉納治五郎がここいにいてもマスクしてるかもしれないですね。人間ですから。
なに言ってるんだ 当たり前の処置じゃないか コロナは怖いんだよ
それに今少し我慢するだけでまた前と同じように柔道できる日がくるよ心配するな
と思われる方にはちょっと理解できない私の言動だと思いますが、まぁ思春期なのかな程度に思っていただければ。
とにかくがっかりきたっていう事だよ言わすな恥ずかしい!
でもね、私はもしかしたらこれを機に柔道やめちゃうかもしれないですね。
ほんとはね、足取り禁止になった時点でもうやめたかったんですよ。
(2014年から、相手の下半身に手が触れると反則というルールになりました)
あれでもう「すくい投げ」とかできなくなりましたからね。
サッカーでいうと、ヘッディングはもう禁止くらいの衝撃ですよ。
柔道を世界に広めたいのはわかるけど、頭柔らかいの通り越して脳みそ溶けちゃったんじゃないの柔道連盟・・・なんて不満はですね、弱い人には発言権はありません。
強くて実績を残した人にのみ発言権があります。
ここから学べる事は、歴史は勝者によって作られるという事です。
そしてもう一つは、死人に口無し。
嘉納治五郎という哲学者が作った思想哲学「柔道」は、今や世界中の色んな人達が理解できる安全で華やかなスポーツ「JUDO」に、無惨にも変わり果てました。
諸行無常ですね〜
いいな〜 シビアでいいな〜 この世(はあと)
でもね、柔道からはもう大事な事をたくさん教わりましたから、今やめても悔いはないですね。
もすかすたら太極拳とか始めるチャンスなのかもしれないですね。
こう見えて私毎朝6時に起きて、1時間くらい散歩してますからね。
公園で太極拳やってるジジババに合流する条件はもう揃っています。
まぁジジババにも人を選ぶ権利は当然ありますが。
というわけで、もう一度おさらいですが
人生はビビっちゃ負け!
コロナ怖い怖い病には感染しないように気をつけてくださいね。
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