シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

ペナン島まで結婚式に行ってきた その1

先週の金曜日から3泊4日で、マレーシアのペナン島に一人で行ってきました。

別にペナンが大大大好きというわけではないんですが、縁があってこれでもう6回目の訪問になります。今回の訪問の目的は、友人の結婚式でした。

友人といっても、現在も私が週に一回日本語を教えている生徒さんで、マレーシア人のDさんの結婚式でした。

 

今年の春ころに正式に結婚式に招待され、そのときは「ペナンまで行くのか・・・」と少し大儀にも感じたのですが、いざ腹を決めて航空チケットを買ったら、急に行くのが楽しみになり、ようやく先週念願叶ったという感じです。人の心は移ろいやすいものですね。

シンガポールからペナンは直行便もたくさん出ており、距離も近いので、今回も往復で1万円くらいでした。

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結婚式は土曜日の夕方からでしたが、ヒマ人な私は金曜の午後にペナンに飛び立ちました。時間もあるので、ペナン空港からはバスに乗って、1時間ほどで旅行者の集まるジョージタウンに着きました。

今回はTido-Hostelというジョージタウンのはずれの、一泊600円くらいのドミトリーに2泊しました。Tidoはマレー語で、寝るという意味らしいです。

 

荷物を置いてゆっくりしたあと、夜7時くらいにリトルインディアに晩ご飯を食べに行きました。ディパバリというヒンドゥー教の新年が、今年は10月27、8日にあるので、そのデコレーションでインド人街がピカピカしてました。

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晩ご飯は、ベジタリアンの店に入って、店員オススメのビリヤーニ(スパイス混ぜご飯)を食べました。

料理の名前はチキンビリヤーニなんですが、ベジタリアンの店なので、チキンはモックミート(グルテンで作った偽肉)です。うーん、あまり口に合いませんでした。やっぱり普通に野菜が好きです。

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帰りにChulia Street(チュリア通り)にある古本屋に行って、日本の本を購入しました。

司馬遼太郎の「伊賀の四鬼」という忍者を題材にした本です。

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今回はエアアジアに乗ってペナンまで来たんですが、その飛行機の機内誌で、ちょうど三重県の伊賀忍者の特集をしていたのを読んだので、古本屋でこの本を見つけたときに、神のお告げキターーー!!と思いました。

滞在中、ずっと読んでましたが、半端じゃなく面白かったです。みなさん忍者ってすごいですよ。

 

この本にしおりとして、マレーシアエアラインの搭乗券が入ってましたが、日付が1982年でした。おそらくこの本をここに売ったか、置いて行ったかした日本人の方の航空券ではないでしょうか。40年も前にこの本を置いて行った前田さん、この本たしかに頂戴いたしました!

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そしてこの夜10時から、ジョージタウンのあるカフェBARにて、結婚式のプレパーティーがあったので行きました。

10時きっかりに着いたんですが、どうやら私が一番乗りだったらしく、友人とゆっくり話す事ができました。そして続々人が集まり出し、ラテン音楽がかかったかと思うと、なんとダンスパーティーが始まりました。

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友人はシンガポールでサルサを習っていて、そのダンス仲間や、ペナン中の社交ダンスフリークが集まったということで、サルサ以外にも色んな曲で、色んなダンスを踊っていました。基本的に全て、女性と男性が密着して踊るソーシャルダンスです。

 

もちろん田舎っぺ大将の私は、社交ダンスなんて全く踊れないので、指を加えてずっと見ていましたが、見ているだけでも十分楽しかったです。けっこう知らない人同士で踊っているみたいなんですが、ソーシャルダンスというだけあって、みんな初対面の人とでも全く物怖じせずに、楽しそうに踊っていました。

 

しかしダンスによってはけっこう密着度がすごく、腰の動きもなんというか妖艶で、目のやり場に困るものもありました。

これは私の煩悩がそう思わせているだけで、きっと踊っている当人たちに、そんないやらしい気持ちは微塵もないのかもしれませんが。

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そして踊ったり飲んだり話したりで、けっこう時間が経った頃ですが、私と同じテーブルで飲んでいた女性が、フィリピン人のサルサの先生で、あなたももし興味があれば、私が教えてあげるから一緒に踊りましょうよ!と嬉しい事を言っていただいて、ちょっとサルサに挑戦してみました。

 

流石は先生です!先生が私の手をとってステップを踏むと、自然と私の足も動き出すのです。操られるのがこんなに気持の良いものだとは。そして前後や、左右のステップを教えてもらい、回転までさせられ、なんとか一曲踊り終えると、額から汗がにじみ出てきました。

そして休憩してから、もう1ラウンド、先生と踊らせてもらいましたが、ほんとうに楽しかったです!サルサ最高!

先生ほんとうにありがとうございました。先生は地上に降りた最後の天使です。

 

パーティーは夜1時で一旦お開きとなり、私は友人に車でホテルまで送ってもらいました。でも大半の人はまだ残って2時まで踊り続けたそうです。ああうらやましい。

そんな素敵なペナン1日目でした。

 

つづきはコチラ

yangpingsan.hatenablog.com

 

 

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