シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

とれたて落花生をいただきました

先日マレーシアで、マレーシア人の友人から、とれたての落花生をもらいました。まだ土も茎も根もついていますが、もうどっからどう見ても立派な落花生です。

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落花生って名前の通り、どっか上のほうに生っていて、ポタポタ落ちて来るものだと漠然と思っていたのですが、まさか地中で育つ作物だったなんて。

誰だこんなまぎらわしい名前つけやがったのはと、怨念ブリブリでググってみたところ

花が落ちるようにして(花が受粉して落ちて)地中で実を生むことから「落花生」という名前が付けられた。

 ということだそうです。

日本では千葉県での生産が有名ですね。私も千葉県人の友達がいたならこんな生き恥はさらさずすんだものを。どちらかというと埼玉県出身の友達が多いです。

 

ググったついでにそこで得た雑学をひけらかしてみたいと思いますが、この落花生、沖縄県では「ジーマーミ(地豆)」と呼ばれているようです。ジーマーミ豆腐って聞いたことありますが、あれ落花生から作られていたんですね。全然知りませんでした。

沖縄県人の友達がいたならこんな生き(以下略

 

中国語では「花生」(フアション)といって、シンガポールでもこの落花生を使ったデザートがたくさんあります。私はお団子の中にピーナッツのペーストが入っているやつが大好きです。

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話をいただいた落花生に戻しますが、殻を割って開けてみますと、しっかりと例のアレが詰まってましたが、これを口に入れてみると、やっぱりまだ生なので美味しくはないですね。

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さてどうやって食べようかなと考えましたが、やはり炒ったピーナッツが一般的だし、お酒のツマミにもなりそうでいいでないか、などと考えていると奥さんがもう勝手に一人で調理を初めていました。

 

そして奥さんが選んだ調理方法は、茹でる!

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鍋に水をはり、塩を適量いれ、一時間煮る、以上。潔くていいですね。

奥さん的には、蒸すか茹でるかが一般的なようです。というか炒るのがめんどくさいのかも。

 

私がはじめてこの茹でピーナッツを食べたのは、10年前くらいに中国の田舎を旅行していたときです。

ローカルバスに乗って山奥を長距離移動していたのですが、小さい停留所のような所で停まったときに、外からオバさんが袋に入った殻付きピーナッツを売り付けてきて、小腹が減っていたのでそれを一袋買いました。

そしてバスが走り始めてから殻を割って食べたのですが、一口食べてブゥッ!と窓の外に吐き出しました。私は炒ったやつだと思ってたので、口に入れたときのあまりの柔らかさ、ヌメヌメ具合に、芋虫でも食ったかのような気持悪さでした。結局そのときは半分以上も残してしまいました。

 

あれから40年!

 

ふたたび食べた、奥さんの茹でピーナッツは、なかなか美味しかったです。

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だいたい炒ったピーナッツしか食べないので、硬いイメージがあるこの落花生ですが、煮てしまえばやはり豆類ですね。

 

ただ一つ難点は、煮ると豆が膨れるんだと思うんですが、それが殻にぴったりとフィットしてしまって、なかなか取れないんです。これには少しイラつきました。

一回一回割って取って食べるのもめんどくさくなったので、まとめて2、30個くらいとって皿にためておいて、それを5個くらい一掴みにして口に入れてみたのですが、ちょっと気持ち悪くなりました。やはり一個ずつ割って、一個ずつ食べるから美味しいんですきっと。

 

千葉県ではいったいどうやって食べるのが一般的なんでしょうか。

その謎を解くためにも、早く千葉県出身の友達を作らなくては。

 

 

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