マレーシアはセレンバンでの結婚式を無事に終えた我々は、次の日にクアラルンプール国際空港から飛行機に乗り、マレーシア北部のKota Bharu(コタ・バル)にやってきました。
この街へ来た目的は、東海岸にあるペルヘンティアン島 (Plau Perhentian) にいくためです。ペルヘンティアン島へはこのコタ・バルからのアクセスが一番簡単です。私たちは2013年と14年にこの島へ来たことがあるので、それから5年ぶりということになります。
時間もたっぷりあるので、まずはコタ・バル市内に一泊し、次の日の朝にペルヘンティアン島に向うことにしました。
コタ・バルはマレーシア半島の東海岸にあるのですが、東海岸にある町は非常にイスラム色が強く、ここコタ・バルも例外ではありません。私はここでお酒類を少し買って、島に持っていこうと思っていたのですが(島の物価、とくにお酒類は高いので)結局市内ではアルコールを売っている店を見つけることはできませんでした。(中華街があるので、そこでビールを飲む事はできますが)
簡素なホテルに一泊し、次の日は朝8時にホテルを出て、中華街で朝飯を食べてからバスターミナルに行き、ペルヘンティアン島へのスピードボートが出ているKuala Besut(クアラブスッ)へ向かうバスに乗りました。島に行くスピードボートの切符(往復70RM*1)も、ついでにバスターミナルで買いました。
1時間以上乗るので、乗車前には準備運動も忘れません。
ちなみにプルヘンティアン島への詳しい行き方などは別の記事で書こうと思っているので、行こうと思っている方はそちらを参考にしてください
バスはおよそ一時間半ほどで、クアラブスッに着き、そこから5分くらい歩いてジェッティーに向かいます。
ジェッティーのオフィス、というか掘建て小屋で名簿に名前などを書いたあと、入島税のようなものを払います。(外国人は一人30RM*2)
そしてボート出発まで少し待たされるかなと思いきや、すぐに小型ボートに載せられて、11時過ぎに出発しました。
ジェッティーにはピアノの弾けないレイ・チャールズみたいなオヤジがたくさんたむろしていますが、おそらくほとんどがタクシー運転手で、いたって無害です。わからない事があれば、聞いたらけっこう親切に教えてくれます。
ペルヘンティアン島は2つの島から構成されていて、一つはブサル島(ブサルは大きいという意味)、もう一つは今回我々が泊るクチル島(クチルは小さいという意味)です。
スピードボートはいくつかの他のジェッティーに寄ったあと、およそ1時間で、我々のホテルがある、クチル島東側、ロングビーチに到着しました。
5年ぶりですが、以前と変わらないターコイズブルーの透き通った海に、少しテンションが上がります。
そしてビーチの向こうには、今回泊るBubu Resort が見えました!
ジェッティーを降りる手前には、これまた素敵なMimpi Resort があります。ここもいつか泊ってみたいです。
ホテルに着くと、すぐにおしゃれなカクテルジュースをいただきました。さらに、日本人だからと言って日本語の本も持ってきてくれました。知る人ぞ知る、AKIRAのCOTTON100%。いったいどこのどいつが、こんな本をこんな一流リゾートに置いていったんでしょうか。
時間はまだ12時半で、チェックインは通常15時なのですが、お部屋がもう用意できたというので、さっそくお部屋に通してもらいました。
今回は超奮発して一泊1万5千円の部屋です!
前回泊ったのは1泊3000円ちょいのコテージでしたから、なんと5倍ものグレードアップ。私をよく知る人は、何をトチ狂ったのかと思われる事でしょうが、日頃わたしの節約につきあってくれている奥さんへの数年に一度の労いです。支払いもほとんど私が出しました。(全部払ったわけではないところが、私のしみったれさをものがたっています)
予約ボタンを押す時は手が震えましたが、先に払っちまえばあとはもう楽しむだけです。
というわけで部屋に荷物を置き、一息入れてから昼ご飯を食べに浜辺に出てみました。
基本的には5年前とさほど変わっていませんでしたが、ホテルやお店の間に、大小様々なテントがたくさんあります。
聞いてみるとこれも一種の宿泊施設で、小さいものが30RM(770円)、大きいものだと150RM(3800円)くらいだとのことでした。おそらく欧米人バックパッカーなどが主に泊るんでしょうが、私も次回もし一人で来る時は、こんな所に泊ってみるのも面白そうです。
昼ご飯は庶民向けのお店に入り、ハンバーガーを食べました。お値段はやはり島内価格でしたが、そういってもだいたい500円程度でなんでも食べられます。
お店の隣に、スノーケリング・トリップの看板も立っていたので、ついでにそこで次の日のツアーの参加申し込みも済ませました。
明日の10:30にここに来てくれてというので、名前や前金は?と聞いたのですが、それは明日でいいからとにかく明日来いと言われました。とりあえず明日の予定が決まって一安心です。
私はとにかく泳ぐために来ています。泳げなければ来た意味がないのです。
ちなみにBubu Resortにもスノーケリングツアーはあるみたいですが、結局どこで申し込んでも、同じツアーに参加させられるということもあるので、私はいつも値段が極力安いところで申し込んでいます。
後編へつづくよ
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