海外旅行をするときに、まず最初に手に入れたいのが現地通貨とSIMカードじゃないでしょうか。日本から海外に行く人は、なにやら日本の最新テクノロジーのポケットWifiだかなんだかを日本の空港で借りたりしてますけど、あれはある程度お金がある人の成せる技で、節約派はやはり現地のSIMカードです。これがなければインターネットはWifiに頼らなければいけません。
私が海外旅行を始めた15年前は、まだインターネットカフェなんてものがそこかしこにあり、私もよく活用していましたが、数年前に香港に行った時にインターネットカフェが全く見つからず、私も当時はスマホもi-padみてえな物も持っていなかったので、えらい大変な目にあいました。あの時に、ああ時代は変わったんだな、おとなしくWifiができるスマホを買おうと決意しました。
40年も経ってないですが、東南アジア諸国にもWifiが至るところに現れ、今ではWifiの電波が届いてないところを探す方が難しくなりました。しかしまだまだ不安定なところが多く、どんなに綺麗なホテルでも、どんなにおしゃれなカフェでも、繋がらない所はいっこうに繋がりません。ですからSIMカードは今や旅の必需品となりました。あくまで私にとってはですが。
いよいよ本題に入りますが、ベトナムにももちろんSIMカードがあり、空港でも街中でも買うことができますし、ホテルやホステルでも取り扱っている所は少なくないと思います。空港だと価格は1000円〜2000円という感じですが、街で買うともっと安く買えます。
しかしタイトルにもあるように今回紹介するのは「簡単に手に入れる方法」です。
街中では、SIMカードを売っている店がどこにあるのかわからないので、空港で買うのが一番手取り早いですが、私が今回ホーチミン空港に着き、到着ホールに出た時は、SIMカードを売っている電話会社がいくつか並んでいたんですが、どこの店も人がたくさんいて、私の友人はSIMカード1枚買うのに10分くらいかかっていました。
しかし今から教える方法を使えば、こんな所でトロトロする必要はありません。
それは、事前にネットで買っておいて、空港で受け取るようにするのです。
私が今回使ってみたのは、こちらのサイトです。
パッと見、英語だけで難しそうですが、ただのオンラインショッピングですから恐る事はありません。しかも簡単なくせに値段も安いのです。
値段は30日間有効の、2.4GBでおよそ500円。
これは街で買うSIMカードとほぼ同じ値段です。ちなみ会社はvinaphoneになります。空港には3、4つの電話会社の店があると先ほど書きましたが、このvinaphoneの店舗がいつも一番混んでいます。要は一番人気があるという事なので、とりあえず無難なのでは。
購入が終わったら、メールが送られてきて、そこにはQRコードがありますから、これをスクリーンショットでも撮っておいてください。しかもメールにはちゃんとSIMカードを受け取る場所の地図も付いています。
そして空港に着き、荷物を受け取り、到着ホールに出たら、向かって一番左側にある店舗に行きましょう。
そして、たとえ人が並んでいても、強気でカウンターに行き、もうネットで購入したよと伝えて、QRコードを見せれば、要領の良い店員なら、そのコードをピッとスキャンしてSIMカードをくれます。あっというまです。
あくまで私の時にそうしてくれたというだけで、お前もちゃんと並べと怒られたらごめんなさい・・・。
SIMカードを受け取ったら、あとは自分で携帯電話にそれをぶっさすだけです。設定も何もいりません。心配だったら店のカウンターの近くで行い、ネットに繋がらないなら店員に聞けばいいだけです。
これであとは空港からGrabタクシーなどを呼べばいいんですが、もしあなたが一人で、バックパックを背負っていたら、タクシーになんか乗る必要はありません。Grabバイクタクシーを使ってしまいましょう。値段はタクシーの半分くらいになりますよ。
私は帰国する時に、市内(チョロン地区からですが)から空港まで、Grabバイクタクシーを使いましたが、値段はたったの42,000ドン *1でした。距離にして9.3kmですけどね。
究極に安いのは、空港から市内までバスに乗る事ですけど。やっぱり待ち時間とか考えると、Grabバイクタクシーのコスパは最強です。
でも一つ問題があって、バイクタクシーは空港まで入って来られません。しかし彼らはしっかりと空港のそばで客を待っているんです。その場所を教えましょう。
国際線の空港を出ると、目の前に道路があって、そこに色んなタクシーが待ち構えているんですが、ここでタクシーに乗らずに右側へ道沿いに歩きます。
すると右手に国内線の空港が現れます。そして国内線の空港の前に、ショッピングモールのようなものがありますので、そこに入って行きます。
屋内駐車場がありますから、そこも突っ切って一度外に出ます。出たら右側に進みます。すると緑のヘルメットを被ったGrabバイクタクシーが待機しているのが見えるはずです。それを確認してから、スマホを操作して予約すればいいんじゃないでしょうか。
これはGoogle Mapから拝借した画像ですが、やはりバイクがたくさん停まってますよ。
いかがでしたでしょうか、この詳細な情報!
怖いから普通にタクシーに乗りますか?
でも普通のタクシーの方がけっこう怖い人が多いという印象を、私は受けました。それに比べてバイクタクシーはフレンドリーな人が多かったです。最後に空港まで送ってくれたお兄さんは、中国語を勉強しているらしく、終始私に中国語で話しかけてきました。予約を見て、私の名前が漢字で書いてあったので、中国人だと思ったのでしょう。
というわけで、ホーチミンのSIMカードとGrabバイクタクシーの情報を書いてみました。参考にしてください!
*1:210円くらい