シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

ジャカルタのコブラ屋台で生き血をすすってきた

前回の記事はコチラ

ジャカルタ/カラワン地区のローカル柔道クラブに練習に行ってきた - シンガポール漂流生活

 

ジャカルタ滞在2日目、朝起きるとやはり昨日の激しい練習による、全身筋肉痛になっていました。

 

8時頃にまたアーノルド先生がホテルに来て、歩いてジャカルタ市内へ向かうミニバス乗場まで連れて行ってくれました。

バスの出発まで少し時間があったので、コーヒーまでおごってくれました。何から何までお世話になりっぱなしです。先生のホスピタリティーに感謝します。

先生に、またいつかシンガポールで働きたいですか?と聞くと、物価高いからもういいわと言っていました。

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ミニバスは一時間ほどでジャカルタのあるデパートにつき、そこからGrabタクシーで今晩泊まるホテルへ行きました。

まだチェックインはできなかったのですが、ホテルに荷物を預けて、近くのランドリー屋へ汗でベチャベチャの臭い柔道着を持っていきました。二時間で、洗って乾かして畳んで袋に入れてくれて、300円程度。素晴らしいサービスです。

 

それからモナスのすぐ近くにある隠れた屋台ストリート、Jl. Kebon Sirih Barat 1という通りに行って昼ご飯を食べました。

私はLELE GORENG(レレ・ゴレン)という、ナマズを揚げたやつの定食を食べました。私はこのインドネシアのナマズが大好きです。食べてる間、下からずっと猫先輩に見つめられてて非常に食べづらかったです。

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友人はミーアヤム(鶏肉麺)を食べたのですが、これは美味しい!と言って、2つも食べてました(笑)たしかにミーアヤムはインドネシアを代表する、外国人にも非常に食べやすい料理です。

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これも動画にしてアップしてみたので、よかったらご覧ください。猫は映っていませんが、ニワトリが映っています。

www.youtube.com

 

今度またジャカルタに遊びに来たらこの通りの付近に泊まってみたいですね。ローカル色が強くて、美味しそうな屋台がたくさんあって、非常に魅力的です。

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そこからトゥクトゥクに乗ってチャイナタウンの近くまで行き、観光客向けのフードコートでビンタンビールを1本飲んだら、もう時間は午後3時になりました。

ランドリー屋へ行って柔道着を受け取り、私はホテルに戻って昼寝をしました。

友人は明日の早朝に帰るので、1人で街歩きをするといって出かけました。本当にタフです。

 

 

そしてこの日のメインはこれからです。

夜7時頃に友人と合流して、マンガブサル通りコブラ料理を食べに行きました。

実はこの通りにはコブラ屋台なるものがいくつかあり、我々はその一つのJemmy Cobraという屋台に行ってみました。もちろんコブラを食べるのは、友人も私もこれが初めてです。

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ここはマンガブサル通りのけっこう西の方にあります。Amaris Hotelの前くらいに出ていました。営業は夜だけのようなので、昼間はありません。

 

我々が着いたときは、すでに数人の中国人観光客がいて、キャーキャー言いながら写真を撮っていました。店の人はそういうのにはかなり慣れている様子で、とくにギャラリーは気にせず、檻の中から真っ黒なコブラを一匹ずつ取り出し、黙々とさばいていました。

このコブラ料理の一連の流れは次のようなものです。

 

  1. コブラの頭を落とす。
  2. 頭を切られた首根っこから流れ出る生き血をコップに入れる
  3. そこにハチミツや養命酒のような物を混ぜて客に飲ませる
  4. 生き血を出し切ったコブラの皮をはいで、内蔵も取り出す
  5. 生殖器はなにかに使うので、取っておく
  6. 包丁の裏で叩いて骨を砕き柔らかくする
  7. コブラの身を三枚におろす
  8. おろした肉を適当な長さに切って、串に刺す
  9. 串にサテー(マレー風串焼き)用のタレを塗って、炭火で焼く
  10. 完成だバカ野郎!!

 

これもビデオを撮って動画にしたのでぜひ見てください。

www.youtube.com

(動画が面白かったらチャンネル登録もよろしくおなしゃす! )

 

生き血は、ハチミツが混ぜてあるので、こってりはしていましたが、割と飲みやすかったです。飲んだ直後に下半身が膨らむとか、幻覚が見えるとかもなかったですね。ただただこってりしてました。

 

サテー(マレー風串焼き)ができあがるまでは、けっこう時間がかかりました。30分くらい待ったかもしれません。なのでゆっくり撮影ができましたし、なんといっても殺したてで新鮮なのがいいですね。残酷ですけど、料理ってこういうことですよね。

 

コブラ肉のお味ですが、すごく弾力があるというか、硬くてなかなか噛み切れなかったです。肉というより、ホルモンとかに近かったように私は思いました。味はサテーのタレの味ですね。濃い目の味付けなので、コブラ自体がどんな味なのかはよくわかりませんでした。

 

お値段ですが、生き血と、サテーで、1匹たったの100,000Rp(790円)です。

これはかなりお安いんじゃないでしょうか。中国人もこれは安い!中国ならこの3倍の値段はするよ!と言ってましたから。

 

これを食べたあと、友人がコーヒーを飲みたいというので、カフェでアイスコーヒーを飲んでから帰ったんですが、案の定私も友人も、この晩は全く寝られませんでした(笑)

C&C(コブラアンドコーヒー)で覚醒バリバリです。奥さん、試験勉強にはコブラですよ!

そして友人はろくに眠れないまま、朝4時にホテルを出て、空港に向かったとのことです。本当にお疲れさまでした。

 

私の旅行はこのあとも5日ほど続きますので、またよろしくお願いします。

 

 

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