今回は久しぶりに、シンガポールに関するグルメ情報です。
私は若い時は、三度の飯より肉が大好きで、肉ばっかり食べてたんですが、20代後半にインドに初めて行ったとき、肉を全く食べないで一ヶ月旅行しました。(ベジタリアンの国ですから)
その時に、あれ?肉って別に食べなくてもいいのかな?と思い始め、日本に帰って来てからも、少しずつ肉を食べる量が減っていきました。
そして30代中盤で一度ベジタリアン(厳密に言うとビーガン)になるんですが、体調があまり優れず、周りの心配もあって2年ほどであきらめ、元の何でも食べる食生活に戻りました。
しかしやっぱりあまり肉はもう好きには慣れず、どちらかと言うと肉よりも魚を好んでよく食べます。
そんな私がシンガポールで色々魚料理を食べてみて、ここの魚が一番美味しいなぁと思った店を紹介します。
場所は観光客にも人気のマックスウェル・フードセンター(Maxwell Food center)にある『一家潮州魚粥・魚湯』です。読み方は「イーチア ティオチウ ユイジョウ ユイタン」。
店番号は66。営業時間は、月〜土の11:00〜15:30です。
この店の事は、私が日本語を教えているシンガポール人のおばさんに教えてもらいました。私はレッスンの時に毎回「先週は何か美味しい物を食べましたか?」と聞くんですが、彼女が毎回ここのフィッシュスープを食べに行ったと答えるので、どんだけ美味いんだよ!と思って実際に行ってみたのがきっかけなんですが、本当に美味しかったです。
それ以来頻繁に行っているんですが、いつも注文するのは「魚片面线/Fish Mee Sua(フィッシュミースア)」という、フィッシュスープに魚の切り身とソーメンのような細い麺が入ったものです。麺の茹で加減が絶妙で美味しいです。
あとは時々フィッシュスープと白飯という組み合わせも食べます。
そして上記の写真が、最後に行った時(2019.03)に撮ったメニューですが、左側が普通のフィッシュスープで3、4、5$ *1とサイズによって値段が違います。白飯は50セントですね。
そして右側にあるPOMFRET(鲳鱼)と書いてあるのはこういう魚です。
日本では見た事がない魚です。ピラニアではないと思います。
値段も6、8$と高いので、比較的高級な魚なのかもしれません。私は保守的な性格なので、こちらはまだ食べたことがありません。
さて注文の仕方ですが、この店は観光客が並んでいるのを見たことがなく、ほとんどが地元の中華系ですが、おそらく店の人は英語くらいは喋れるんじゃないかと思います。
- まずは食べたい料理名を言うか、メニューを指さします。
- そしてサイズを、3、4、5$の中から選びます。
- 最後に(最初かもしれませんが)ここで食べていくのか、持ち帰りかを聞かれるので、「イーヒアー(Eat Here)」ここで食べる、と言いましょう。中国語だと「チーダ(吃的)」と言います。持ち帰りは美味しくなくなるのでやめましょう。
なんでここのフィッシュスープがこんなに美味しいのか、私はずっと考えていて、もしかしたら化学調味料をけっこう入れてるのかなと勘ぐった事もあるんですが、ここのおばさんは愛想が良く、いい人そうなので、このおばさんに限ってそんな邪道なものは入れてないと思います。知らんけど。
*1:1$は80円