シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

腰痛の治し方

こんにちは、アメカジ系アラフォーのヤンピンです。

これくらいの年になると、周りに腰痛苦しんでいる人苦しんだ経験がある人は少なくありません。かくいう私もその一人で、かなり深刻な腰痛に悩まされたことが2度もあります。

どれくらい深刻だったかというと、寝ていても立っていても、四六時中腰が重く、常ににぶい痛みが腰につきまとっていました。夜は横向きが一番楽なのですが、それでも10分も同じ姿勢のままでいると、腰が痛くなってきて、何度も何度も姿勢を変えなければいけません。

起きているときは、腰をガラス製品のごとく、優しく扱わなければならず、一番怖いのがクシャミで、クシャミが出そうになるとあたふたし始め、今回はこのポーズでしのごうと中腰などになったりするのですが、結局クシャミをしたときの衝撃で腰に激痛が走りもんどりうつ。こんな事が何週間も続いたりしました。

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しかし、それももう過去の事です。2度、このような事が起こったのですが、2度とも治し、今はなんともありません。ときどき腰が少し凝って、軽くストレッチするくらいです。

さて、それでは私はどうやってあのひどい腰痛を治したんでしょうか。

 

その前に、まず腰痛ですが、これはそんなに珍しい事でしょうか。程度に差はあれ、かなり多くの老若男女が、腰痛を経験したことがあると思います。

そんな多くの人たちも現状によって2つに大別できます

  • ある方法で治ってしまった人
  • どんな方法を試しても結局治らなかった人

前者の方は、たとえば手術をしたり、整骨院に通って良くなったり、をやったり、ヨガをやったり、色々あるでしょう。

しかし後者の方もけっこうたくさんいると思われます。何かを試すと、一時的には良くなるんだけど、結局悪化してしまって、また違う方法を試して、また一時的に良くなるがまた悪化しての繰り返し。

実は私も後者の方だったんです。手術まではしなかったにしろ、整骨院に通ったり、インターネットの情報を頼りに、色んなストレッチや寝方など試してみましたが、結局どれも腰痛を完治するには至りませんでした。

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それなのになぜ今腰痛がなくなっているのか。

私が腰痛を克服した方法は何なのか。

 

もうもったいぶらずに書きますが、それは 忘れてしまう事 です。

ふざけてると思われるかもしれませんが、何を試しても治らなかった腰痛が、気がついたら消えていた。これはどう考えたって2回とも、腰痛自体を忘れてしまったからに他なりません。

 

一般的に腰痛は、身体的な問題だと思われています。まぁ実際にそうなんですが、じゃあ問題が生じた所は、自分で修正をしなければ一生治らないのかというと、それは違うと思うんです。まず人の身体には、自然治癒力というものが、予め備わっています。そしてこの能力は我々の予想以上にすごい働きをしてくれ、この自然治癒力で治らない身体の問題は、ほぼないと言われています。

え? じゃあは? エイズは? 糖尿病は?と、色々突っ込みたいと思いますが、厳密に言えば治ると思います。しかし私は医者ではないので、そこまで詳しいことは言及できません・・・。

 

しかし腰痛をはじめ、風邪、高血圧、喘息、骨折、火傷、虫歯、だいたいの事は自然治癒力で治るはずです。

しかしこの自然治癒力を阻害するものがあります。それは、神経をビンビンにおったてちまうことです。

実は腰痛を気にすれば気にするほど、腰回り及び、腰に通じている神経過敏になり、それが自然治癒力の効果を妨げてしまうのです。

さらによかれと思って行う、安易なマッサージ施術などが、さらに神経を刺激して、どんどん過敏になって、もっと痛くなっていくのです。

それはまるでステロイドを使った、一時しのぎの対処療法などに似ています。

このような方法では、腰痛を根本的に治すことは難しいでしょう。

 

しかし誤解しないでいただきたいのは、私はマッサージや整体が効かないと言っているわけではありません。一口に腰痛と言っても、色んな原因が考えられますから、マッサージや鍼灸などで治る事もあれば、歯医者に行ったら治ってしまったという話も聞いたことがあります。その人は、腰の神経が繋がっていたのかもしれません。

 

私が訴えかけているのは、そういうどうにか治す事ができた人以外の、どうやったって腰痛が治ってくれない、絶望に打ちひしがれている腰痛難民の方へです。

そういう人たちは、今日から勇気を出して、腰痛を忘れる努力をしてみませんか。

 

でも怖いですよね。わかります。いつあの恐ろしい激痛が襲ってくるかと思うと、いてもたってもいられません。このまま悪化したら仕事にも支障をきたしておまんまの食いっぱぐれになるかもと、夜も不安で眠れません。

 

これはもしかしたら、手のつけられない悪ガキを授かってしまった親の気持にも似ているかもしれません。どんなに叱ったって言う事をきかず、悪さを繰り返す。色々な更生施設にも預けてみたが、一向に良くなる気配はなく、それどころかどんどん凶暴性を増していく我が子。これはいつか人を殺してしまい、我々家族の人生すらもめちゃくちゃになってしまうんじゃないか。そんなとき、はたしてどうしたらいいのでしょう。何が正解なのでしょうか。

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 そんなときは、恐れを捨て、子供を自由にしてあげるのです。そしてこの子を授かったという自分の宿命を受け入れ、その子のそばに寄り添い、共に生きてあげることです。けして自分の運命を呪ったり、人のせいにしたりしてはいけません。肩の力を抜き、流れに身を任せ、あとはなるようになれです。これはけして後ろ向きなあきらめとは違います。最も自分が恐れているものに立ち向かう、何よりも勇気がいる挑戦なのです!

 

また今回もなんの話をしているのかわからなくなってしまいましたが、たしか腰痛の話でしたね。

まぁとにかくそういう事で、あまり気にせずにほっといたらどうですか。

 

痛みなんて少しずつ慣れていくものですし、きっと数週間もすれば忘れられますよ。あまり根拠のない、いい加減な物言いだと思われるかもしれませんが、私は実際にこれで腰痛を2回も治したのですから。

私の場合は整骨院などに通い続けたかったのですが、あまりお金もないので、しかたなく放っておいたのです。そりゃあ一日や二日で痛みが消えるということはありませんでした。あれ?そういえばオレ腰痛あったよね?と気づいたのは数ヶ月あとです。でもその時は本当に、腰痛はあとかたもなく消え去っていたのです。

 

しかしあまり気にすると、自然治癒力が妨げられて、早く治るものも治らないというのは、けっこう信じていただけるんじゃないでしょうか。

軽いケガ、火傷などもそうですが、赤チン塗って絆創膏を貼って、毎日それを貼り替えたりなんだりしているより、唾でもつけてほっておいた方が早く治るのは間違いありません。これはハーバード大学の研究チームが、8年に渡る大規模な調査によって実際に証明したのです(ウソです)。

 

そんなこと言ったって、わたしはヤンピンさんとは違って、病院で「脊柱管なんたらかんたら症」と診断された重症患者なんですよ!と言いたい方もいるかもしれない。

でも病院の診断ってけっこう曖昧なときも多いような気がします。現に先生によって病名がコロッコロ変わったりしますから。腰痛と精神病診断には気をつけなければなりません。

 

さぁ、それでは今日からみなさんもイヤな事は全て忘れて、自然治癒能力を最大限に発揮しましょう。

腰痛だけではありません。昨日の失敗も、いつぞやの失恋も、大切な物を失った悲しみも、もう全ては過去の出来事です。せっかく自然治癒能力先輩が、痛みを消そうと頑張っているのに、当の本人がその痛みをいつまでもほじくり返していてどうするんですか。

忘れるという事は自然の摂理です。忘れてはいけないと思っている物もあるかもしれませんが、それは執着といって苦しみを生み出すもとになります。忘れてはいけない事など、実は一つもないのです。 

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なんならこの記事を読んだことも忘れて、来月もう一度この記事をクリックしてもらえたら嬉しいです。それではみなさん、、お大事に!!