シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

二ヵ月半ぶりに帰ってきたシンガポールは

今週の日曜日の深夜、やっと日本から帰って参りました。

7月4日から行ったので、2カ月半くらいいたわけで、もちろん今までで最長の帰省になりました。

金はどれくらい使ったのか、計算してないのでわかりませんが、滞在中もいわゆるリモートワークをしていたので、経済的にはへっちゃらです。

 

帰ってきて驚いたのは、家の周辺が色々変わっていたことです。まず我々が住んでいるHDBの下のテナントに、やっと新しいコピティアムを作り始めてました。9月30日オープン予定で、アルバイトの募集もしていました。

うちの義理母とかやったらいいのにと思いました。奥さんはHeavenly Wangで働き、3日で辞めた人なので無理でしょう。

 

あとはうちの隣のHDBの工事もだいぶ進んで、前は地下階の建設真っ只中で鉄筋とか見えてたのに、今は地面もできて草がちょっと生えてるくらいになってました。

前はひっきりなしにコンクリートを打っていたので、その音が非常にうるさかったのですが、もう山場は超えたんじゃないかなと思います。二か月半経つとだいぶ進むもんですね。労働者の皆様ほんとうにお疲れ様です。

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地元のコロナ具合

北海道ではずっと実家に滞在しています。

だってタダなんだもん。

 

 

うちの母は(父は他界しました)年金もけっこうもらってるので、わりと羽振りもよく、外食もいつも私と奥さんの分を払ってくれます。いいよ払うよと言っても、絶対受け取りません。

ただ、そんな居座り方をしている以上は、やっぱり家のルールに従わなければならず、完全に自由になんでもするわけにはいきません。母は気分屋なので、毎回あれやるな、これやれ、など口うるさくてときどき辟易します。

 

実家にいると町内放送が一日4,5回聞こえてきます。コロナ後に始まったみたいです。

何を放送するかというと、日々の感染者数を言うわけです。

10代、二人、20代、四人・・・とか。

だからなんだっちゅうわけですが、うちの母はそれを聞いてビビったりして、いよいよ身近に近づいてきたねー怖いねーとか怯えています。

 

ときどき、暑いので食中毒に気を付けてくださいとかも、放送で言っているわけですが、暑いって言ったってしょせん27度くらいなんですよ。

母はそれを聞いて、炊いたごはんを出しっぱなしにしている私に早くしまえと注意してくるんですが、毎日30度以上の国に住んでいる私には、こんな気温で食中毒なんかなるわけないとわかるんです。

しかしどうも母は私の経験よりも、町内放送を信じるらしく、ごはんは無残にも冷蔵庫で急激に冷やされてしまいました。

 

ちなみにうちの母はもう3回接種したので、政府の言い分的には、何も心配する必要はないんですが、もちろん未接種の私よりもビビっています。

 

私はというと、実は北海道に帰ってきて5日目の朝に急に発熱が始まり、ああこれはコロナかなと思いましたが、38度まで上がった熱も次の日には平熱に戻ってしまいました。

あの時の母の慌てぶりもすごかったです。もちろん部屋に隔離され、トイレも母とは違うところをあてがわれました。

熱が下がった次の日に、シンガポールのクリニックと、リモート検査をしたんですが、残念ながら陰性でした。もし陽性だったらシンガポール帰国後の隔離が免除になったのですが、本当に残念です。(9月からどっちにしろ免除になるみたいですが)

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生まれて初めて北の国からを真剣に見る '22夏

いまだに北海道の実家にいます。ヤンピンです。

8月1日に来たので、もう三週間が過ぎたということですね。

いったいいつまでいるのか、自分でも疑問に思っていましたが、先日やっと帰国の日を決めました。9月の第3週です。

 

7月4日から日本に帰ってきてるので、合計滞在日数2カ月半というところでしょうか。今までで一番長い帰省です。

こんなに長い時間滞在できるのも、仕事を全部オンラインに切り替えてくれたコロナ様のおかげでしょう。おかげで日本に帰ってきてもオンラインで仕事を続けていられます。私も、奥さんも。

 

先日、レンタルDVDショップに行って「北の国から」を第一話から借りてきました。

わたし生まれてこのかた、このドラマをちゃんと見た事がないんです。どうしようもない北海道民だなと思ったんですが、じつはけっこう多いみたいです。北の国からを見たことがない道民って。

どちらかというと本州の人に人気があるようです。やっぱり知らない土地の話のほうが興味わきますもんね。

 

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北海道でアベシを想う

ついに北海道の実家へ、恥ずかしながら帰って参りました。

内地(本州)では一か月かけて、東京、鎌倉、山梨、京都、奈良、姫路、神戸、大阪と周り、修学旅行をもう一度って感じでした。

 

 

 

27泊したんですが、宿泊費を計算してみたら、なんと二人で14万!一人7万

一泊平均2600円

どんなとこ泊まったんだと思われそうですが、割と普通のビジネスホテルばっかり泊まってましたし、姫路では温泉大浴場付きなんてとこに泊まったんですが、なんと言っても京都のホテルが安かった。一泊一部屋2300円とかですもん。

今京都でホテルの価格破壊がおきてはります。

 

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んん年ぶりの一時帰国

ひさしぶりにブログを更新しますが、わたくしついに念願の一時帰国を果たし、ただいま奥さんと二人、日本国内におります。まさかこんな日がくるとは。まさか再び祖国日本の地を踏めるなんて。

 

 

帰国する前にPCR検査を初めてしましたが、半端じゃなく不快で、リー・シェンロンは絶対にこれやらないだろなと思いました。

 

症状はないのに陽性反応が出て、帰国できなくなったという事例をいくつか聞いていたので、すごく心配でしたが、なんとか二人とも陰性の結果が送られてきて、思わず夫婦でハイタッチをしてしまいました。

帰国の直前にも、友人と会う予定がたくさんあったのですが、みんなコロナにかかってしまい、キャンセルになってしまったのも面白かったです。おかげで十分余裕を持って帰国準備ができました。ありがとうコロナ

 

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散財癖とホームレス

私は日本語を教える仕事をしてます。

2011年くらいから、フリーの家庭教師として、シンガポール人を始め欧米人やアジア人など、非日本人にだいたいマンツーマンで教えています。コロナ以降は、全てオンラインレッスンに切り替えました。授業料は60分で30ドル(2700円)くらいで、シンガポールではおそらく最安値だと思います。

他の日本語教師なんかは、一番高い人で100ドルくらい取る人もいるみたいだし、フランス語などもそれくらい高いらしいです。

 

日本語学校に勤めれば安定した給料ももらえるみたいですが、馬車馬のごとく働かなければなりません。私にはそんなのは性に合わないし、高い給料も必要ではないので、一人でのんびりと教えています。

 

 

60分で30ドルじゃあ、とても安いと思う人もいるかもしれませんが、自分が費やす労力に比べる報酬としては、非常に高いと思っています。なぜなら、私のレッスンはだいたい日本語でくっちゃべってるだけだからです。

しかも異文化や自分の知らない事について、生徒さんたちに教えてもらえたりするので、むしろこっちがお金払ってもいいくらい面白いときもあります。

 

間違いなく、口から先に生まれたと幼少期に言われ続けた希代のおしゃべりクソ野郎の私には天職だと思っています。ですからもう10年以上続けられているし、これからも続けていきたいです。

 

ちなみにこの仕事以外で今まで一番長く続いた仕事は、札幌で3年勤めたグラフィックデザイナーです。その次が池袋の居酒屋の厨房で2年働いたことでしょうか。それ以外はだいたい1年足らずで辞めました。飽き性だと言われますが、自分では見切りをつけるのが早いんだと思っています。

 

そんな私のおしゃべり中心のレッスンで、最近生徒さんから聞いたこぼれ話を2つ、さくさくっと紹介します。

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俺様流、Muah Chee(ムアチー)の作り方

私がMuah Chee(ムアチー)をはじめて食べたのは、マレーシアはマラッカナイトマーケットだったと思います。なんか黄な粉餅みたいで美味そうだなと思って、買って食べてみたらもうそのまんまの味でした。とても美味しかったです。

 

 

そのあとシンガポールで食べてみて、同じように美味しかったんですが、こう思いました。

これで3ドル50セント(280円)か・・・ちょっと高くない?

 

 

こんなのただ白玉粉蒸して、砂糖まぶすだけだろ。

こんなんで3ドルも払うなら自分で作るわ。

 

そう思って作り方を調べてみたらやっぱりそのまんまで、作ってみたらやっぱり簡単でした。そして美味い。

 

わたしは餅が大好きなんですが、日本にいたときは自分で作れるなんて思ってもみませんでした。でもこっちではGlutinous Rice Flour(グルタネスライスフラー)という糯米(もちごめ)粉が、500gで2ドルくらいでどこにでも売ってて、みんな色んな料理に多用してるんですよね。

 

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ブッダの生まれ変わり

このあいだテキトーにYouTubeを見ていたら、気づけば大川隆法にたどり着いてしまいました。

大川隆法といえば、1986年に設立された新興宗教「幸福の科学」の創始者。

東大法学部卒の元商社マンで、出身は日本一怪しい県徳島の、マリワナの産地麻植郡(おえぐん)だそうです。そそるプロフィール!

 

最近は人気YouTuberである、息子の大川宏洋(ひろし)のほうがもっと有名です。

 

幸福の科学は今やとてもインターナソナルな宗教団体で、世界167ヵ国に組織があるのだとか。シンガポールには、ゲイランのSims Avenue沿いにこじんまりとした事務所があるようです。

 

ちなみに創価学会はシンガポール近辺にはこれだけあります。すごいよ大作さん!そしてご愁傷様。

 

息子の大川宏洋氏のYouTube動画は何回か見たことがあって、自分の実の父親を詐欺師呼ばわりでめちゃくちゃ言ってたので、やっぱ胡散臭い宗教なんだなと思っていました。

しかしよく考えたら、大川隆法の顔すらもちゃんと見たことがないので、これは良い機会だと思って、ものすごい古い、若き日の大川隆法と田原総一朗の対談の動画を見てみました。

すると意外や意外、大川隆法ってなかなか面白い人なんだな~と、逆に魅了されてしまいました。まさにミイラ捕りがミイラに。

 

田原さんが相変わらず俗っぽい低能な質問で(田原すまん!)色々問い詰めるんですが、うまくいなして、しかも若干小馬鹿にした薄ら笑いまで浮かべてるのが印象的でした。

そして言っている事も(私的には)ちゃんと筋が通っていて、その場しのぎのでまかせを言っている感じではありませんでした。

とにかく頭がすごく良くて、人間としての器もかなりでかい事は間違いないと思いました。

 

youtu.be

 

昔はこんなにふくよかだった隆法さんですが、今のお姿はといえば、だいぶお痩せになり、お化粧もわりかし濃いめで、一見するとオジサンかオバサンかわからないくらい中性的です。

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