シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

生まれて初めて北の国からを真剣に見る '22夏

いまだに北海道の実家にいます。ヤンピンです。

8月1日に来たので、もう三週間が過ぎたということですね。

いったいいつまでいるのか、自分でも疑問に思っていましたが、先日やっと帰国の日を決めました。9月の第3週です。

 

7月4日から日本に帰ってきてるので、合計滞在日数2カ月半というところでしょうか。今までで一番長い帰省です。

こんなに長い時間滞在できるのも、仕事を全部オンラインに切り替えてくれたコロナ様のおかげでしょう。おかげで日本に帰ってきてもオンラインで仕事を続けていられます。私も、奥さんも。

 

先日、レンタルDVDショップに行って「北の国から」を第一話から借りてきました。

わたし生まれてこのかた、このドラマをちゃんと見た事がないんです。どうしようもない北海道民だなと思ったんですが、じつはけっこう多いみたいです。北の国からを見たことがない道民って。

どちらかというと本州の人に人気があるようです。やっぱり知らない土地の話のほうが興味わきますもんね。

 

 

しかし、ある友人から北の国からすごく良いから見てみろと言われ、わざわざ第一話から借りてきたんですが、いやあああ本当に良いわ。面白い。そして、すごい面白いんだけど、暗い(笑)

私なんで今まで見なかったか急に思い出しました。

暗ぁい気持ちになると思ったからです。だから他にも「蛍の墓」とかもまだ見たことありません。今ならなんとか見れそうだけど。

 


でもこの暗さがいいんですよ。

人生の暗い部分だけを集約したようなリアルなドラマ。明るく楽しい話とか、成功した話とか、けっきょく人生においてはオマケでしかないと思います。人生は悩み苦しんでなんぼ。
まぁまだ4話までしか見てないので、これからどうなるかわからないんですが、黒板五郎がいる限りあの家族に明るい未来なんてあるわけがない!
いつになったら例の「子供がまだ食べてるでしょうが!」だかなんだか言う場面が来るのかなと楽しみです。


五郎さんを見て一つ思ったのが、あの人はあまり「どうして?」とか聞かないんですよね。純くんが竹下景子と東京から帰ってきたときも、「どうして帰ってきたんだ?」とも聞かなかった。そこが、なんか、すごいなぁ、俺にはできないなぁと思いました。私は人に理由を聞くのが生きがいですから。

滞在中に全話見られるかわかりませんが、がんばってみるつもりです。

 

実家で母親の車を毎日乗り回しているんですが、車でCDが聞けることについこのあいだ気づきました。
それで母になにかかけるCDはあるかと聞くと、長渕のベストアルバムをくれました。

 

なかなか渋い趣味しとるばいと思って、運転中にかけて熱唱してたんですが、「とんぼ」がかかったときに、急に黒板一家が脳裏に浮かび、とんぼのサビの歌詞の意味がわかったような気がしました。

 

ああ 幸せのとんぼよどこへ おまえはどこへ飛んでいく

 

みんな、誰だって、幸せになりたくて、幸せのとんぼを捕まえようと追いかける
でも幸せはいつだって捕まえられない、もうちょっとのところで、手をすり抜けて飛んで行ってしまう


五郎さんたちだけじゃなく、みんな、私だって、きっとあなただって。
それが人生なんだなぁって。

 

オーーオーーオーーオーオオーー オオオオッオーーーー

 

 

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