シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

10年以上苦しんだ汗疹が、保冷剤使ったら治ったよ

日本から南国へ移り住んで汗疹になっちゃった子はいねが~


それは私です。

 

私はしばれる大地、北海道出身のシャケシャケの道産子なのだが、北海道に住んでいた頃、私は皮膚にはまったく問題がなかった。しかし24歳のとき東京に移り住んでから、汗疹が出て来た。それもへその周り

夏になるとへその周りだけが痒くなる。しかし本当に湿度の高い日だけで、そんなにたいした問題ではなかった。

 

しかしその6年後、シンガポールに移り住んでから、もっと激しい汗疹が出て来た。今度はへそ周辺ではなく、ひじの裏とひざの裏
しかも東京での汗疹の比じゃなく、じめっとした日は一日中痒い。雨のシーズンになると毎日痒い。

 


最初は現地の人が使ってる、ベビーパウダーみたいのをつけていたが、時間がたつとまた汗が出てきて痒くなる。
なので、タイガーバームのもっと強力なやつを、かゆみ止めに塗っていた。これも最初は痒みが収まるのだが、ほんとうに湿度が高い日はこれも効かないくらい痒くなり、気づくと搔きむしってしまい、しばらく痛々しい肌になってしまう、というのが常だった。

 



 


色々体質改善も試みたが、あまり効き目はなく、湿度が高くなると痒みとの闘いが始まるという生活をもう十数年も続けてきた。これはもう東南アジアに住む限り、一生つきあってくしかないなと思っていたんだけど。

あることで簡単に治ってしまった。

なんか怪しい詐欺広告みたいになってしまったが、本当なのだ。

 

それは、なんてことはない 保冷剤でまめに冷やす ということ。


あのダイソーとかで売ってる、食べ物買ったらタダでももらえる普通の保冷剤

 

あれを冷凍庫で冷やしておいて、ちょっとでも痒いなと思ったらすぐに冷凍庫に走り、カッチカチの保冷剤を取り出して痒いところにあてて冷やしてやる。そうするともちろん痒みは収まる。

もちろん日によって、また数十分、数時間したら痒くなることもあるけど、そしたらまた冷やす。

そういうことをやっていたら、肌がなんか痒みにだんだん耐性がついてきて、保冷剤を使う回数も減ってきたよ。

 

マジで肌質変わったなと思えるまでに半年、1年はかかったけど、それでもだいーーーぶ楽になった。もう自分が汗疹持ちだということはほぼ意識しなくなった。
旅行先にも必ず保冷剤1個持っていって、冷蔵庫に入れておいたから、努力の賜物とも言える。

 

みんな知ってると思うけど、痒みというのは掻けば掻くほど痒くなる。汗疹だけじゃなく、ありとあらゆる痒みがそうだろう。

 

東南アジアはが多いけど、蚊と共に共存しているような田舎の人たちは、蚊がいても追い払ったり、掻いたりするところをあまり見ない。放っておいてるんだと思う。

そのうち刺されなくなるのか、刺されても痒くなくなるのかはわからないけど、とにかく蚊で心を煩わせるなんてことはほぼしない。

 


私はもちろんその領域ではないし、蚊を発見すると手ぬぐいを持って目を見開いて殺しにかかる。しかし前にどこかで刺されるがままにしていたら、しばらくすると痒みがなくなったという経験もある。

 

殺そうとするのは自分の元気が有り余っているからであって、疲れていたり、眠かったりすると、最近は気にせずに放っておくようにしている。蚊の痒みの耐性もだいぶついたから、平均的な日本人よりは痒さを感じないような気がする。

 


汗疹のほうに戻るが、もう途中からこれは治らないものと思って生きてきたので、10年以上かけて克服に至るというのは、人生はほんと面白いなと改めて思った。

 

そういうわけなので、南国に来て同じように汗疹に悩んでいる方にはぜひ試してほしい。
まぁ家ではみんなエアコン使ったりして、温度や湿度もコントロールできるんだろうけど、外に出るとそういうわけにはいかないでしょ。でも外に出たら保冷剤もないのか。
じゃあやっぱり体質改善、耐性をつけるしかないね。

 

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