シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

おらランカウイ島さ行くだ【前編】

二週間前に、奥さんと二人でマレーシアのランカウイ島に一週間ほど旅行に行ってきました。

ランカウイはマレーシアのガイドブックには載っているものの、実際に行ったことがある人は、私の周りにはあまりいないので少し寂しいのですが、私はけっこう気に入っていて、今回でもう4回目になります。

 

 


私がランカウイが好きな理由は、主に3つ。

  • 飛行機チケットが安い。
  • 免税の島なので酒も安い。
  • レンタルスクーターが楽しめる。

 

ほかにも、大自然が素敵、マレー系多数の島なので猫が多い、リゾート地なのに安くて手ごろなホテルが多い、人が素朴で優しい、などもあります。さらに今回新たなポイント、色んな鳥が見られる、も加わりました。

 

 

しかし今回はラマダン期間中だったので、予期せぬことも色々あって少し大変でした。ラマダン中にイスラム教の国に行くときは気をつけましょう。(今年のラマダンは4月20日まで)

 

飛行機チケットはAirAsia往復105ドルでした。

スクールホリデーとか週末とかは多少高いのかもしれませんが、だいたいいつも150ドル以内です。

 

シンガポールからは2時間くらいで着きます。空港に着いたらGrabタクシーで、予約していたVilla Paddyというホテルに向かいました。

 

 

goo.gl


ここは観光客に人気のあるCenang Beachからは相当離れた、辺鄙なところにあります。

ランカウイには、こういう田舎にぽつねんみたいなリゾートホテルヴィラがたくさんあります。いつもはビーチの近くに泊まっていたので、今回初めての試みでした。

 

部屋は広くて綺麗でNetflixYoutubeが見られるTVがあり、奥さんはずっと部屋にこもってエアコンをつけてNetflixを見ていました。私も初めて見てみたんですが、やっぱりTSUTAYAとかで旧作を一週間借りてみる方が好きだなぁと思いました。

 

わたしは多動症なので、プール行ったり散歩行ったりビール飲んだり、とにかく忙しかったです。

ホテルの周りには何もないと思ったのですが、裏には大きな田園が広がっていて、牛や、シラサギみたいな鳥がたくさんいました。

わたしは恥ずかしながら「Paddy」という単語を知らなかったんですが、田んぼのことを「Paddy Field」というようで、ホテルの名前、Villa Paddyというのは「田んぼのホテル」ということなんですね。

 



とても印象的だったのは、夕暮れ時に田んぼを歩いたら、日中はロープで移動範囲を制限されている田んぼの牛たちが、夕方になったらロープが解かれて自由に動けるみたいで、真っ赤な夕暮れの田んぼの上を思いっきり飛んだり跳ねたりしてはしゃいでいるんです。

昼間はじっとしている牛にも、こんなおちゃめな一面があるんだなと感動しました。夕暮れの~牛は~ちょっと違う~(忌野清志郎風)

 


しかしちょっと困ったのは、ラマダン期間中なので日中はマレー系の店はどこも閉まっていることです。

それで夕方くらいになると、店先で食べ物を売り始めて、みんなそれを買って行くんですが、日が暮れると店終いして、わずか数件の食堂だけが開いているけれども、客は全然いないという感じでした。

この店の開き具合というのも、地域差がかなりあるので、なんとも対策は難しいです。

 

とりあえず初日は夜の8時くらいに、ホテルの近く(1km離れているが)で一軒だけ開いていたマレー系の食堂で、一人でぶっかけご飯をいただきました。黙々と食べていたら、地元の人に色々話しかけられて嬉しかったです。

観光地ランカウイも、郊外に住んでる人達はまだまだ素朴で気さくなんだなぁと思いました。

 

 


ホテルの横にちょっとした中華系の売店があり、そこでCarlsberg缶ビール2本買ったんですが、会計は5.4RM(160円)でした。こんなに安かったっけ!?いつも値段を忘れるので、毎回サプライズです。

 

この島全体が免税なので、どこで買っても、多少の違いはあれどだいたい値段は変わりません。免税店に行けばあらゆる種類の酒が売っており、一番安いワイン14RM(420円)というのがありました。

これは私の故郷北海道の地元コンビニ、セイコーマートで売っているワインよりも安いじゃありませんか!アル中警報発令です。

 

 

 

長くなったんで、【後編】につづきます

 

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