シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

日本の同胞にもバリ島のアメッドに来てほしい

てめえらこんにちは。
私は今バリ島の北部にあるアメッドという所に来ていもす。


初めて来たんですが、思いがけずとても素敵な所で、しかしいかんせん空港から遠いので、あまり観光客は多くなく、とくに日本人を含めたアジア人が非常に少ないので、いっちょオラがあることないことつらつらと書きなぐって、アメッドを宣伝してやろうという気になりました。

 

まずアメッドはどんな所かというと、バリ島の北東部に位置しており、クタのように波が高くなく、珊瑚や魚が多いので、ダイビングシュノーケリングのメッカになっております。

 

海岸沿いがアップダウンの激しい坂道になっており、その道沿いに1500円くらいの安宿から、20,000円くらいの高級リゾートまで、ずらーっと並んでるんで、予算に合わせて選べます。

どこのホテルからも数分あるけばビーチに出ることができるし、ビーチ沿いのホテルは、玄関開けたら2分で海です。なので朝6時くらいに起きて、裸で海に飛び込んで小魚に局部をつんつんされて部屋に戻って二度寝したりもできます。

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日本語教師のある平凡な一日 #07 ~泳ぎ放題~

※ただいま、バリ島のチャンディダサという所に来ています

 

朝起きると天気がいい。7時くらいからホテルの前の海で一人で泳いだ。朝の水泳はとても気持ちがいい。あがってストレッチも少しした。

 

奥さんはカフェで朝ごはんを食べると言ってどこかに行ってしまったので、一人でホテルの朝食を食べた。今日はブッフェで、チャーハンや玉子焼きなどがあって、なかなか美味しかった。天気がいいので、ソファにクッションも置かれていて、そこで海を眺めながら食べた。

 

このホテルは雨と晴れでは印象が180度変わる。最初は老朽化したどうしようもないホテルに見えたが(実際そう)今日は日曜日だということで急に人も増えて、いい感じのホテルに見える。

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お母さん、ぼくが生まれてごめんなさいっていう本を手に取ったぼく

地球人のみなさん、こんばんみ!

私は今インドネシアのバリ島に来ています。オンラインのみで仕事をしてるので、急いでシンガポールに帰る必要もなく、1月中もずっとこっちにいます。

 

案の定今回もそんなにする事はないので、散歩したり、読書したり、YouTube聞いたりしています。YouTubeを見るじゃないのは、見ると目が悪くなるんで、画面はなるべく見ずに聞くだけです。俺は一生眼鏡をかけずに過ごすんだ!

 

先日サヌールのあるホテルに泊まったときに日本語の本が数冊置いてまして、中から一冊選んで読んでみました。

それが「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」という衝撃的なタイトルの本でした。

太宰治だっけかな?と思ったんですが、脳性マヒのある男の子について、彼が通った学校の担任の先生が書いたドキュメンタリーのような本でした。

 

この本の主人公である「やっちゃん」というあだ名の青年は、結局昭和50年に15歳で亡くなったというので、実は相当昔の事を綴った本です。

 

本を読んで一つとても驚いたことがるんですが、昔は障碍者に対する差別がかなりひどかったみたいです。

お母さんがやっちゃんを車椅子に乗せて街を歩くと、彼を見てクスクス笑っている人や、自分の子供に「あんたも悪い事したらバチが当たって、来世はあんな風に生まれてくるんだよ!」なんて大声で言うお母さんとかがいると言うんですね。

 

最初は少し大袈裟だろう、お母さんの被害妄想だろうとも思ったのですが、読み進めていくと、どうやらそうではないようでした。

ちょっと今の風潮からは考えられないですが、やっぱ時代によって違うんですね。

 

もちろん差別をしない、親切な人もいて、色々手伝ってくれたり優しい言葉をかけてくれる人もたまにいたそうです。そんなときにお母さんやご家族は、嗚呼、世界がこんな優しい人ばっかりだったらなと思ったそうです。ところがそうじゃないんですよね。優しい人もいれば、そうではない人もいる。

 

まぁ今はそういったあからさまな差別は減ったのかもしれませんが、別に日本の人々の優しさが底上げされたわけではないように思います。被差別者が、障碍者から、他の弱者へと変わっただけかもしれないし。

 

この本のタイトルの「お母さん、生まれてごめんなさい」というのは、やっちゃんがお母さんにあてて作った詩のタイトルだそうで、内容は、僕のために苦労をかけてごめんなさい、という切ない内容です。

 

当時は多くの人がこの詩を読んで感動したそうですが、逆に「こんな事思われるんだったら、なんでこんなふうに生んだんだよ!って罵られたほうがましだ!」なんて思う障碍者の母親の声もあったそうです。

 

まぁ考え方は色々ですよね。Aみたいな問題は必ずBが正解だという決めつけが、偏見につながり、差別につながるんじゃないかなと私は思います。

色んなケースがあるんだから、色んな意見があっていいし、色んな人がいていいんだ、という多様性を認めることが、このような差別をなくす方法じゃないかな。

 

でもべつに差別がなくならなくてもいいんだけどね!差別する人がいてもいいんだけどね!色んな人がいて然るべきだから!

実際に差別する人の功績はたいしたものです。

差別する心ない人のおかげで、親切な人たちがよりいっそう輝き、被差別者は人の痛みや、世界の残酷さを知ることができ、人生の本当の意味、そして究極の悟りに近づくことができる。

みなさん今日から寝る前に、自分の周りの嫌な奴にありがとうと三回言ってから寝ることにしましょう。



この本、実は前半は個人的にあまり好きじゃなく、なんかちょっと大げさなんちゃうん!?と半信半疑で読んでいきましたが、後半の特に一番最後に書いてあった著者の人生哲学、人生観、無常観みたいなのはすごかったです。

この著者のお父さんも実は重度の脳性麻痺で、そのお父さんから人間とは、人生とは、障害者とは何かを学んだようです。

 

この本を立ち読みする際は、後ろから読んでもいいかもしれません。仏教とか宗教系の本よりも感動、というか心に響くものがありました。私みてえなクソ甘ったれなんかにはわからない、とても大変な経験、そして素晴らしい経験をしたんでしょうね。

少し不謹慎な言い方かもしれませんが、生まれて初めて障碍者に興味がわいてきました。

 

シンガポールの自宅の前が遊歩道になっていて、ときどき車椅子に乗った重度の障碍者の人が、メイドさんに押されているのを見かけるんですが、私は今までそういう人はあえて見ないようにしていました。

そして勝手に、ああいう人はおそらく脳も動いておらず、意識とかもないんだと思っていたんですが、もしかしたらちゃんと普通の人同じく脳は機能していて、ただ身体が思うように動かないだけなのかもしれないですね。

そして、もしかしたら普通と同じように、話しかけられたい、挨拶したい、話を聞いてもらいたいと思っている人もいるのかもしれません。

 

もしそう思っているにも関わらず、私のように無視を決め込む人ばっかりだったら、それはどんなに孤独で、どんなに辛い毎日か。もしそんな人がいたとしても、自分はそうじゃないからそれでいいのか。自分は絶対にこの先もそうならないのか。

 

なんかそんな、簡単に答えが出せない、答えを出すのが少し怖い、そんなもやもやを、この本から与えてもらったように思います。そしてそれは私にはとても大切なもののような気がします。

 

この本を読むチャンスを与えてくださった、どこの馬の骨かもわからないおそらく日本人の方、ありがとうございます。まだあなたが生きてるかどうかもわかりませんが、もし生きていたら、どうぞ良いお年を。

 

 

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日本語教師のある平凡な一日 #06 ~30km走ってウブドに移動~

※バリ島のサヌールにいます

 

朝6時に起きて、一人でバイクでビーチに行くと、海は干潮で泳げそうになかった。ストレッチと瞑想をして日の光を十分に浴びた。

バイクで市場に行き、朝ごはん用にミーゴレン、フーユンハイ、ドラゴンフルーツなどを買ってホテルに帰った。プールで少し泳ぎ、プールサイドで朝ごはんを食べた。

 

9時から日本語のレッスンを1つやり、それから荷物をまとめてホテルをチェックアウトした。スタッフの青年たちに、これからウブドに行くというと、二人もウブド出身で、毎日ここまで通っていると言っていた。

オーナー不在の件について悪いレビューを書こうと思っていたが、二人のためにもやめてあげようと思った。

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日本語教師のある平凡な一日 #05 ~バリで迎えた誕生日~

※ただいまバリ島のサヌールにいます

 

今日は私の誕生日。

6時に起きて顔を洗い、一人でまたSindhuビーチへと散歩に出かけた。

今日も朝早くから地元の人がたくさんいて、すでに海に入って遊んでいる。


砂浜を北に向かって歩き、途中の沖へ突き出た所で、ストレッチや瞑想をする。

さらに北へ歩き、レンボンガン島へ行くボートがあるところで、ジョコウィ大統領に似たおじさんに日本語で、レンボンガン島へ行かないかと話しかけられる。片道200K(2,000円)で行けるらしい。一応名刺をもらっておいた。

 

さらに北へ歩き、大きな龍の形をしているフェリー乗り場へ着いた。ものすごい大勢の人が、ペニダ島やロンボク島へ行くボートを待っている。

Tシャツ屋で、Sun of a beach(Son of a bitchにかけているんだろう)という面白いTシャツを見つけた。
帰りはめんどくさかったので、Gojekに乗ってホテルに帰った。


8時くらいにホテルに着き、奥さんもちょうど帰ってきたので、スタッフに一緒に朝ごはんを頼んだ。インスタントヌードルにしたが、とても美味しかった。ニンジンとインゲン豆はちょっと入れすぎだったけど。

 

12時まで部屋で本を読んだりTVを見たりして、12時ちょうどにホテルをチェックアウトした。

バイクで次のホテル、Kubu Indah Homestayへ移動。バイクでわずか2分ほど。まだ部屋の準備ができてないというので、荷物を置いて昼ごはんを食べに行った。

 

イタリアレストランで、ジェノベーゼピザと、地中海パスタを頼んだ。飲み物はクランベリーソーダ。ピザもパスタも1000円以下で、おまけにとても美味しかった。この値段でこのクオリティはすごい。

食べ終わってから、近くのデパートに行き、本やお土産を見て、14時近くにホテルに帰ってお部屋にチェックイン。すぐにシャワーを浴びて少し休んだ。

 

15時くらいに一人で歩いて出かけた。まずホテルの前の古本屋で日本語の本を買った。全部とても古かったが、面白そうなのがいくつかあった。

1冊持ってレジへ行き、おじさんに値段を聞くと、しばらく考えてから40K(400円)というので、もっと買うから割引してくれてとお願いし、結局3冊で60K(600円)払った。

おじさんに、この店はいつ頃できたんだ、俺は古本が好きだと伝えたかったが、私のインドネシア語が拙すぎてうまく伝わらなかった。

 

店を出てビーチの方へ歩き、途中にあったBull's Cafeというシャレた店で、アイスコーヒーを飲んで、買った本を読んだ。

17時頃にカフェを出てホテルへ戻り、17時30分から日本語レッスンを1つやった。


終わってから奥さんと二人でバイクに乗って、ハイアットホテルの近くのビーチに行き、砂浜沿いにテーブルが出ているレストランで、Fish & Chips とChicken Wingを食べた。

周りの客はみんな欧米人のお年寄りばかりで、若者は全く見かけなかった。

 

食べ終わってホテルに戻り、本を読んだりしてゆっくりした。

ホテルは大きい通りに面しているので、けっこううるさく、カラオケまで聞こえたが、イヤフォンでリラックス音楽を聴きながら12時くらいに寝た。

 

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日本語教師のある平凡な一日 #04 ~チャングーの夕日~

※ 現在、バリ島のチャングーにいます。

 

朝6時前に起き、屋上に行ってみたらもう空が明るくなり始めていた。

 

一人で6時半くらいにホテルを出て、歩いてビーチへ行った。高台からサーファーの群れが見えた。レベルが高いグループで、みんな大きい波に乗ってて、とてもかっこよかった。

 

Tシャツを脱ぎ、半裸になって音楽を聴きながら、西へずっと歩いた。天気もよくとても気持ちが良い。

しばらく歩いてから、砂浜に座ってぼーっと海と空を見た。また明日も来ようと思った。犬がたくさんいて、みんな元気いっぱい走り回っていた。

 

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インドネシアのVisaをオンラインで延長する方法 ~最長60日滞在~

南の国からアパカバル?(お元気ですか?)

先週から妻と二人でバリ島に来ています。

 

 

インドネシアは普通にビザを取れば最長で30日まで滞在できるので、調子にのって30日フルで滞在する予定で飛行機の往復チケットを買いました。

ところがよくよく数えてみると31日でオーバーステイになってしまう事に先日気が付き(おのれは数も数えられへんのか!)こうなりゃもっと滞在してやれということで、ビザを延長することにしました。

 

そんな事する日本人あまりいないと思うので、誰の参考になるかわからないんですが、一応ビザの延長の仕方を、自分がやってみた範囲で書いてみたいと思います。

 

まずビザを延長するつもりなら、e-VOAを取りましょう。VOAVisa-On-Arrival(到着ビザ)と言って、空港に着いたときに取れるビザで、e-VOAというのは、事前にオンラインで取得できるVOAです。

 

このe-VOAを取得して入国すると、ビザ延長もオンラインですることができて、とても便利です。

 

もし普通のVOAを空港で申請すると、ビザを延長するときは入国管理事務所へ出向いて申請しなければなりません。

なのでe-VOAは延長のときにとても便利なのです。

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日本語教師のある平凡な一日 #03 ~Oldか~

※数日前から夫婦でバリ島に来ていて、クタの近くにあるホテルに泊まっています。

 

6時半頃に起きると、外はもう明るくなっていた。シャワーを浴びて奥さんと二人で部屋を出て朝ごはんを探しに出かけた。店はすでにけっこう開いていた。

 

美味しそうな屋台をいくつか見つけたが、とりあえず15分ほど歩き続け、そこからもと来た道を引き返し、一番おいしそうだったお粥の店で食べる事にした。

1つだけ注文し、うずらの卵と砂肝みたいな串も勝手に取って食べた。とても美味しく、会計もたったの15,000Rp(150円)だった。

ある商店でお菓子も買ったが5つくらい選んでたったの4,000Rp(40円)だった。

 

ホテルに戻ってお湯を2杯もらい、紅茶のバッグを入れて、いっしょにお菓子も少し食べた。部屋に戻って8時からレッスンを1つやる。

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