うちの奥様が先週の月曜日から、一人でバスに乗ってマレーシアのJB（ジョホール・バル）へ、２泊３日で遊びに行ってきました。なぜ私は行かなかったかというと私はMISESSHだから言わすな恥ずかしい。
噂通り、全てが非常にスムーズで、すぐに入国できたそうです。（ワク接種者はテストも隔離も何も要りません）
ただ出発前に、マレーシア全土で使われているMySejahtera（読み方がわからん）という、シンガポールのTraceTogetherみたいなアプリをインストールして登録しなきゃいけないらしく、それにとても手こずっていました。
私も以前あちらに住んでいた事があるのでよく知っていますが、マレーシアのアプリとかウェブサイトはほんとにクソです。とくに政府系のやつ。（やたら不具合が多い）
エアーアジアのサイトも詐欺スレスレだったと記憶しています。
他にも不安要素が少しあったので、奥さんはワクチン証明書なども印刷して持っていったのですが、結局カスタム（税関）では一瞥されただけで特にチェックはされなかったようです。とにかくアプリをきちんとインストールしたのかだけをチェックされたんだとか。
しかしカスタムにはWifiなどがないので、マレーシアのSIMなどを用意していない人は、アプリはあれどもネットがないので、アプリの作動を提示できず、止められて苦労していたらしいです。
奥さんもマレーシアのSIMはなかったので、しかたなくシンガポールのデータで特別プランかなにかを急遽購入して、なんとかしたと言ってました。
我々は以前ジョホール州のKulai（クーライ）という町に家を借りて住んでいたので、奥さんは今回もそこの友だちのゲストハウスに泊まり、現地の友だち達と過ごしたそうです。
友だちのゲストハウスは、シンガポールからのゲストが一番多かったので、この３年はゲストハウスも仕事が全くなく、奥さんがコロナ以来の初めてのゲストになったそうです。
国境もやっと通常に戻ったっぽいので、これから少しずつ人が来始めるといいのですが。
そのゲストハウスは、オーガニックの畑がある、自然派ゲストハウスです。興味がある方はぜひ泊まりに行ってみてください。
https://goo.gl/maps/yhQUH5RFeDc7Pqv78
マレーシアもほぼ通常に戻ったのかなと思ったのですが、奥さんに詳しく聞いてみると、実はまだどこでもマスクとスキャン（チェックイン）は必須で、モールはもちろん、レストラン、カフェは、必ずQRコードをスキャンしてスタッフに提示しなければ入れないそうです。
コーヒーショップにもQRコードはありますが、年配の人などはあまり気にしないのだとか。まぁ在りし日のシンガポールと同じですね。
奥さんは日中ずっと友だちのカフェに入り浸っていたようですが、お客さんはほぼみんなマスクをして来て、飲み物を飲むときだけマスクをずらし、一口飲むとマスクを戻す人などもいたそうです。
マレーシア人というのは、元々非常にテキトーな人達なので（シンガポール人に比べて）そんなにしっかりとルールを守っていると聞き、私は少なからずショックを受けました。
万が一警察がきたときだけ、サッとマスクをつければいいんじゃないのと思ったんですが、どうやらウイルス感染を怖がっている人が相当いるみたいです。
なるほど、私もあっちにいたとき、路上の至る所で燃やされていたゴミから発生するダイオキシンを恐れていたことがあるので、気持ちはわからなくもありません。
でもあれはたいてい煙であるし、臭いでもわかるので、ある程度推測はつきますが、無色透明無味無臭で、マスクの穴もすり抜けてしまう超ミクロのウイルスから逃れるのは不可能では？
ちなみに「感染」の定義は割と知られていないですが、感染というのは体内に入ったウイルスや細菌などが増殖をして初めて感染といういうのであり、ただ体内に侵入しただけでは感染とは呼ばないようです。
体内へ侵入したとしても、人間には素晴らしい免疫機能があるので、菌の増殖をそう簡単には許しません。
人間の免疫機能は二段階、いわば二つの関門があります。一つ目は粘膜免疫です。目や口や鼻から入った異物は、たいがいこの第一関門で排除されます。
そしてもし病原菌が第一関門を突破して、体内に侵入し増殖を許してしまったとしても、第二関門である全身免疫が、熱で異物を殺したり（熱を止めないで〜♩）下痢などで体外へ排出したりしてくれます（下痢も止めないで〜♪）
実は我々は生まれながらにして、こんな素晴らしい機能を備えているのです。それなのに、これ以上何を欲しがるのだ人間どもめ。
そう考えると、無症状感染とはとても変な言葉で、症状がないっちゅーことは増殖してないはずなので、増殖していないのに感染とはこれいかに。「半チャーハン大盛り」くらい矛盾していませんか。
とにかく、マレーシアでは依然としてマスクとスキャンが厳しく強制されていて、自由ときな粉ねじりを愛する私などは、今行ったところであまり楽しめそうもないと感じました。
まぁこれはあくまでもうちの主観１００％の奥さんの報告なので、実際のところは少し違うのかもしれませんが、まぁ私が以前愛したマレーシアとは似て非なるものなのでしょう。
無条件に愛してあげるのが本当の愛なので、私ごときはエセマレーシア愛好者なのかもしれませんが。
奥さんは水曜日に無事に帰宅し、テストも隔離もありませんでした。また気軽に行ってリフレッシュしてきてほしいと思います。
去年新しい家に引っ越してから、私も一人でこの家で過ごすのは初めてだったので、すごくリラックスできました。やっぱり一人暮らしっていいものですね。一人キャンプもまた始めなきゃ。
それにしても、シンガポールの方がマレーシアより過ごしやすいなんて、そんな日がくるなんてこれっぽっちも予想していませんでした。長生きはするもんですね。
もうちょっと長生きしたら◯ー・◯ェンロンが国民に捕まってリンチされ市中を引き回されるなんて光景も見れるのでしょうかへっへっへ
