最近ある日本語の生徒さんに、他動詞と自動詞を教え始めました。
例えば 開ける は他動詞で、開く は自動詞になります。
閉める が他動詞で、閉まる が自動詞です。
他動詞には 窓を開ける のように【目的語+を】が、たいてい付きますが
自動詞は 窓が開く のように【主語+が】と使います。
この違いをちゃんと教えないと
私はエアコンをつきます とか お金が落としましたよ
という変な日本語を作ってしまいます。
上記のものはまだいいですが、穴があったら入りたい を
穴があったら入れたい なんて言ってしまった日には女性から大ヒンシュクを買ってしまうでしょう。
はい、これが言いたかっただけです。
話が182度変わりますが、前にサワードウを作っていますよという記事を書きましたところ、ブログを読んでくれた人から、サワードウの種の保存の仕方を書いてほしいと言われたので、簡単ですから、ちらっと書いてみようと思います。
君はグノーシス味のサワードウを食べたことがあるか - シンガポール漂流生活
私は友人から非常に元気なサワードウの種をもらいまして、サワードウの焼き方自体は非常に簡単なので、なんの苦労もなくサワードウを焼いて食って生きていますが、いずれは死にます。人間だもの。
サワードウを焼くのは難しいと思われがちですが、一旦元気な種を手に入れてしまえば、パンを焼くのも、その種を保存するのも、さほど難しい事ではないと思います。
なんて言ってる私はサワードウ暦しょせん数ヶ月です。ネットやテレビで調子こいてる人の言うことは、話半分で聞きましょう。
ちなみに私が住んでるポンゴルまで取りに来てくれる方には、サワードウの種を無料でお渡しするので、気軽に連絡ください。(とりあえずコメント欄などに)
やってきた所を無理矢理ホテルに連れ込んで、おいおい、俺の種が欲しいと言ったのは君のほうだろ、なんて事は言いませんから安心してください。(ショウモナー!)
シンガポールの某有名ベーカリーのワークショップでも、参加すると種がもらえるらしいですが、参加料が300ドル(2,4000円)近くするらしいですよ。
では種の保存の仕方をささっと書こうと思います。
まず一番良い方法は、週に2回くらいサワードウを焼く事です。
種を保存している瓶の中に、いつもおおよそ30gの種が入っており、それを冷蔵庫で保管しています。
サワードウを作るときは、冷蔵庫からその瓶を取り出して、強力粉25gと水25gを瓶の中に入れて、グルグルかき混ぜて、それが2倍に膨らむまで常温で放置します。
※ この種に混ぜる強力粉ですが、普通の白い強力粉より、全粒粉やライ麦のほうが栄養があるというので、私はいつもそのどちらかを使っています。あと、国産のよりも、欧米産の粉のほうが良いと聞いたこともあるので、そうしています。あと、水は軟水よりも硬水のほうがいいとも聞いたことがありますが、私はあまり気にせずシンガポールの水道水を一度沸かしたやつを使っています。どうしても種が元気よくならない人は、このような細かい事も気にしてみるといいかもしれません、知らんけど。
うちの室内温度はだいたい28度前後だと思うんですが、2倍に膨らむまでに2、3時間かかります。
膨らんだら、そこからスプーンで50gすくい取り、それを使ってサワードウを作っていきます。
50g取り出したら、瓶の中には30gの種が残り、それをまた冷蔵庫に入れて保管します。
こうやって、週に2回、もしくは2週間に3回くらい、50gずつ足しては使い、足しては使いしているので、うちの種は非常に元気です。
本当に一週間以上作らなかったことがまだないので、いわゆる捨て種というのはしたことがありませんが、他のサイトによると、そんなに頻繁に作れない人は、最低でも10日〜2週間に一回は、これと同じ作業(50g足して、醗酵させて、また50g捨てる)をしなければならないみたいです。
私は本当に自分が作るサワードウが好きなので、2週間もつくらずにいるなんてことは、今のとこできそうにありません。と言っても大半はうちの奥さんが食べるんですが。
たまに作ってもあまり食べないときがあり、4日も経つとあまり美味しくないので、近所の公園の池にいる亀にあげに行ったりします。(餌をあげるのは本当は法律違反です)
世界広し、亀好き多しと言えども、亀にサワードウをやるのは私くらいではないかと。ドイツ人みたいな亀に育ってくれたら嬉しいです(どんな亀よ!)
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