こんにちは。お酒作りが趣味なヤンピンさんです。私はお酒を作るのは好きなんですが、飲む方は最近からっきしです。
汗をよくかいた日なんかは、ようし今晩はビールでも飲んじゃうぞおじさん!とはりきるんですが、だいたい晩ご飯を食べたあとに、ああちょっと料理が油っこかったな、これは熱々なプーアル茶でも飲んでおきたいな、と思ってお茶を飲むと、もうお酒を飲むような気分ではなくなり21時くらいに就寝、という毎日です。もうジジイなんです。
そんな私がいつも作っているのは、酒餅(チウピン)という麹を使ったフルーツのお酒です。
しかし今回は初心に帰って、日本のどぶろくを作ってみることにしました。
どぶろくもすごく簡単なんです。そしてなかなか美味しいのです。
ではさっそく作り方をご説明いたします。
まずは材料から
- 米3合
- 米麹200〜250g
- ドライイースト 小さじ1杯
- ヨーグルト 小さじ1杯(入れなくてもいいです)
- 冷やした水1.5リットル(大きいペットボトル1本分)
分量はだいたいなので、あまり気にしないでください。
まずはお米を3合炊くんですが、やや硬めに炊くのがポイントで、水をいつもより少なめで炊くといいと思います。まぁ普通に炊いてもいいですし。
ここで日本酒をおちょこ一杯分ほど入れて炊くと、米の芯まで炊けていいそうです。私は入れたことがありませんが。
炊けましたら、お米を口の広い容器に移して、冷やした水をドバドバとそそぎます。冷やした水が、炊きたての熱いお米と混ざって、ちょうどいい温度になります。
そこに米麹と、ドライイースト、ヨーグルトを入れて混ぜます。
はい、これで準備完了なんですが、アルコール度を高めにしたい人は、さらに砂糖を大さじ2、3杯入れておくといいです。
あとはこれを常温で3、4日ほど保存します。こっちは常に気温が30度くらいなので、半日くらいで醗酵が始まって、米が浮き上がってきます。1日に1回、おたまなどで混ぜてあげるといいですね。
そして3日たったものがこちらです。
蓋を開けるとそれはもう良いオイニーがします。
基本的に醗酵ものは、良いオイニーがすれば醗酵、悪いオイニーなら腐敗と判断してかまわないと思います。納豆も味噌も、何日経っても悪いオイニーがしなければ私は食います。そして私はまだ生きている。生きているって素晴らしい。
そして今度はこれを濾します。
濾し方はザルでもなんでもいいと思いますが、私は布巾を使います。そして濾したものを瓶などに移すためのジョウゴがあると便利ですね。
そしてこれをドバーーッとやって、ギュッギュッです。
そしたらほら!見て!見てミホッ!
ええ色の、ええ香りの、ええドブロクができました。
濾したあとの酒粕は、水と砂糖を混ぜて温めたら良い甘酒になりますし、私はこれでクッキーを焼いた事もあります。すごく美味しかったですよ。
中毒覚悟♡究極の酒粕クッキー by sotto 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが312万品
あとこの酒粕も、私は以前1年近く冷蔵庫の中に放置したことがありますが、ニオイは依然として甘い良い香りがしてました。醗酵ってすごいです。
そしてこのドブロクを、瓶やペットボトルなどの容器に移し替えて保存すると思うんですが、ここで注意しなければならない事が一つ。この自作どぶろくは、炭酸ガスがものすごく発生するので(とくに砂糖を入れたら半端ないです)容器の蓋を閉めるときは、完全に締めないで少しゆるめてガスを逃がしたほうがいい、とよく言います。
さらに容器破裂の危険性があるので、ガラスの容器には絶対入れないで、柔軟性があるペットボトルなどの容器で保存したほうがいい、と言う人もいます。
たしかに以前、マレーシアの安物のペットボトルで保存していたら、蓋のつくりがあまく、蓋がはじけ飛んで、どぶろくまみれになった事があります!!というか厳密に言うと、どぶろくまみれになったのは奥さんです。あれは惨劇でした。
しかし、私独自の意見としては、蓋をしっかり締めたほうが、炭酸がどぶろくに濃縮されてシュワシュワしてうまい!!と思います。まぁそこは自己責任で。でも本当に威力がすごいので気をつけてください。
以上、自家製ドブロクの作り方でした!
追記:この記事を書いてから1年後くらいですが、YouTube動画も作ってみたので、興味がある方はぜひご覧ください!
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