タイ文字を少しずつ教えるという記事を連続で書いていましたが、何も考えず書いていったので収拾がつかなくなりました。説明は無視して書き続けようかと思いましたが、真面目に読んでくれている人も、もしかしたらいるかもしれないので、一度基本的な事をまとめてみたいと思います。
しかしコンセプトはざっくりと読めるようになるなので、やはりざっくりと肝心な所だけ書きたいと思います。これさえ抑えときゃ、ざっくり読めるはずです。
主要な子音28文字
まず、日本語のひらがなだと50文字くらい覚えなきゃいけません。
タイ文字も42文字の子音を覚えなきゃいけないのですが、実はその中の14文字はあまり使いません。(外来語などにときどき使う程度)
よって、残りの28文字を抑えとけば、だいたい読めます。
じゃあその28文字を紹介します。
今までの「タイ文字は怖くない」の記事を読んだ方なら、もうだいたいわかりますね。
最後のอのところが、よくわからないかもしれませんが、これは母音文字から始まる語の前に付く子音です。ようはアとかウとかオとか、そういうのから始まる言葉ということです。
発音のことで、少し細かい事を言いますが、kとkh、tとth、cとch、pとph、の発音の違いなんですが、hがついてないやつは、発音するときに息を吐きません。
発音するときに、口の前に手を置いて、その手に息がかからないように発音してください。
hがついてるやつは普通に発音していいやつです。
だからphなら普通にパとか発音できますが、pだとちょっとバにちかくなりますね。hがつかないと、逆に濁点がつく感じになるんです。
残りの子音
上に載っていない残りの14文字は、他のサイトでたくさん紹介されているので、そちらを参照してください。たとえば以下のサイトなど。
母音を覚える
あとは母音を覚えりゃ大丈夫です!
日本語の母音はたしか5つですよね。あ、い、う、え、お
でもタイの母音は全部で9つです。さらに短い音と長い音で書き方もちょっと変わってきます。勉強し始めの頃は、この表が手放せませんでした。
そしてさらに二重母音と呼ばれる、アイとかウアとかがあります。
アイが3つあるのとか、もう謎ですけどね。
声調について
そしてタイ語には、中国語と同じ声調があるということは、以前書きました。
こちらを参照してください。
特殊な規則
あとは、ルールに従わないイレギュラー(変則的)な物がけっこうあります。
たとえば、ติは ti 、ตุは tu と発音するはずなのに、i と u が抜け落ちて、ただ t と発音しなければならないとか。
とくに ร は、何をするかわからない本当に厄介なヤツですから気をつけましょう。本来はただのRの子音なんですが、例えば発音しなかったり、「ン」と読まなければならなかったり、2つくっついて現れあり、他の母音を変化させたりと、無茶苦茶やってきます。タイ文字界の鳥居みゆきと呼ばれています(呼ばれていません)。
そういうわけのわからない事に出会ったとき私は、ふーーーーんと言って受け流すようにしています。あまり真に受けて、なんでなんだよ!と突っ込んでいくとキリがありません。
ということで、以上が私なりのタイ文字の読み方の基礎のまとめになります。一つの名詞の中に「の」を4つも使ってしまいました。どういう教育をされて育ったんでしょうか。ちなみに「の」にあたる物はタイ語にはないみたいです。
それではまた引き続き勉強がんばりましょう!