さあてシンガポールは今日も平和そのもの。
今日からまたロックダウンだとかなんだかで、店内飲食ができなくなるそうですね〜。
柔道もできなくなる〜。でもヤンピンさんは大丈夫〜。もう慣れたから〜。
飯はまたお持ち帰りして公園で食べます。柔道の代わりにローラーブレードで汗を流します。
ところで最近、般若心経を覚えました(笑
1日10回くらい、歩いてるときとか、電車に乗っているときとか、何かを待っているときに唱えています。
なぜ急に般若心経?って感じなんですが、ある日突然、般若心経を覚えたくなったんです。こういうのをインスピレーションというのでしょうか。
ちなみにインスピレーションは中国語では「霊感(リンガン)」と言います。日本語の霊感(れいかん)とは少し意味が違いますね。
これを一週間くらいかけて地道に全部暗記したんですが、やっぱりかなりメジャーなお経だけあって、部分的にいくつかは、以前どこかで聞いたことがあり覚えていたので、あとは順番を覚えてつなげるだけで、わりとスムーズに暗記できました。
トクアーノクターラー サンミャクサンボーダイ の部分が一番好きです。
昔お経ってすごく不気味なイメージがありましたが、今は心癒される心地よい響きに感じます。そんな間違ったイメージをいたいけな子供の私に持たせたのはどこのどいつだ!もしも子供の頃から唱えていたら、今頃どんなに立派な大人になっていたことか。
マスクをしていると、口元が見えないので、どこにいても小声で唱えることができて便利です。マスクしながら目がいっちゃってて小声でぶつぶつなんか言ってる髪の長いおじさんとか超不気味ーーーー!
般若心経の意味ですが、ちゃんと調べておらず、ざっくりとしか理解していないのですが、要は この世に心煩わせるものなど本当は一つも存在しないのだよ という事じゃないでしょうか。知らんけど
さてもう一つの最近の話題ですが、今月末引っ越しすることになりました。
私にとってシンガポール内での初めての引っ越しになります。
今までOutram Parkの近くという、わりと中心部に10年間住んだのですが、引越す先はなんとシンガポールの最果て、Punggol(ポンゴル)です!
MRTだとNorth East Lineの終着駅で、シングリッシュでいうところの、Ulu(ウル)って感じでしょうか。
ウルは、元々はマレー語で「僻地」という意味です。
使用例:
どこに引越すの?
ポンゴル〜
わぁ!めっちゃウルじゃん!w
そんなウルなポンゴルの中でも、私の新しいおうちは本当に果ての果てにあって、なんとマレーシアとの間にあるジョホール海峡の目の前です。
ここはコンドミニアムなどではなくHDB(公営団地)で、うちのユニットは25階にあります。うちの奥さんが5年も前に申込んで購入し、そのときはまだ建設工事も始まってなかったのですが、今年の5月にやっと工事が完了し、今月末、やっと入居する事ができます。
なかなか良い景色ですが、我々は階を選んだだけで、どんな景色かまでは知らず、完成して来てみたらこんな景色であらラッキーって感じでした。
海とか川って、飽きずにずっと見ていられるんですよね。その昔、まだ海外旅行ができた時代に、タイのメコン川沿いにあった町が大好きで、よくそこに滞在して、毎日メコン川をボーッと眺めていたのを思い出します。ああ大昔の事思い出しちゃった。
最近のHDBって、屋上にだいたいスカイガーデンがあって、私達のブロックの周りにもたくさんあり、その一つからの眺めがなかなかいいのです。とくに夕暮れ時は、ジョホール海峡の上に浮かぶ素敵な夕日が拝めます。
ここは一般開放されているので、これからどんどん人が入居してくると、ここも夕暮れ時なんかは混み合うようになるかもしれません。まぁみんなで仲良くシェアしましょうか。
我々はなぜか早く家の鍵をもらえたみたいですが、現在のここの入居率はまだ5%にも満たない感じで、他に全然人を見かけません。家の前の公園とか、隣りのエリアのHDB群もまだまだ建設中ですし。
エレベーター内の壁は、引っ越しやリノベーション関係のチラシで埋め尽くされています。
家の周りにもまだ店とかが全然なく、コピティアムやホーカーセンターも1、2km離れた所にしかありません。住みやすくなるにはもう1、2年かかるんじゃないかなと覚悟してます。なんせこのコロナのせいで、工事などが遅れる可能性も非常に高いので。
人がいないと静かでいいですが、店もないので便利ではなく、人が増えると店などもできて便利になりますが、今度は少し騒がしくなります。どちらも一長一短です。
ちなみに今度の家は私と奥さんと二人きりで住むので、もうクソ煩わしい義理両親の呪縛からは解放されます。なんたってそれが一番うれしーーー
ポンゴルに住んでいる日本人って聞いたことがないんですが、実は意外と何人かいるんでしょうか。駅の周りにはコンドミニアムもたくさんあるので、きっといるんでしょうね。
こんなウルに住む日本人の顔が見たいわ〜。
そんなわけで8月から全く新しい生活がスタートします。
コロナと共に、私のシンガポール漂流生活の第2ステージですね。
きっと想像した以上に騒がしい未来が僕を待っていると思います。
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