きっと旦那さんか友だちでも来て一緒に食べるのかと思ったんですが、どうやらそうではなく一人で食べるご様子。
するとおばあさんは「昨日病院へ行ったら医者に、あなたは糖分が足りていないから、もっとたくさん食べて、もっと糖分を摂らなきゃいけないと言われたのよ」と言いました。
このイメージってコーラの中に砂糖が大量に含まれているという印象を与えますけど、でもコーラの中に入ってるのは実は砂糖ではなく、果糖ぶどう糖液糖というものです。
そして糖分を気にしている人が手を付けそうなコカ・コーラゼロの中に入っているのも、もちろん砂糖ではなく、スクラロース、アセスルファムKなどの人工甘味料です。
この砂糖にとって変わった果糖ぶどう糖液糖や人工甘味料が、はたして身体に良いのか悪いのか、私が書くよりも自分で調べてみるのが一番良いんですが、ネットなどで調べたところで今はもうこういった「科学的根拠と国家の承認というものを後ろ盾に広く出回っている物」を批判する記事を検索エンジンなどで見つけるのは、非常に難しくなってきています(SEOの関係で)。
ただこれらは、カロリーが気になるから砂糖は摂りたくないというそこのあなた、これならいくら摂ってもそういう心配は要りませんよという、ある種の人間に非常に都合の良い便利(?)な物です。
そういう物を追い求めた先に、何が待っているのかという事を、ものすごく痛い思いをして自分の経験から学んだ人でないと、この問題の真相はわからないんじゃないでしょうか。これは食べ物だけではなく、全ての新技術やシステムなども同じだと思います。
ちなみにコカ・コーラでいうと私が一番笑ってしまったのは、コカ・コーラプラスという、人工甘味料のプリンス「アスパルテーム」が加わったものが、特定保健用食品、トクホとして堂々と売られていることです。
しかしこれは、トクホとは何なのか、厚生労働省とはどういう所なのかを、非常にわかりやすく示しているもので、私は逆にすごく好きです。
ちょっと話がそれてしまいました。
大量の糖分を摂ることになってしまったおばあちゃんの話に戻りますが、実はけっこう元気そうなおばあちゃんだったので、ぜひ今までその健康を保って何十年も生き抜いてきた習慣とダイエットに立ち戻って、この無垢な老人を狙う落とし穴を回避してくれるんじゃないかと淡い期待をしていますが、どうなることやら。
社会には退職制度というものがありますが、人生にはそんなものはなく、それこそ死ぬまで試練、苦悩、気づきの連続だと思っています。30年後にホーカーで清掃アルバイトをしているヤンピンさんを見たら、どうぞ優しくしてやってください。
嗚呼人生とはしょっぺえな。
なんか知らんけど無性に甘ったるいカヤバタートーストが食べたくなってきました!
でもコーラじゃなくて Teh-O-Kosong にします。
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