毎週水曜日に、シンガポール人の友人たちと3人で、ロングウォーキングと称して、毎回色んな所に朝早くから行って、夕方くらいまで散歩したりなんだりしています。
ちなみにうちの奥さんも最初は参加していたんですが、途中から朝早く起きるのが辛い(心の声:というか日中クソ暑い中歩くなんて信じられない)との理由で参加しなくなったので、今は毎週3人で行っております。
だいたい朝7時半にどこかに集合し、朝飯をいっしょに食べてからスタートし、だいたい午後4、5時くらいに解散します。
昨日はチャンギビレッジからイーストコーストまで散歩しようと、チャンギビレッジに集まったんですが、あまりに暑そうな天気だったので、予定を変更し、ボートでウビン島に行って、やはり午後4時まで島内を歩き回って帰ってきました。
実は友人たちもマレーシアに家を持っていて、コロナ騒動以前は、マレーシアで毎週会っていましたが、シンガポールでは会ったことはほぼありませんでした。お互いにシンガポールは仕事をして金を稼ぐだけの場所と考え、マレーシアでのみ時間もお金も費やしていました。
そんな我々でしたが、この珍コロ騒動で「退屈な都」シンガポールに閉じ込められてしまい、こうなりゃ腹を決めてシンガポールを開拓してみっか、というわけで毎週色々な所を丸き回っているわけです。
そんな私たちが先週行った所を少し紹介したいと思います。
それは、知る人ぞ知る Lim Chu Kang というシンガポールの北西にある辺境の地でした。
ここは Kranji Countryside(クランジの田舎) とも呼ばれていて、農場、牧場、釣り堀、湿地帯、その他様々な、シンガポールにもこんなとこあるんだ!と思われるような場所がひしめき合っている地区です。
ここにある Hay Dairies Goat Farm (ヘイ・デイリーズ・ゴート・ファーム)という、ヤギ牧場に見学に行ってきました。
ここは975番というバス一本しか通っていないので、まずはCho Chu Kang駅に朝7:30に集合し、そこからバスで行ってきました。
車窓からは、軍隊のキャンプ場や、広大な墓地が見えました。バスに乗ってるだけでも十分楽しかったですね。
初めて来た人は、ここが本当にシンガポール!?と思われるはずです。
ヤギ牧場に着いたのは9時ちょっと前でしたが、まだ牧場の門は閉まっていました。
9時ちょうどに開門され、中に入りました。
私はこういう所に来たことがなかったので、ほんとに無断で入って行っていいのかなと少し緊張していましたが、見られるわけでも、声をかけられるわけでもなく、普通に一般開放という感じでした。
ここは入場から何から、完全無料です。
何か物を買うときだけお金を払えばいいのです。
中ではもうさっそくヤギの搾乳が始まっていました。毎日9時から10時くらいまでやっているので、朝一で行けばいつでも見られるようです。
ちなみに定休日は火曜日です。
パンパンにお乳がはった巨乳のメス山羊さんたちが何頭もやってきて、搾乳機で乳を吸われていきます。まぁでも巨乳といっても、わたしは全然興奮しませんでしたよ(あたりめーだろ!!)
じーっと観察していたんですけど、職員の人達のヤギの扱いに、温かいものを感じました。もちろん人が見ているので、邪険に扱うという事は絶対にしないと思いますが、それを考慮してもなお、優しい感じがしました。
シンガポールのメイドさん達もこれくらい大事に扱ってもらえればいいんですけどね。
(シンガポールではメイド虐待のニュースが後を絶ちません)
搾乳風景を見たあとは、ヤギ達の暮している小屋へ行って、頭を撫でたりして触れ合ってきました。
入口の所で、ヤギのエサとなる干し草を売ってるんですが(5ドル)、それをくれると思っていたようで、異常に人懐っこかったです。
私は買わなかったのであげませんでした・・。すみませんヤギさん、次回は必ず。
ですから手を出すと、手をベロベロとなめって(齧ろうともしてる)きます。
私はヤギが大好きなのでたまらなかったですね。ハーレムです。
ゲイの人が温泉の男湯に入ったらこんな感じにたまらんのかなと思いました。
そこでヤギと触れ合ったあとは、売店に行ってみんなでヤギミルクを飲みました。
小さいボトルで2.5ドル(200円くらい)でした。
オリジナルとチョコレート味があります。
ヤギミルクは以前も、マレーシアでときどき朝市場に売ってるフレッシュなやつを飲んでましたけど、牛乳よりも好きかな。
いやでも牛乳も、搾り立てのやつは、なかなか好きですね。
やっぱり搾り立ての乳はうまいということで。
そして友だちが持ってきていたクッキーも食べたんですが、クッキーがなんか臭うんですよね。異様な臭い。でもせっかく友だちが持ってきてくれた物なので、何も言わずに食べてたんですが、3枚目くらいで、あ、これクッキーじゃなくて俺の手が臭いんだと気づきました。
しっかり洗ったつもりだったんですが、ヤギの強烈な唾液の臭いがまだ取れてなかったんですね。
シンガポールに住んでいる人は、リトルインディアの TEKKA MARKET という所に行ったことがあると思うんですが、あそこの市場の臭いです。あそこもヤギの肉を捌いて売ってますよね。まさにあの臭いです。
石鹸で洗ったらしっかり取れました。
はい、そんな感じで1時間半くらいいたと思います。
帰りはどうやって帰るのかなと思っていたら、ちょうどKranji Expressというバスが来まして、3ドルでクランジ駅まで行くというので、それに乗りました。
このバスは、クランジ駅を出発して、このKranji Countrysideにある以下の10カ所を回るそうです。
Jurong Frog Farm というのに今度は行ってみたいですね。カエル牧場です。養殖場と呼ぶべきかな?
ここで飼っているのは食用のカエルなので、カエルが可愛くて情が移るとヤバいことになりそうですね。
ちなみに今回、迷った末にビデオカメラを持って行って、友だちとのフレンドシップの邪魔にならない程度に、軽く動画を撮ってみて編集したんですが、なかなか良い感じにできました。ある意味手を抜いたので、シンプルかつ短時間のスッキリした動画になりました。
ついでにやってみるのも時にはいいものですね。
もしかしたらもっともっと、肩の力を抜いて生きて行ってもいいのかも、と思えました。これもみんなヤギのおかげですメェェェエ
もし記事が面白かったら、下のバナーをクリックお願いします~