シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

マレーシアの家を手放した

はてさて、今週もやってきました土曜日が。

 

前回の記事でも上記と同じような事を書いていたので、客観的に分析して、私は土曜日が比較的ヒマ、土曜日にブログを更新する傾向がある、土曜日にブログを更新するなんらかの理由がある、と言うことができるんじゃないんでしょうか。

めんどくせーやつだな俺

 

たしかに土曜って大半の人が仕事が休みになると思うので、街の雰囲気もピリピリせず、なんかのんびりしてますよね。

私は毎朝6時過ぎに近くの公園に散歩に行くんですが、平日は見かけない人がけっこういたりします。

そういう人を見ると、さあ今週も忙しくてストレスフルな平日を乗り切ったぞ!素晴らしい週末の幕開けは早朝のジョギングからだ!という意気込みを感じます。

私の勝手な妄想ですが。

 

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頑張って充実した週末を送ってほしいものですね。

中級シンガポール人の週末にかける意気込みは、ほんとにハンパじゃないですからね。

どこのモールもカフェも公園も、リア充ワナビー*1で埋め尽くされます。

 

ああやだやだ!!

 

ごめんなさい、最後に心の声が漏れてしまいました。

 

 

ところで、今日はちょっと残念なお知らせがあります。

もうけっこう時間が経ってしまったんですが、わたくし達夫婦は、マレーシアに借りていた家を手放しました。

 

私マレーシアに家を借りて、月〜木はマレーシアでのんびり、金〜日はシンガポールで仕事、という生活を2、3年続けてたんです。

 

yangpingsan.hatenablog.com

 

それがね、ご存知のとおり、このたびの珍コロ騒動で、3月にシンガポールに帰ってきたっきり、マレーシアに帰れなくなってしまいました。

それでもずっと家賃を払い続けていました。(大家さんのご好意で半額)

 

しかし、こりゃもう今年は絶対に帰れないし、来年も帰れるかどうか怪しいな、という判断を下したので、やむなく大家さんにご相談しました。

そうしたら、大家さんは快く了承してくださり、しかも我々の荷物は当分そのままの状態で家に置いておいていいから、と言ってくださいました。どうせこの状況では次のテナントも簡単には見つからないとのことで。

 

ありがたやありがたや。

 

ということで、今月から家賃は払っていません。

でも依然として多くの物がマレーシアに残っています。これをどうするかは今のところ考えたくないし、考えてもどうにもなりませんね。

 

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基本的にマレーシア側で充実した生活を送っていたので、充実グッズのほとんどはマレーシアにあります。

折りたたみの自転車

ハンモック

お気に入りの腰巻き

たくさんの本

 

そして、気の合うマレーシアの仲間たち

 

彼らに再開できるのはいつになるのでしょうか。

 

いつになると思いますか?

来年にはなんとかなる?

再来年?5年後?まさかね?

さてそれは私たち一般庶民にはわからないでしょう。

 

国と国との行き来ができなくなる

祖国に帰れなくなる

こんな事をいったい誰が予測できたと思いますか?

 

 

はい、それは私です

 

実はわたし、数年くらい前から、このような事がきっと起こるだろうなと思っていました。しかしこんな訳のわからないアホウイルスによるパンデミックではなく、第三次世界大戦だと思ってました。(マジで)

私の妄想では、たとえば日本とシンガポールが敵国同士になったが、私はシンガポール人の妻がいるので、日本に帰るかシンガポールに残るかの選択はかろうじて与えられ、家族を取るか妻を取るかで苦悩する、みたいな妄想でした。

もちろんシンガポールに残ると思ってましたけど、現実には残るというか閉じ込められてしまいましたね。

 

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そしてこのパンデミックには、まだ戦争のような悲壮感はありません。

マスク着用とQRコードスキャン等以外は、割と以前と変わらぬ生活を続けているように見えます。まぁそれは表面的なもので、例えば職を失った人達の絶望感などは、私には想像もできませんが。

でもとりあえず大半の人は、まだのんきでいられますね。

私なども、仕事もあるし借金もないので、まだのんきな部類に属するのかもしれません。

まだ、今のところね。

 

 

そんなのんきな私は、昨日はふとこんな事を思いつきました。

そういやあ、旅行が大好きだったあの方達は今頃どうしているんだろうかと。

旅行が好きで、仕事も辞めて長いご旅行に出ておられたバックパッカーのみなさん。

 

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そこで「世界一周」「ブログ」というキーワードで検索したところ、そういう方達のブログをたくさん見つけました。

そしてほとんどの人がやはり今9月現在、すでに日本に帰国したと書いてありました。

 

だいたいみなさん、帰国の際はひっそりと静まり返った国際空港から飛行機に乗り、日本に着くとPCR検査を受けてホテルなどで2週間の隔離を受けていますね。なかなか貴重な体験をされたと思います。

 

わたしも旅行が好きなのでこういう系の友人が何人かいてわかるんですが、みなさん将来は自分の好きな国に住んで、自分のゲストハウスを経営したり、日本人である強みを活かして何か特別な仕事を始めて、仕事が軌道にのればそれを誰かに任せて自分たちはまた世界へ飛び出し新たな旅へ出発だーーーー

 

そんな夢があったはずなんです。

そんな夢が、今まさに深刻な危機にさらされています。

 

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世の中ほんと何があるかわからんなと

まるでトランプの「大富豪」だなと

私は思うのでございます。

 

勝つと思うな思えば負けよ

勝って兜の緒を絞めよ

 

 

みなさん、引き続きをシートベルトをしっかりとお締めください。

時には緩めてもいいけど、そんなときは進行方向を自分の目でしっかりと見てください。

 

一日一日をしっかりと生きましょう。

 

さて、もうすぐ日曜日がくるぞ、覚悟はできたか

 

 

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*1:なりたがっている人