シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

小食は続くよどこまでも

最近、一日の食事量をへらしました。

2週間くらいかけて、ジワジワ減らしていったんですが、4割くらいカットしたんじゃないでしょうか。

 

私は別に太ってもいないし、むしろ痩せてる方なので、これ以上ダイエットするとホネホネロックになってしまいます。

身長164cm、体重53kgです。

 

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じゃあなんで減らしたのかというと、もちろん健康のためですよ。

身体の健康、精神の健康、両方です。

 

健康のために、平均体重を下回ってる身体でさらに食事量減らすってどういうことだよガリガリ君!?と思われるかもしれませんが、やっぱり色々考えて、食事は少なければ少ないほど身体に良いんじゃないか、という結論に至りました。

 

と言っても確証はあまりないので、ちょっと人体実験的なところもあります。検証と言ったほうがいいでしょうか。

 

前からやってみたかったんですが、私は柔道をやっていて、柔道は体重が軽ければ軽いほど不利になってしまうので、抵抗があって実施にはいたらなかったのですが、このコロナ騒動でもう取っ組み合いもなかなかできなさそうなので、体重とかどうでもいいなと思いました。

 

 

さきほども言いましたが、食べなければ食べないほど身体には良いんじゃないかなと思っています。

じゃあ栄養はどうするんだよ!栄養を摂らなかったらエネルギーが作れなくて動けないし、肉体の維持すらできないじゃないか!と思われるはずですが、それは・・・

 

正直よくわかりません。でもきっと栄養ってそんなに要らないんじゃないですかね。

 

私も一応常識は持っている人間なので、以上の発言がいかにバカげているかは実はわかっています。

 

しかし一つだけ確信を持って言えることは、99%の人の栄養に関する常識は間違っていると思います。

だからみんな年がら年中様々な病気になって、高い医療費と保険料払って、それでもなお心も身体もボロボロになってしまうんじゃないでしょうか。

そしてどうしてそんな事になってしまったのかと本人に聞いても、わからない、きっと遺伝だ、そんな事を言いながら生きて行くのに、私は飽きてしまいました。

 

まぁそうやって生きても別にいいんですが、なんとなく飽きてしまい、とりあえず違う事やってみたい、そんな年齢じゃないでしょうかアラフォーって。

今の人は100歳まではなかなか生きないでしょうから、せいぜい長くて80歳が寿命ってところ、それなら40歳がちょうど折り返し地点。

半分は大食いする人生で、もう半分は何も食わない人生、いいじゃないですかメリハリがあって。

 

そうとう奇抜な事を言っていますが、ある日突然このような考えが閃いたわけではありませんよ。

人間食べなくてもいいんじゃないか、むしろ食べないほうがいいんじゃないかと思ってしまうような事を、聞いたり読んだりしたことがあるんです。

 

たとえば前に書きました、断食療法甲田光雄先生の本ですね。

これはほんとすごい。

これが私が食べないワールドへと踏み出すきっかけになったことは間違いないです。

yangpingsan.hatenablog.com

 

 

そしてそのあとに読んだ森美智代さんの「食べない生き方」

この人は、1日60キロカロリーほどの青汁1杯と、少々のサプリだけで、20年近く生活している女性です。

この人も若い時に難病を患い、上記の甲田先生の断食道場で断食治療をして、それからこの食生活に辿り着いたそうです。

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そしてこの次に読んだ本が一番ヤバいですね。

山田鷹男さんという方の「不食」です。

 

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この人は自称「実践思想家」と名乗っていて、食べないだけでなく、腐ったマグロを食ってみるとか、毒きのこ食ってみるとか、マジでヤバい人です。

じつは「不食」という割にちょこちょこつまみ食いしたりもしてるようですが、基本的に食べなくても全然問題ないそうです。

この人は思想が素晴らしく、私が目指すべきはこの境地かなと思わされる人です。食べない事は抜きにして、この人の生き方に憧れます。

 

ただこの本自体は、ルー大柴を油で煮込んだくらいくどい内容なのでオススメはしません。

そしてこの「何も食べない」というのは、健康を目的に行うものではないような気がします。人間とは何かを突き詰めた人が行き着く生き方ではないでしょうか。

 

 

ほとんどの人はこんな本読んだこともないし、読みたくもないと思うのですが、読んでみると私がのたまっている事も、とりあえずは理解できるはずです。

賛成まではいかずとも、そうかこういう経緯があるから、現在こういう言動をしているのだなと、納得はできるはずです。

 

このように、全く正反対の意見を持っている相手や、100%理解不可能と思われるような人でも、時間をかけて、順を追っていけば理解できないという事は、まずないはずです。相手が嘘をついたり、麻薬などでほんとにラリっていなければ。

 

ですからこの世の全ての対立などは、理解への努力不足、もしくは怒りや恐れから正気を欠いた妄想などが原因だと思われます。

 

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どんなに嫌な奴でも、色んな事があってそうなってしまったんです。

みんな昔は純粋な可愛い子供だったんですよ。

というわけで、こんな私の事も少し多めにみていただけると幸いなんですが。

 

 

ちょっと話がそれてしまいましたが、絶食は無しにしても、自分も食事量を減らしたいと言う人はたくさんいると思うので、そんな方にアドバイスをさせてください。

 

まずは満腹にするのをやめる事です。

 

腹八分目とよく言いますが、八分目が無理ならせめて九分目、ここでなんとか抑えましょう。

もう腹キツいわー、という状態には絶対にならないようにしてください。

 

これをまずは一週間続ける。一日3食の人は、一週間で21食ですから、このうちに満腹には絶対にならないように気をつける事です。

そして九分目に慣れたら八分目にすればいいじゃないですか。

この九から八、八から七、七から六は、はっきり言ってまったく難しくないはずです。

 

そして自分の空腹具合と精神状態を、今までよりもっと気にして、観察してみてください。そうしているうちにわかるはずです。

 

この空腹とか食べなきゃいけないって、自分の妄想なんだな・・・

ということが。

 

これを体験で学ぶ事ができたら、ミッションはほぼコンプリートです。

あとは自分の体が本当に必要とする量を、身体の状態に応じて摂るようにすれば、きっとあなたの身体に適したダイエット(食生活)に辿り着くでしょう。

 

自分の身体をよく観察し、身体の声を聞いてあげること、これが一番大切な事ではないでしょうか。

 

ああ、俺は本当に良い事を言うなあ。

 

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