シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

シンガポールの「湯の森」温泉行ってきました2020

先週はじめて「湯の森」に行ってきました。

シンガポールやタイ在住のジャパニーズの方々は聞いたことがあるんじゃなかろうか。

湯の森は、2012年に東南アジア初の日式スーパー温泉として、バンコクにオープンした温泉施設です。

 

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バンコクのプロンポン駅からモーターサイで5分のところにある1号店。

2号店がたしかパタヤだったかな。

そして3号店として、シンガポールに2016年にオープンしたと、記憶しています。(本当は今ググっただけ)

 

1号店には、バンコクに行くたびに必ず行っていました。

入浴料はたしか450THB(1,500円くらい)じゃなかったでしょうか。

 

平日の午前中に湯の森に行ってゆっくり汗を流し、そのあとプロンポン駅のイムちゃんで昼飯を食べ、KEY BOOKSで古本をあさるというのが、私の王道のバンコクの過ごし方でした。(プロンポンに詳しい人はわかってくれるはず)

 

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しかしシンガポールの湯の森ですが、こちらの値段はなんと40SGD(3,200円くらい)と、なかなかクソ高い!ウンコ高価!

でもシンガポールの物価などを考えたら、これが妥当かもしれませんね。

タイの湯の森も、タイの物価を考えるとババ高額ですから。

 

なので今までは、バンコクに行ったときに行くから、シンガポールのは行かんでもいい!娘はやらん!と意地をはってずっと行かなかったんですが、今回の珍コロ騒動でバンコクはおろか、日本にも帰れなくなってしまったので、ようやく決心がつき行ってきました。

 

場所は、サークルラインのStadium駅にある『KALLANG WAVE』というモールの2階です。

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上の写真のワンピースのねーちゃん ↑ は私ではありませんので、あしからず。

 

今はコロナ中ですので、モールの出入り口は1つだけで、ちょっと不便でした。この上記の写真の入口のみです。

そしてモール内を5分くらいすすみ、エスカレーターを2階に上がるとありました。ネットの写真で見たのと同じや!感動!

 

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入ると、まずは自分でロッカーに靴を入れなければいけません。

わたしは靴でなくてサンダルでしたので、サンダルを入れます。

裸足で来ると入れるものがないでしょうね。

その場合でも、必ずロッカーのキーを回して取って、それをフロントに持っていってください。

 

俺は裸足で来たから、ロッカーに入れるものはなく、よってロッカーのキーも取らないしおまえにも渡さない、などと受付に言うと、受付嬢は混乱し、眉間にしわを寄せ、よくわかんないからおまえは帰れ!と言われますよ。

そうなったら40ドルは払わなくてよし!その金で食べ放題でも行けばいいじゃない!

 

私はお風呂に入りたいので、ちゃんと言われたとおりにロッカーのキーを渡しましたところ、はじめての人は登録しなきゃいかんから、IDカードを見せろと言われました。

コロナ中だったので、ちゃんとIDカードを携帯してましたよー よかった〜。(モールに入るときなどに、QRコードスキャンの代わりにいつもIDカードをスキャンさせるのです。)

ですから、初めての人は必ずIDカードなり、パスポートなり持って行ってくださいね。

 

それで、登録をして、40ドルを払うと、36番と書いた腕輪みたいのをもらいました。この腕輪の番号が、自分のロッカー番号であり、この腕輪で、飲食物を買ったりできます。施設内はキャッシュ要らずなのです。

 

施設内に入り、私は下半身に突起物があるので、男湯に入りました。

女湯に入りたい男性の方も相当数いると思いますが、こらえてつかあさい。

堪え難きを堪え、忍び敵を忍ぶ、それが人生なんです。

 

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この暖簾(←これを「だんろ」と読む奴はアホな北海道民)をくぐると、左側にカウンターがあり、おっさんが大小のタオルを1枚ずつくれます。そこで浴衣と帯ももらえます。もちろん無料です。

 

それから自分のロッカー、私は36番のロッカーに行って、腕輪をピッとやって、ロッカーがグィーと開き、荷物を全部入れて、真っ裸になってください。

シンガポール、マレーシアのSPAでは、たいてい短パンなどをもらってはきますが、ここは日式温泉なので完全真っ裸にならなければいけません。

今どきこれに抵抗がある日本人もいないでしょう。

 

どうしても恥ずかしい人には、こういう黒いブリーフ型のパンツを貸し出しているみたいですが、これのほうが絶対恥ずかしいですから。

 

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一人だけ、はいてるオジさんいましたけど、なんか変態みたいで、お笑いウルトラクイズの「結城哲也はSMがお好き」を思い出しました。

 

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そういうわけでマッパで、小さい方のタオルを持って入ってください。

 

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男性浴室内は窓はなく、露天風呂もないので、ちょっと閉鎖的な感じがしましたが、浴槽は全部で6つもありました。

私が行ったときは、ぬるいソーダ風呂、寝て入れるジャグジー風呂、泡が出るバブル風呂、白く濁った風呂、日本人好みの熱めの風呂、そしてキンキンに冷えた水風呂でした。

サウナは、ドライとスチームの2つで、ドライサウナにはTVもありNHK WORLD-JAPANが流れてました。

 

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私が入ったのは平日の昼12時半頃でしたが、浴室内には7、8人ほどしかいませんでした。

ここは温泉施設ですが、お湯はたぶん天然温泉ではないでしょうね。熱い水道水じゃないでしょうか。たぶん。知らんけど。

熱い風呂に入って、水風呂入って、また熱いサウナに入って、水風呂入ってと、とても気持ちよかったです。

 

でも一つだけ残念だなーと思ったことは、座る所が小さいベンチしかない事ですかね。浴槽の脇などに寝転がるのも禁止ですし。お行儀が悪くなるから、禁止する理由はもちろん理解できますが。

 

でもバンコクの湯の森はね、プラスチックですが、ひじかけがあって背もたれが長いイスがあるんです。あそこでうたた寝するのが最高なんですよ。

あれを思い出してしまったので、ちょっと不満に思ってしまいました。

ただのいちゃもんです。

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それでもベンチで休んだりしながら、結局1時間半くらい浴室にいました。

私は温泉入るの長いんですよ。これでもかっていうくらい汗かきたおします。

 

それでやっと浴室を出て、更衣室で浴衣に着替えました。

バンコクの湯の森では、浴衣の着方がわからないタイ人がときどきいて、ムエタイ・チャンピオンのブアカーオみたいな筋肉隆々で背も高いやつが、筋肉を見せたいからピチTを着るみたいな感覚で、Sサイズの浴衣を着ているのを見たことがあります。

彼は、浴衣から膝も出ていました。

 

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浴衣に着替えたあとは、自分のカバンも持って休憩室に行きました。カバンの中に色々入ってるんで。怪しい廊下を通って休憩室へ行きます。

 

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この廊下の先に、お食事ができるカフェがあり、イスとテーブルがいくつかあります。

左側には、マッサージ室があり、右側には休憩室です。

 

私はここに来る前に早めの昼飯をがっつり食べてきたので、おなかはすいておらず、休憩室に行きました。お食事は一番安いもので、おそばとかが10ドル(800円)くらいだと聞きました。

 

休憩室には、横になれる大きめのイスが何個もあり、エアコンもあるので涼しく、寒く感じる人のためにブランケットもあります。

 

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ここも最高ですね。

Wifiもあるのかなと、スマホをチェックしてみると、ちゃんとあり、受付で登録した自分の電話番号がパスワードになっていました。

 

私はカバンの中の、持って来たウ◯スキーを隠れてチビチビ飲み、買ってきたお菓◯を隠れてチビチビ食いました。(飲食物の持ち込みは禁止かもしれませんから気をつけて)

そしてスマホでネットしたり、持ってきた本読んだり、うたた寝したり。

 

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ここにも2時間近くいたと思います。

時計を見ると午後4時近かったです。

 

少し体が冷えていたので、男湯に戻り、もう一度浴室に入りました。

2回目行く人はたぶんあまりいないと思いますが、個人的には、スーパー銭湯では必ず2回は入ります。

それで30分くらい、再び熱い湯とサウナで汗を流したあと、ようやく私服に着替えて出ました。

 

受付では腕輪を返して、ロッカーのキーを返してもらいます。受付のネーちゃんは"Thank you"とも言わず無言でキーを返してくれました。

食事をした人は、ここで最後に清算するんじゃないでしょうか。

マッサージも受けず、何も飲まず食わずだと、本当に40ドル(3,200円)ですむわけですが、ときどき来る人は、せっかくなんで食事も!という感じで飲んで食うと、プラス2、30ドルくらいかかっちゃうんじゃないでしょうかね。

 

えーーーそんなわけで、無駄に長いレポートでしたが、非常に満足できました!

週末とか夜とか、違うタイミングに来て混んでいたらイヤですが、今回は言うことなしです。

一ヶ月に1回くらい来てもいいかな〜と思っています。年内はシンガポールから出られそうにないですし、腹を決めてシンガポールで楽しまないと。

あとやっぱり、日本人としては温泉が恋しいですからね!

 

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました〜。

少しでも参考になったら幸いです!

  

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