シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

台湾に5日間いたけど大したことはしなかった

ただいま実家の北海道に帰ってきております。

まだ関東の方はだいぶ暑いらしいですが、こっちは早朝は17度くらいまで下がります。暑い日本を味わいたかったですが、間に合わなかったようです。

 

北海道には、台北からScootで飛んできました。台北には5泊しました。

台北ごとき5泊あれば十分だろうと思ったのですが、なんせ計画性がなく、何も日程を決めていなかったので、その場の気分で決めることになり、結局あまりたいした事もできませんでした。

テキトーに見に行って、たいして面白くないねここ、テキトーに食べに行って、たいして美味しくないねこれ、みたいな。台北を少しなめていました。

 

泊まったのは龍山寺というところで、昔色街だったと聞いていましたが、今も十分色街です。いつ歩いても怪しいオネーさんからオバさんまで、道の端に立ってお客さんを探しています。私は奥さんと歩いていたのであまり声はかけられませんでしたが。

台湾のような先進国で、こんなにあからさまに立ちんぼさんがいるとは驚きました。
龍山寺駅周辺には小ぶりですが夜市もたくさんあって、夜は食べるものには困りませんでした。

 

美味しかったものですが、まぁ普通に小籠包。でもシンガポールでも気軽に食べられるので、さほど感動はありません。
魯肉飯も美味しかったですが、意外と味が薄くて、あまりガツンときてくれない感じです。そして現地の友達に聞いたのですが、魯肉飯なんて台湾人の若者は食べないよ、年配者の食べ物だと言っていました。

 

この旅で一番美味しかったのは、早朝に龍山寺駅の近くに出ていた屋台の、白身魚と千切り生姜が入ったあっさりスープと、高麗菜飯(ガオリーツァイファン)です。2つで130ドル(630円)でした。


お客さんはホームレスとか肉体労働者ばかりで、お店はGoogle Mapにも載ってませんでした。でも本当に美味しかった。リサーチも大事ですが、結局はご縁ですね。求めよ、さらば与えられん。



観光は中山西門をプラプラ歩いただけですが、ほかに信義路温泉区にある「湯瀬温泉」という所に日帰りで行きました。地元の友達に教えてもらった温泉です。

石牌駅まで行って、そこからバスで10分ほど山を登った所にあります。山の上の辺鄙なところにありますが、景色は素晴らしい。



温泉は一人200ドル(970円)で、タオルはついてません。外国人はゼロで、ほとんどが地元の爺さんたち。

ここに打たせ湯があるんですが、お湯の勢いが半端じゃなく、眼球くらいは簡単に潰せるくらいの勢いで、うずくまって肩や背中を打たれるのが気持ち良かったです。湯舟も45度と熱々です。
Google Mapのレビューには、風呂場でタバコを吸っているジジイをなんとかしてくれという低評価すらもある、汚いけれどローカルな雰囲気がたまらない温泉でした。

 

ちなみに台北の気温は、連日36度近くでしたが、あまり暑いとは感じませんでした。湿気もシンガポールと比べるとだいぶ低いと思われ、ちょっと乾燥しているなとすら思いました。私の老化の進んだ肌が変なのかもしれませんが。

 

あと普段東南アジアでばかり旅行しているので、台北市内を歩いていると信号無視して道を渡りたい欲求がすごかったです。日本でもよくなります。渡れるなら渡っちまいたいのが東南アジア人の習慣です。

というわけで台湾万歳!

 

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