シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

サーキット・ブレーカー中に白人がまさかあんな仕事を

今日はサーキット・ブレーカー中に見た白人のことについて書きます。

 

ちなみに私は日本語を教える仕事をしてるんですが、白人という日本語を外国人(日本人じゃない人)にはじめて教えたときの彼らのリアクションは、だいたい同じです。

 

ハ、ハクジン!?

シロイヒトデスカ?

ソレハ「ジンシュサベツ」デハ?

 

私はすぐに「これは差別用語ではありませんから、日本人に大しては堂々と白人という言葉を使ってください」と教えますし、白人の生徒に対しては「日本ではあなたは白人と呼ばれるんですよ」と教えます。

言うのに抵抗がありそうな人もいるので、そういうときは「欧米人」と教えてあげると彼らも少しホッとします。

そしてもちろん、じゃあアフリカの人達は?と聞かれるので「お察しの通りもちろん黒人です」と教えてあげます。閉口してしまう人もいますね。

ああ、私は日本語を教える仕事が本当に楽しい!(笑

 

では本題に。

まず白人ほどサーキット・ブレーカーをエンジョイしているやつはいないっていうくらい、外でエクササイズなどを楽しんでいますね。とくに自転車です。

そしてとくに街の中心部、シンガポール川沿い、マーライオン、マリーナベイサンズあたりに行くと非常にたくさんいます。

 

なので白人のサイクリストを見ても、まるで大阪の西成で道ばたに寝転がってるオヤジの存在のように、まるで気にもとめない私なんですが、ときどきエッて思う白人がいます。

それはフードデリバリーをしてる白人です。

自転車に乗って、あのGrabとかfoodpandaの四角いリュックを背負って自転車に乗ってたんですよ。白人が。

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もしかしたらただのコスプレかもしれないですが・・・。

いやあれはなかなか一生懸命自転車こいでましたから、本物だと思います。

フードデリバリーをしてるのは、たいていマレー系の若者ですけど、白人ははじめて見ました。このサーキット・ブレーカー中に3人見ましたね。

みんな30代前後っぽかったかな。

 

 

そして私のリアクションですが、最初はエッと驚きましたが、よく考えると、ちょっと羨ましいなと思いました。

家にいて映画見たり、食っちゃ寝してると人間が腐ってきますからね。

外で元気に運動するほうが断然いいし、しかもちょっとした小銭(彼らにとっては本当に微々たるものですが)も稼げて、仕事だからモチベーションもあって続けられるし。

なんて事をとりあえず思いました。

 

ただ、食べ物を届けるとき、変な目で見られる事が多いような気がしますが。

 

あのフードデリバリーってどういう契約なんでしょうね。好きな日に、好きな時間だけ働けるのかな。それなら私もすごくやってみたい。ああやっぱりあの白人が羨ましい。

 

ただブラブラ自転車乗ってるより、なんか制約があったほうが面白いですよ。

しかも今は車が少なくて道が広いでしょ。だからこの大都会を縦横無尽に走れて、ああ楽しそう。これは自転車好きならわかってくれると思います。

 

今度あなたがデリバリーを頼んで、変な縄文人みたいな奴が届けに来たら、それは私です。

 

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